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tenshitachi_no_harukoi:s032
;//S032
#savetitle 「ボクの優乃」


;**暗転

;♂MP01
#bgm 0 bgm20


#mes on
#system on


稲取さんには、誤解だって言われたけれど……。


;//SE:静かにドアを開閉
;♀SE045
#se 0 SE045


;**女子寮・夜
#bg bg03c
#wipe fade



#cg 1 tsa03f 400 0
#wipe fade


#voice SATUKI0695
【Satsuki】「………………」
ベッドの上、皐さんがぼんやりと座り込んでいた。
おそるおそる声をかける。


#cg 1 tsa03f 200 0
#cg 2 tyu03f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0831
【Yuuno】「あの……、皐……さん?」
顔を上げないまま、皐さんが溜め息をついた。
#voice SATUKI0696
【Satsuki】「はぁ……バチがあったったのかと思ったよ」
#voice YUUNO_0832
【Yuuno】「皐さん……?」
皐さんの言葉の意味が良くわからない。
ゆっくりと皐さんが顔を上げた。
#voice SATUKI0697
【Satsuki】「稲取くんの気持ちも考慮せずに、氷川くんにさっさと告白するようにせっついたから……」
#voice SATUKI0698
【Satsuki】「告白なんて、その人に合ったスピードというものがあるのに……ボクはそのことに、さっき初めて気がついたんだよ……バカだよね」
#voice SATUKI0699
【Satsuki】「自分の気持ちに向き合うことが、こんなにも怖いことなんだって、初めて知ったんだよ……」
皐さんの言葉に、驚きが先に立ってしまった。


#cg 2 tyu04f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0833
【Yuuno】「え!? 稲取さんが成美さんに告白するんですか……!?」
#voice SATUKI0700
【Satsuki】「知らなかったのかい?」


#cg 2 tyu01f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0834
【Yuuno】「あ、そういえば、稲取さんは成美さんが好きらしいんでしたわよね」
#voice SATUKI0701
【Satsuki】「そうだけど……まずいなぁ、口止めされていたのに、喋ってしまったよ」


#cg 2 tyu03f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0835
【Yuuno】「……そう、でしたの……」
どうやら、稲取さんと皐さんの仲は、本格的にわたしの誤解だったみたい。
……盛大に勘違いをしてしまった挙句に、あんな大騒ぎをしてしまった自分が恥ずかしい。


#cg 1 tsa02f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0702
【Satsuki】「ところで、ボクの桜の精のご機嫌は直ったようだね?」
皐さんがニヤリと笑う。
#voice SATUKI0703
【Satsuki】「ボクをあんなに落ち込ませることができたのは、後にも先にも、両親以外ではキミだけだよ」
#voice YUUNO_0836
【Yuuno】「ご、ごめんなさい……わたし、皐さんと稲取さんが仲が良くて……誤解して……」
皐さんが目を丸くして、わたしを見た。


#cg 1 tsa03f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0704
【Satsuki】「どうしてボクが稲取くんと?」
#voice YUUNO_0837
【Yuuno】「だって……皐さんは稲取さんのことを可愛いって褒めてましたもの……」
皐さんは首を傾げて、思案げな表情をしている。
#voice SATUKI0705
【Satsuki】「そんなこと言ったかな?」
#voice YUUNO_0838
【Yuuno】「言いましたわ! だからわたし、皐さんは稲取さんが好きなのだとばかり……!」
クスッと皐さんが笑う。


#cg 1 tsa02f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0706
【Satsuki】「バカだね。恋する乙女は誰もが可愛くなるものだよ」
#voice SATUKI0707
【Satsuki】「稲取くんのあの憎まれ口だって、よく見ていれば、氷川くんにだけは、いつもより口調が強くなっていることに気づくよ」
#voice SATUKI0708
【Satsuki】「それも、氷川くんの気を引きたいがための不器用なアピールだと思うと、可愛いと思わないかい?」
稲取さんの毒舌を思い返すと、たしかに、言われてみれば、皐さんの言う通りかもしれない。
#voice YUUNO_0839
【Yuuno】(ぶ……不器用すぎるわ……)
#voice SATUKI0709
【Satsuki】「もっとも、恋する乙女の中でも、一番可愛いのは、ボクの優乃だけどね」
そっと、手と手を重ね合う。


#cg 2 tyu05f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0840
【Yuuno】「さ……、皐さん……」
ちゅっと額にキスをされた。


;※EV17
#cg all clear
#bg EV17
#wipe fade



#voice SATUKI0710
【Satsuki】「優乃は恋をしていてもいなくても、何をしていても可愛いんだけどね\001」
#voice YUUNO_0841
【Yuuno】「あぁ……」
皐さんの唇の感触に、わたしの心にぽっかりと空いていた穴が、どんどん塞がってゆく。
塞がって、別の温かな何かで満たされて――溢れてくるような気がする……。
#voice SATUKI0711
【Satsuki】「たとえ、どんな可愛い恋する乙女がボクの目の前に現れても、ボクの桜の精は優乃だけだよ」
#voice YUUNO_0842
【Yuuno】「嬉しい……すごく、嬉しいです……」
わたしを見つめる皐さんの眼差しが優しい。
愛されている……そんな実感を覚える。


;※EV17P1
#bg EV17P1
#wipe fade



#voice YUUNO_0843
【Yuuno】「わたし……、皐さんが好き……大好きです……」
#voice SATUKI0712
【Satsuki】「ボクもだよ。ボクも、キミが好きで……、キミ以外、もう何も見えないよ……」
#voice YUUNO_0844
【Yuuno】「他の人に目移りなんかしませんわよね……?」
#voice SATUKI0713
【Satsuki】「残念ながら、ボクは恋に不慣れだから……、優乃を想うだけで手一杯だよ」
#voice YUUNO_0845
【Yuuno】「嬉しい……わたしも、皐さん、一筋ですわ……」
皐さんに顔を近づけてゆく。
皐さんからも、顔を近づけてくれて……。
#voice YUUNO_0846
【Yuuno】「……ん、ちゅ……っふ……ん…\001…」
#voice SATUKI0714
【Satsuki】「好き……っちゅ、好きだよ……優乃\001」
何度も、くちづけを交わす。
唇が触れ合う度に、『好き』という気持ちが溢れてくる。
溢れて零れる想いに溺れるように、わたしたちは、何度も唇を交わし合った。


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



#bgm 0 stop 1000


;//フラグチェック
;//好感度選択肢3/4以上の獲得で、S032のトゥルールートへ
;//それ以下ならここで途中エンド
#if f1>=3 true_route


#mes on
#system on


途中END


#title


;♂MS


;//END
#label true_route


#wipecancel disabled
#waitcancel disabled
#log off

#bg eyecatch03
#wipe vshutter

#wait 3000

#bg black
#wipe fade

#log on
#waitcancel enabled
#wipecancel enabled


#next2 S033
tenshitachi_no_harukoi/s032.txt · Last modified: 2013/09/27 12:29 by axypb