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tenshitachi_no_harukoi:s026
;//S026 成美の鏡紛失→りんごの部屋に襲撃
#savetitle 「ボクは理知的」


;**学校教室・昼
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;♂MP08
#bgm 0 bgm08


#mes on
#system on


#cg 1 tri03s 400 0
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#voice RINGO_0077
【Ringo】「……はぁ……」
りんごちゃんが溜め息をついている。
時々、萎れることはあるけれど、元気印の彼女のいつもの萎れ方とは違うような気がする。


#cg 1 tyu03s 400 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0595
【Yuuno】「……りんごちゃん、何かありましたの?」


#cg 1 tyu03s 200 0
#cg 2 tna03s 600 0
#wipe fade



#voice NARUMI0151
【Narumi】「訊いても、答えてくれないのよ」


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#voice RINGO_0078
【Ringo】「……ふぅ……」


#cg 1 tyu03s 200 0
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#voice NARUMI0152
【Narumi】「あの子、あれでバレてないつもりなのよね。やんなっちゃう」


#cg 1 tyu01s 200 0
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#voice YUUNO_0596
【Yuuno】「とか何とか言いながら、心配で堪らないんでしょう?」


#cg 2 tna01s 600 0
#wipe fade



#voice NARUMI0153
【Narumi】「友達だもん、当たり前でしょ」
コツンと、成美さんにおでこを小突かれた。
#voice NARUMI0154
【Narumi】「わたしは、あんたがあんな風に溜め息三昧してても、アレコレ世話を焼くわよ?」
りんごちゃんに成美さん。
わたしは友達に恵まれていると思う。
だから、こういう時にこそ、お返しになるかならないかわからないけど、手を差し伸べてあげたい。
いつもの元気なりんごちゃんに戻る手助けをしてあげたい。
#voice YUUNO_0597
【Yuuno】「正攻法で行っても、たぶん、りんごちゃんは『何でもない』って言うでしょうね」
#voice NARUMI0155
【Narumi】「そう、それよ。さっきも、きょとんとして『大丈夫』と『平気だから』しか言わなかったわ」


#cg 1 tyu03s 200 0
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#voice YUUNO_0598
【Yuuno】「……もしかしたら、りんごちゃんのことですから、自分でも悩んでいるってわからないのかもしれませんわね」


#cg 2 tna02s 600 0
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#voice NARUMI0156
【Narumi】「ははっ、いくら激ニブりんごとはいえ、それくらいはわかるでしょ」


#cg 1 tyu01s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0599
【Yuuno】「まだ『悩み』の形になっていない『悩み』なら、そういうこともあると思います」
#voice YUUNO_0600
【Yuuno】「モヤモヤとした、堂々巡りの思考に陥って……具体的な悩みがあるわけではないけれど、でも、ついつい溜め息をついてしまう状況はありませんか?」


#cg 2 tna01s 600 0
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#voice NARUMI0157
【Narumi】「なるほど……たしかに、そうかもしれないわね……」
チラッとりんごちゃんを見ると、前の授業の教科書を出したまま、机に頬杖をついて、ぼんやりしている。
りんごちゃんの姿が、今のわたしの姿、かもしれない。
#voice YUUNO_0601
【Yuuno】(もしりんごちゃんがいつものりんごちゃんだったら……)
#voice YUUNO_0602
【Yuuno】(わたしも今頃はあんな風に、ぼんやりして、溜め息をついて、成美さんやりんごちゃんに心配をかけていたかも)
――頭を占めているのは、皐さんの手慣れた触れ方。
今まで経験したことがないほどに気持ち良かったし、皐さんに触れられて幸せな気分になったけれど。
皐さんの過去に、どんな方が隣に立っていたのか、気にならないと言えば嘘になる。
過去は過去。
皐さんは好きだって言ってくれたけれど、もしも飽きられてしまったら……という不安が拭えない。
#voice NARUMI0158
【Narumi】「って、優乃、聞いてる?」
はっ!!


#cg 1 tyu03s 200 0
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#voice YUUNO_0603
【Yuuno】「……ごめんなさい、少し考え事をしていましたわ」


#cg 2 tna08s 600 0
#wipe fade



#voice NARUMI0159
【Narumi】「もー、しっかりしてよね」
#voice YUUNO_0604
【Yuuno】「ご、ごめんなさい」


#cg 1 tyu01s 200 0
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#voice YUUNO_0605
【Yuuno】「差し支えなければ、何の話をしていたのか、もう一度、話していただけませんか?」


#cg 2 tna01s 600 0
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#voice NARUMI0160
【Narumi】「どうせりんごの悩みなんて、高尾さん絡みなんだから、わかりやすくていいわよね、って言ったのよ」
#voice YUUNO_0606
【Yuuno】「あら、そんな言い方をしては、りんごちゃんが可哀想ですわ」


#cg 2 tna02s 600 0
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#voice NARUMI0161
【Narumi】「優乃の悩みが石神さん絡みなのと同じものよね」
ギクッ!


#cg 2 tna01s 600 0
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#voice NARUMI0162
【Narumi】「後で話を聞いてあげるから、先にりんごの件を片づけましょ」
さすが成美さん……良く見ている……。
#voice YUUNO_0607
【Yuuno】「え、ええ、そうですわね」


;**暗転
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#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
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;**千秋の部屋・昼
#bg bg01a2
#wipe fade



#mes on
#system on


りんごちゃんの淹れてくれたアップルティーを三人で囲んで、まずは話を切り出した。
わたしが悩んでいる風を装って、それを呼び水に、りんごちゃんの悩みを聞きだすという作戦だけれど……。


#cg 1 tyu03f 400 0
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#voice YUUNO_0608
【Yuuno】「……その……皐さんのこと……なんですけれど……」


#cg 1 tri03f 200 0
#cg 2 tyu03f 600 0
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#voice RINGO_0079
【Ringo】「石神さん?」
ああ、りんごちゃんの純真な目が胸に痛くて……ごめんなさいという気分になってしまう。
#voice YUUNO_0609
【Yuuno】「あの……わ、わたしと皐さん……りんごちゃんには、どのように見えます?」


#cg 1 tri01f 200 0
#wipe fade



#voice RINGO_0080
【Ringo】「うん、すごく仲良し」


#cg 2 tyu05f 600 0
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#voice YUUNO_0610
【Yuuno】「………………」
あっさり言われて、嬉しくもあり、恥ずかしくもあり……。


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#voice RINGO_0081
【Ringo】「……あたしの勘が悪いだけかな、優乃ちゃんの質問の意図が良くわかんない」


#cg 2 tyu01f 600 0
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#voice YUUNO_0611
【Yuuno】「りんごちゃん……」


#cg 1 tri01f 200 0
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#voice RINGO_0082
【Ringo】「でも……優乃ちゃんの力になってあげたいって思う気持ちは本当よ?」
#voice RINGO_0083
【Ringo】「だから、遠慮なく、ストレートに言ってほしいの」


#cg 1 tri01f 150 0
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#voice NARUMI0163
【Narumi】「りんごは察しが悪いからねぇ」
まるで他人事のように、成美さんが笑っている。
ちらりと目線を送ると、わたしの眼差しから言いたいことは伝わったみたい。
成美さんのこの察しの良さは、とても気持ちがいい。


#cg 3 tna01f 650 0
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#voice NARUMI0164
【Narumi】「でも、わたしもりんごの言いたいことに賛成よ。優乃もりんごも、わたしの親友」
#voice NARUMI0165
【Narumi】「ふたりとも、わたしが医大に落ちたって知った時、馬鹿にせずにいてくれたでしょう?」
#voice NARUMI0166
【Narumi】「看護学校なんて、ってずっと言ってたくせに、嫌な顔をせずに、受け入れてくれたよね」
#voice NARUMI0167
【Narumi】「その上で、たとえ一年間でも一緒にいられるのが嬉しい、って言ってくれたじゃない」
#voice NARUMI0168
【Narumi】「優乃もりんごも大好きよ。恋人ができても、わたしたちの友情は変わらないわ」
りんごちゃんの表情が少し変わった。
#voice YUUNO_0612
【Yuuno】「そうですわね、わたしの言い方では、遠回しすぎでしたわね」
皐さんのことを考えると、胸が熱くなる、頬が熱くなる。
ちょっとだけ照れ臭くなって、紅茶のカップに唇をつけた。


#cg 2 tyu02f 400 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0613
【Yuuno】「ふぅ……本当に美味しい……」
大きく溜め息をついて、ココロにある正直な言葉を舌に乗せた。


#cg 2 tyu01f 400 0
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#voice YUUNO_0614
【Yuuno】「……わたし……皐さんのことが好きですの」
#voice RINGO_0084
【Ringo】「うん、知ってるよ」


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#voice NARUMI0169
【Narumi】「ええっ!?」


#cg 1 tri09f 150 0
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#voice RINGO_0085
【Ringo】「……そこで何で成美ちゃんが驚くの?」
不満そうに、りんごちゃんが唇を尖らせている。


#cg 3 tna03f 650 0
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#voice NARUMI0170
【Narumi】「え、だって……りんごだし……気づいてないかと思って……」


#cg 1 tri07f 150 0
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#voice RINGO_0086
【Ringo】「知らないわけないでしょ!」
#voice RINGO_0087
【Ringo】「優乃ちゃん、入学式の日から、ずっと石神さんに懐いてたじゃん!」


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#voice NARUMI0171
【Narumi】「………………」
#voice YUUNO_0615
【Yuuno】「………………」
何だ……。
知っていたのね、りんごちゃん。
わたし、そんなにわかりやすい態度を取っていたのかしらと思い返してみても、あまり思い出せない。
思っていた以上に、この恋に溺れていたようだ。


#cg 2 tyu02f 400 0
#cg 3 tna01f 650 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0616
【Yuuno】「りんごちゃんったら…… ふふっ」
クスクスと、笑いが込み上げてくる。
#voice YUUNO_0617
【Yuuno】「皐さんのことは、最初は素敵だなぁ、格好のいい生き方をされている人だなぁって憧れるだけの気持ちでしたわ」


#cg 1 tri08f 150 0
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#voice YUUNO_0618
【Yuuno】「でも、相部屋になって、一緒に寝起きをしてみて、皐さんの素顔……ダメなところを包み隠さずに見せてくれるところが素敵だなぁって思い始めたんです」
#voice YUUNO_0619
【Yuuno】「そうすると、素敵な部分がもっと素敵に見えるようになって……ダメな部分でさえ愛おしくなってきて……」
神妙な顔でりんごちゃんが私の話を聞いてくれている。


#cg 2 tyu01f 400 0
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#voice YUUNO_0620
【Yuuno】「最近は、夜……特にベッドに入った時に、皐さんの寝息が気になってしまって……こんなこと、ありませんか?」
#voice RINGO_0088
【Ringo】「………………」
#voice YUUNO_0621
【Yuuno】「りんごちゃんも、高尾さんと同じ部屋で寝起きしているのですから、高尾さんの気配が気になってしまうことはありませんか?」


#cg 1 tri05f 150 0
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りんごちゃんが真っ赤になった。
図星らしい。


#cg 1 tri03f 150 0
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#voice RINGO_0089
【Ringo】「で、でも……千秋ちゃんとは、生活サイクルが違うし……夜勤とか……」
#voice YUUNO_0622
【Yuuno】「不在なのに、高尾さんの気配を感じて、胸が絞られるように痛くなるということは?」
#voice YUUNO_0623
【Yuuno】「今はこの部屋にいないはずなのに、まるでそこにいるかのように感じることは?」
きゅっとりんごちゃんが唇を噛んだ。
目が潤んで……頬が上気している。


#cg 1 tri06f 150 0
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#voice RINGO_0090
【Ringo】「……あるよ……」
泣きそうな声。
#voice RINGO_0091
【Ringo】「離れているはずなのに、ここにいないはずなのに、……すごく身近に感じること、ある」
成美さんが、そっとりんごちゃんの肩を抱いた。


#cg 2 tyu02f 400 0
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#voice YUUNO_0624
【Yuuno】「……りんごちゃんも、素敵な恋をしているのですね……」


;**暗転
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;**女子寮 ロビー・夜
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#mes on
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#voice NARUMI0172
【Narumi】「じゃ、わたしは自販機で買い物してから部屋に帰るわね」
#voice YUUNO_0625
【Yuuno】「ええ、また……明日」


#cg 2 clear
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りんごちゃんの件が解決しそうだと予想できる反応を得て、わたしたちの帰り道の足取りは軽くなる。
その道すがら、成美さんにイロイロと話を聞いてもらった。
本当に皐さんが好きなのねとからかわれてしまったけれど……今は、ちょっとだけ心が楽になったような気がする。


;**暗転
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;//SE:ノック
;//SE:ドアの開閉

;♀SE037
#se 0 SE037


;**女子寮・夜
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#mes on
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#cg 1 tyu01f 400 0
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#voice YUUNO_0626
【Yuuno】「ただいま戻りました」


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#voice SATUKI0531
【Satsuki】「……おかえり」
あら?
皐さん、何だか機嫌が悪そう……?
#voice YUUNO_0627
【Yuuno】「皐さん、もうお食事はお済みですか?」
#voice SATUKI0532
【Satsuki】「……パン食べた」
………………。
やっぱり、気のせいじゃない。
皐さん、機嫌が悪い。


#cg 2 tyu03f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0628
【Yuuno】「あ、あの……どうかなさいました?」
#voice SATUKI0533
【Satsuki】「何が?」
#voice YUUNO_0629
【Yuuno】「だって……とっても素っ気ない感じですし……」


#cg 1 tsa10f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0534
【Satsuki】「当たり前だよ、ボクは怒っているんだから」
#voice YUUNO_0630
【Yuuno】「え……?」
皐さんが怒っている、その心当たりがない。
#voice YUUNO_0631
【Yuuno】「わたしに対して……ですか?」
困惑して訊ねる。


#cg 1 tsa09f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0535
【Satsuki】「他の誰かに対してなら、ボクはこんな態度をキミに取ったりはしない」
#voice SATUKI0536
【Satsuki】「こう見えても、ボクは理知的なんだ。大事な優乃に八つ当たりなんかしないよ」
……理知的。
自分で言っちゃうんですね……というツッコミはさておき。
『大事な優乃』という一言に、どうしても顔が緩んでしまう。
#voice SATUKI0537
【Satsuki】「ボクは怒っているんだよ?」
#voice SATUKI0538
【Satsuki】「なのに、キミはどうしてそんな嬉しそうな顔をしているのかな」
#voice SATUKI0539
【Satsuki】「キミは……イジワルだ」
あ……、この顔、可愛い\001
でも、ここでまたあからさまにニヤニヤしたら、皐さんの機嫌を更に損ねてしまう。
だから、神妙な表情で、皐さんの顔を覗き込んだ。
#voice YUUNO_0632
【Yuuno】「ごめんなさい、皐さん……わたし、何故、そんなに皐さんが怒っているのかがわからないのです」
#voice SATUKI0540
【Satsuki】「………………」


#cg 1 tsa10f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0541
【Satsuki】「……ボクを置いて行った」
#voice YUUNO_0633
【Yuuno】「はい?」
#voice SATUKI0542
【Satsuki】「いつもキミは氷川くんやりんごちゃんばかり。ボクは蚊帳の外だ」
#voice YUUNO_0634
【Yuuno】「………………」
もしかして、皐さんって……。


#cg 1 tsa08f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0543
【Satsuki】「ボクだってりんごちゃんのことが心配なのは同じなのに」
#voice SATUKI0544
【Satsuki】「そりゃあ、付き合いの長さはキミたちには遠く及ばないけど……せっかく友達になれたのに、無視されるのは嫌だ」
#voice YUUNO_0635
【Yuuno】「ご、ごめんなさい、皐さん! 無視したつもりはありませんのよ!?」
慌てて謝る。
皐さんは本格的に拗ねてしまったようだ、ぶすっとムクレてしまっている。
#voice SATUKI0545
【Satsuki】「……どうせキミにとって、ボクなんてその程度の存在でしかないんだね」
#voice YUUNO_0636
【Yuuno】「ですから、そんなこと思っていませんわ!」


#cg 1 tsa09f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0546
【Satsuki】「……友達なのに、心配もさせてもらえないのは、切ないね、ふぅ……」
#voice YUUNO_0637
【Yuuno】「ごめんなさい、すみません。皐さんが、そんなに友情を感じてくださっていたとは思わなくて……!」
必死で弁解する。
チラッと、皐さんがわたしを見た。
#voice SATUKI0547
【Satsuki】「……本当に申し訳ないと思っているのかい?」
#voice YUUNO_0638
【Yuuno】「ええ、本当に申し訳なく思っていますわ!!」
#voice SATUKI0548
【Satsuki】「……ふ~ん……」
な、何だろう、この意味深な視線と表情は。
#voice SATUKI0549
【Satsuki】「じゃあ、証明してもらおうかな」
えええ!?
#voice YUUNO_0639
【Yuuno】「しょ、証明……って?」
#voice SATUKI0550
【Satsuki】「簡単なことさ。キミの誠意を見せてくれないか」
#voice YUUNO_0640
【Yuuno】「え……?」


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



#mes on
#system on


そして……その翌日。


;**学校屋上・昼
#bg bg12a
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#cg 1 tyu03s 400 0
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#voice YUUNO_0641
【Yuuno】「こ……こんなところで、一体、何を……」


#cg 1 tsa01s 200 0
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#voice SATUKI0551
【Satsuki】「じゃ、後ろを向いて、お尻を突き出して?」
#voice YUUNO_0642
【Yuuno】「………………」
ちょっと躊躇う。
屋上で……皐さんにお尻を突き出すような格好をするなんて……恥ずかしい……。
#voice SATUKI0552
【Satsuki】「おや、聞こえなかったのかな?」
#voice SATUKI0553
【Satsuki】「ボクはキミたちに仲間外れにされて、とても傷心なんだよ」
#voice SATUKI0554
【Satsuki】「そんなボクを、優乃の可愛さで慰めてほしいなぁ」
#voice YUUNO_0643
【Yuuno】「………………」


#cg 1 tsa03s 200 0
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#voice SATUKI0555
【Satsuki】「それとも……嫌?」


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#voice YUUNO_0644
【Yuuno】「い、嫌じゃありませんわ! ええ、全然、ちっとも!!」


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



皐さんがにっこりと笑う。


#cg 2 tyu01s 600 0
#wipe fade



その笑顔に見とれそうになりながら、さっさと後ろを向いて、お尻を皐さんに向けて突き出した。
#voice YUUNO_0645
【Yuuno】「さぁ、皐さん、これで如何でしょう?」


#cg 1 tsa03s 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0556
【Satsuki】「もう少し恥じらって欲しかった気もするけど、まぁいいや」
今、皐さんが何かボソボソと言ったような……。


#cg 2 tyu03s 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0646
【Yuuno】「あの、何か?」


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0557
【Satsuki】「いや、何でもないよ、キミが素直で感動しているところだよ」


#cg 1 clear
#wipe fade


背後で皐さんが屈んだ気配がした。


#cg 2 tyu05s 600 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0647
【Yuuno】「ひゃ……ぁん……!」
突然、何の予告もなしに、足の間の敏感な部分を刺激されて、身体が反り返ってしまった。
#voice SATUKI0558
【Satsuki】「ほら、ダメだよ、優乃。それじゃあ舐められないよ」
#voice YUUNO_0648
【Yuuno】「あ……、そんな、こんな場所で、そんなとこ……ろ、っはぅ、んっ」


;♂MS
#bgm 0 stop 1000


#label hscene


;※EV13
#cg all clear
#bg EV13
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;♂MP20
#bgm 0 bgm09


#if m==1
#mes on
#system on
#endif


ぺろりと、また、生温かい濡れたものが、わたしのそこを舐めた。
#voice SATUKI0559
【Satsuki】「こんな場所だから、ぺろっ♪ いいんじゃないか」
#voice YUUNO_0649
【Yuuno】「あっ、……ん、はぁ……っ」
#voice SATUKI0560
【Satsuki】「おや? 優乃の花園、だんだん潤んできたよ?」
#voice SATUKI0561
【Satsuki】「ちゅるっきっとキミの澄んだ瞳も、今頃は涙で潤んでいるんだろうね」
#voice YUUNO_0650
【Yuuno】「あぁ……、お願い、しゃべらな……んはぁ……」
#voice SATUKI0562
【Satsuki】「感じてきたね。 ちゅるっキミの声で、ボクの耳まで……んっ、ちゅるっ♪ 甘く蕩けてしまいそうだよ」
#voice YUUNO_0651
【Yuuno】「あ、あ……ぁ、さつ……き、さん……ぅ」
#voice SATUKI0563
【Satsuki】「いいね、優乃。ちゅるっ もっと感じて」
#voice SATUKI0564
【Satsuki】「ボクのことが ちゅるっ 片時も忘れられなくなるくらい、ちゅるっ ボクを感じて」
#voice YUUNO_0652
【Yuuno】「わ、わたしは……皐さんを……忘れたことなど……っ」
#voice SATUKI0565
【Satsuki】「友情と愛情は別物だよね。ちゅっ\001 わかっているよ、そんなこと、ちゅっ\001」


;※EV13P1
#bg EV13P1
#wipe fade



#voice YUUNO_0653
【Yuuno】「あはぁん、ぁ……やぁん\001」
#voice SATUKI0566
【Satsuki】「わかっていてもね、ちゅっ\001 ボクは嫉妬してしまうんだよ」
#voice SATUKI0567
【Satsuki】「可愛い優乃が ちゅるっボクを最優先しないことが……ちゅっ\001 こんなにも悔しく思ってしまうんだよ」
#voice YUUNO_0654
【Yuuno】「あっ、わ、たしは……、皐さんを……っ」
#voice SATUKI0568
【Satsuki】「ああ……、ちゅっ\001 どんどん溢れてくるよ、優乃……ちゅっ\001」
#voice SATUKI0569
【Satsuki】「キミのココは素直で可愛いね ちゅるっ、こうして味わっているだけで、ちゅっ ボクまで濡れてきてしまう……」
#voice YUUNO_0655
【Yuuno】「んっふ……、皐さんも……感じているんですの……?」
#voice SATUKI0570
【Satsuki】「もちろん ちゅるっ。可愛い優乃のこんな姿を前にして、感じないわけがないよ」
ふふっと、皐さんが笑った。
吐息が、わたしの濡れそぼったソコに触れる。
#voice YUUNO_0656
【Yuuno】「あ、あっ……、わたし、も……皐さんに……触れたい……」
身体を起こして、そっと手を伸ばした。
#voice SATUKI0571
【Satsuki】「優乃?」
向かい合って、皐さんの腰に触れる。
#voice SATUKI0572
【Satsuki】「優乃……何をして……?」
#voice YUUNO_0657
【Yuuno】「わたしばかりじゃ……嫌です……」
恥ずかしい。
けれど、それ以上に……!
#voice YUUNO_0658
【Yuuno】「わたしだって、皐さんと一緒に気持ち良くなりたいんです……!」
腰からお尻へ滑らせた手のひらを、そのまま、前へと。
皐さんは嫌がっていない。
ただ、驚いた顔でわたしを見ている。
#voice YUUNO_0659
【Yuuno】「皐さん……」
そっと、下着の下に隠された花園へと指を進める。
くちゅり、と、濡れた感触がした。
#voice YUUNO_0660
【Yuuno】「すごい……濡れてる……」
#voice SATUKI0573
【Satsuki】「当たり前だよ、ボクは朴念仁じゃないからね」
#voice SATUKI0574
【Satsuki】「キミの可愛い姿を見て、味わって、濡れないわけがないよ」
#voice YUUNO_0661
【Yuuno】「皐さん……」
嬉しい……嬉しい……!
そっと顔を近づけると、皐さんも顔を近づけてくれた。


;※EV14
#bg EV14
#wipe fade



ちゅっ、とキスをする。
皐さんのイタズラな指が、わたしの花園をそっとかき混ぜた。
#voice YUUNO_0662
【Yuuno】「あっん、皐さんったら……ズルいですわ……ちゅ\001」
#voice SATUKI0575
【Satsuki】「……ふふ、何がズルいんだい?」
イジワルな皐さん。
#voice YUUNO_0663
【Yuuno】(えいっ、こうですわ!)
二本の指で、皐さんのソコで自己主張を始めていた、雌蕊を摘んでみた。
#voice SATUKI0576
【Satsuki】「ひゃっ!」
可愛い声。
#voice SATUKI0577
【Satsuki】「やってくれたね、……いけない子にはお仕置きをしないとねちゅ\001」
#voice YUUNO_0664
【Yuuno】「わたしだって、ただされるがままではいられませんわ……っはぁん」
くちゅくちゅと、皐さんの指が、わたしの潤んだ花園で遊ぶ。
わたしも、自分の指に蜜を絡めるようにして、皐さんの花園を愛撫する。
#voice YUUNO_0665
【Yuuno】「わたしだって……皐さんに触れたいし、ん……、気持ちよくなってもらいたいんです」
#voice SATUKI0578
【Satsuki】「ん……\001、っふ、まさか……優乃に触ってもらえるなんてね……」
#voice YUUNO_0666
【Yuuno】「わたしだって……やる時はやりますわ……はぁ……っ\001」
#voice YUUNO_0667
【Yuuno】「皐、さん……、わたしの、指……気持ちいい……ですか?」
#voice SATUKI0579
【Satsuki】「うん……、いい……いいよ、優乃。キミは?」
#voice YUUNO_0668
【Yuuno】「わたしも……気持ちいい……っん\001」
ゆっくりを顔を上げると、皐さんの微笑みがある。
いつも素敵だけど……頬が上気して、目が潤んで、いつもよりもずっと素敵な微笑み。
#voice YUUNO_0669
【Yuuno】「あっ……んぁ……、皐さん……っ!」
#voice SATUKI0580
【Satsuki】「ああ、優乃……、キミのこの姿を見せびらかしたいと同時に、誰も知らないボクだけの秘密の場所にしまっておきたいよ……!」
#voice YUUNO_0670
【Yuuno】「皐さん……皐さん……っ!」
お互いの指の動きが激しくなる。
#voice SATUKI0581
【Satsuki】「んっ、優乃……っ!」


;※EV14P1
#bg EV14P1
#wipe fade



#voice YUUNO_0671
【Yuuno】「皐さん………………っ!!」
#voice SATUKI0582
【Satsuki】「………………ァッ!!」

;//フラッシュ
#bg white
#wipe fade



;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



#endscene
#setscene 3


;**屋上・昼
#bg bg12a
#wipe fade



#mes on
#system on


#cg 1 tyu05s 400 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0672
【Yuuno】「………………」
着衣を整えて、チラッと皐さんを見る。


#cg 1 tsa02s 200 0
#cg 2 tyu05s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0583
【Satsuki】「ふふ……素敵だったよ、優乃 ちゅっ\001」
こめかみにキスをされた。


#cg 2 tyu03s 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0673
【Yuuno】「あ……、その、わたし、無我夢中で……」
#voice YUUNO_0674
【Yuuno】「き、気持ち良くなれなかったら……ごめんなさい」
#voice SATUKI0584
【Satsuki】「ううん、すごく気持ち良かったよ」
#voice SATUKI0585
【Satsuki】「優乃の指がボクのしとどに濡れそぼった花園の中、充血した雌蕊を……」


#cg 2 tyu07s 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0675
【Yuuno】「口に出さなくてもいいですからっ!!」
#voice SATUKI0586
【Satsuki】「ふふっ、キミのその奥ゆかしいところは、とても魅力的だね」
#voice SATUKI0587
【Satsuki】「ああ、ボクはキミに溺れてしまいそうだよ……」
ぎゅっと抱きしめられた。


#cg 2 tyu05s 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0676
【Yuuno】「ええ、溺れてください……わたしが皐さんに溺れているのと同じくらい……」
わたしも、皐さんの背中に腕を回す。
――こんな誰が来るかわからない屋上で、抱きしめ合うわたしたち。
もし、誰かに見咎められても、別に構いはしない。
皐さんがこうして一緒にいてくれるのなら、それだけで、もう十分だもの。


;**暗転
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#mes clear
#system off
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#cg all clear
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;♂MS
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#wipecancel disabled
#waitcancel disabled
#log off

#bg eyecatch02
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#log on
#waitcancel enabled
#wipecancel enabled


;//END
#next2 S027
tenshitachi_no_harukoi/s026.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)