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tenshitachi_no_harukoi:s021
;//S021
#savetitle 「魅力の虜」


;**女子寮食堂・夜
#bg bg06c
#wipe fade



;♂MP17
#bgm 0 bgm17


#mes on
#system on


夜になっても、皐さまが部屋に帰ってこない。
心配になって、寮内を探し回った挙げ句、成美さんと出会った。


#cg 1 tna01f 400 0
#wipe fade


#voice NARUMI0129
【Narumi】「そう心配しなくてもいいんじゃないかな」
#voice NARUMI0130
【Narumi】「ウチのルームメイトもまだ外から戻ってきてないし、まだそんな心配する時間じゃないと思うよ」


#cg 1 tyu03f 200 0
#cg 2 tna01f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0457
【Yuuno】「でも……わたし、皐さまに不愉快なことを言ってしまいましたし……」
#voice NARUMI0131
【Narumi】「優乃が何か言ったところで、あの『皐さま』がそう気にするとは思えないんだけど」
#voice YUUNO_0458
【Yuuno】「でも、わたし、皐さまにフラレてしまいましたし……」


#cg 2 tna04f 600 0
#wipe fade



#voice NARUMI0132
【Narumi】「は!?」
異様に驚いた表情の成美さんに、皐さまに『恋なんて気の迷い』と一刀両断されたことを伝えた。


#cg 2 tna03f 600 0
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#voice NARUMI0133
【Narumi】「……石神さんの言うことも一理あるとは思うけどさ……うーん」
何だか考え込んでいる。


#cg 2 tna01f 600 0
#wipe fade



#voice NARUMI0134
【Narumi】「でも、本当に優乃を振ったとしても、その割に、わたしに対して警戒してるのよねー、彼女」
#voice YUUNO_0459
【Yuuno】「そう……なんですか?」


#cg 2 tna08f 600 0
#wipe fade



#voice NARUMI0135
【Narumi】「そうとしか思えない行動をしてるわよ。超メーワク」
ふん、と鼻息を荒くして、成美さんが言い切った。
わたしとしては、謝るほかにない。
#voice YUUNO_0460
【Yuuno】「ご、ごめんなさい……」
#voice NARUMI0136
【Narumi】「優乃が迷惑なんじゃないの、石神さんの態度が迷惑なの」
ふぅ、と溜め息をついてから、時間をみた成美さんの視線につられて、わたしも時計を見る。
二十時前。


#cg 2 tna01f 600 0
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#voice NARUMI0137
【Narumi】「そろそろ戻ってきてるかもしんないから、部屋に戻ってみれば?」


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
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;**女子寮・夜
#bg bg03c
#wipe fade



#mes on
#system on


自分の部屋に戻っても、皐さまが帰ってきた形跡はない。
わたしにできることは、ただ待つだけ。


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
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;//SE:ドアの開閉
;♀SE033
#se 0 SE033


;**女子寮・夜
#bg bg03c
#wipe fade



#mes on
#system on


#cg 1 tyu04f 400 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0461
【Yuuno】「さ、皐さま!?」


#cg 1 tsa03f 200 0
#cg 2 tyu04f 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0370
【Satsuki】「ゆ……優乃……」
慌ててドアの近くに駆け寄る。


#cg 2 tyu03f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0462
【Yuuno】「どうかなさったのですか、門限ギリギリの時刻まで帰らなくて、わたし、心配してしまいました!」
#voice SATUKI0371
【Satsuki】「………………」
ドアのそばに立ち尽くしたまま動こうとしない皐さまの手を取って、部屋の中に導き入れる
#voice YUUNO_0463
【Yuuno】「どうしたのですか? お夕食は召し上がりまして?」
皐さまは答えず、小さく首を横に振る。
#voice YUUNO_0464
【Yuuno】「では、お腹が減ってますわね。後でトースターを……」


#cg 1 tsa08f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0372
【Satsuki】「キミはどうしてそんな風にボクの世話を焼いてくれるんだい?」
まっすぐな皐さまの目。
射抜くようなそれに、目を逸らすことができない。
否、目を逸らしたくない。


#cg 2 tyu08f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0465
【Yuuno】「皐さまが好きだから、ですわ」
そう、たとえ『気の迷い』と言われても。
#voice YUUNO_0466
【Yuuno】「好きだから、心配もするし、世話も焼きます」
#voice SATUKI0373
【Satsuki】「……ボクなんか心配しなくてもいいのに」
ぶっきらぼうに言う皐さま。
機嫌が悪いだけかもしれない。


#cg 2 tyu03f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0467
【Yuuno】「でも、門限までに帰ってこなければ、ペナルティを課せられますし……それに、お風呂の時間だって……」
#voice SATUKI0374
【Satsuki】「キミはお風呂に入ったのかい?」
#voice YUUNO_0468
【Yuuno】「いえ……皐さまと一緒するという約束でしたから……」
#voice SATUKI0375
【Satsuki】「バカじゃないのか、キミは」
思わずビクッとした。
まさか、バカと言われるなんて、思っていなかった。
皐さまが深い溜め息をつく。


#cg 1 tsa03f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0376
【Satsuki】「はぁ~……すまない」
#voice YUUNO_0469
【Yuuno】「あ、……いいえ」
#voice SATUKI0377
【Satsuki】「キミに暴言を吐くなんて、今日のボクはおかしいんだ……」
#voice YUUNO_0470
【Yuuno】「皐さま?」
#voice SATUKI0378
【Satsuki】「キミの気持ちを保留にしたボクが言うことじゃないけど、キミが高尾さんと教室で親しく話していたのを見て、やはりボクなんかに想いを寄せたのは、キミの気の迷いだと思ったんだよ」
#voice SATUKI0379
【Satsuki】「で、病院に……消化器内科病棟に行って、高尾さんを捕まえて、キミのことをどう思っているのか訊いてしまったんだ」
は?
高尾さんに、何を訊いた……って?
#voice SATUKI0380
【Satsuki】「ごめん、キミに何の断りもなく……差し出た真似をしてしまった」
#voice SATUKI0381
【Satsuki】「高尾さんは確かに魅力的な女性だと思う」
#voice SATUKI0382
【Satsuki】「包容力もあるし、理論的だし、胸もお尻も大きくて、ウエストはくびれていて、どこからどう見ても、ボクなんかよりもキミにお似合いの大人の女性だよ」
は…………?


#cg 1 tsa08f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0383
【Satsuki】「けれど、彼女はりんごちゃんが好きだと言っていたんだ……!」
#voice SATUKI0384
【Satsuki】「それも、他人の入る余地がないくらい、きっぱりと、言っていたんだよ!」
#voice YUUNO_0471
【Yuuno】「………………」
どうしよう、こういう時、何て言えばいいのかしら?


#cg 1 tsa03f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0385
【Satsuki】「……すまない……」
#voice SATUKI0386
【Satsuki】「ボクはキミに幸せになって欲しかっただけで、キミの恋路を邪魔するつもりはなかった」
うーん……?
#voice SATUKI0387
【Satsuki】「ボクはキミに無駄に傷ついて欲しくなかっただけなんだ」
どうやら皐さまは盛大な誤解をしているようだ……。
#voice SATUKI0388
【Satsuki】「……たとえ恋というものが気の迷いだとしても、適わない恋にうつつを抜かすほど無駄なことはないと思うんだよ」
俯いて苦悩している皐さまは、それはそれは美しかったのだけれど。
わたしのために苦悩しているとわかると、その美しさに、嬉しさがプラスされるのだけれど。
……でも、いつまでもこのままでいて良いわけがない。
#voice YUUNO_0472
【Yuuno】「あの……、高尾さんはりんごちゃんが昔から思い焦がれてた相手ですけど……」
バッと皐さまが顔を上げた。


#cg 1 tsa04f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0389
【Satsuki】「何だって!?」
喜んでくれるのかと思いきや……。


#cg 1 tsa06f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0390
【Satsuki】「キミは……ああ、なんと言うことだろう!」
#voice SATUKI0391
【Satsuki】「キミみたいな聡明な子が親友の好きな人を好きになってしまうだなんて、なんという悲恋! なんという運命の悪戯だろう!」
はい?
もしかして、更にこじれてしまった……?


#cg 1 tsa03f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0392
【Satsuki】「ああ、さぞや辛かっただろう、可哀想な優乃……ボクは慰める言葉を持たないよ」
#voice SATUKI0393
【Satsuki】「キミは好きな人に好きだという機会を断たれて、ボクを代理に……ああ、優乃!!」
ああ、ここできっちりと誤解を解いておかないと、後が大変なことになりそう……。
#voice YUUNO_0473
【Yuuno】「いえ、ですから、わたしにとって高尾さんはりんごちゃんの保護者という認識しかありませんわ」


#cg 1 tsa04f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0394
【Satsuki】「な、何だって?」


#cg 2 tyu08f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0474
【Yuuno】「一度、断られて、我ながら未練がましいとは思うのですけれど……わたしの気持ちは、あの時から変わっておりませんわ」
#voice YUUNO_0475
【Yuuno】「一度や二度、断られたところで、思いは変わりませんわ」
皐さまは、きょとんとした顔をした。


#cg 1 tsa03f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0395
【Satsuki】「……あの時。どの時だろう?」
………………。
うーん……、皐さまらしいといえば、皐さまらしい……のかしら。
そっと皐さまの手を握る。


#cg 2 tyu01f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0476
【Yuuno】「皐さまと相部屋になって、皐さまに触れて……わたしは皐さまの魅力の虜です」
ゴクリと皐さまが息を呑んだ。
#voice SATUKI0396
【Satsuki】「ごくり 何だって……それじゃあ、キミは……」
#voice YUUNO_0477
【Yuuno】「ええ、何度も申しますが、一度は断られておきながらも、わたしは皐さまが、す……」


#cg 1 tsa02f 200 0
#wipe fade



全て言い終わる前に、人差し指で唇からこぼれようとする言葉を遮られた。
にっこりと、皐さまが微笑んでいる。
#voice SATUKI0397
【Satsuki】「その続きは、ボクに言わせてくれないかな」
#voice YUUNO_0478
【Yuuno】「………………」
凛々しくて、なのに女神さまのように、綺麗な微笑みに目が離せなくなる。
#voice SATUKI0398
【Satsuki】「……ボクは……石神皐は、片倉優乃くんが好きだ。……たとえ今だけでも」


#cg 2 tyu03f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0479
【Yuuno】「………………」
最後に付け加えられた言葉に、素直に喜べない。


#cg 1 tsa01f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0399
【Satsuki】「どうしたんだい? 喜んでくれないのかい?」
#voice YUUNO_0480
【Yuuno】「……喜びたいところですのに、最後に付け加えられた言葉が余計ですわ」


#cg 1 tsa03f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0400
【Satsuki】「す、すまない! まだ自分の気持ちを整理しきれていなくて……」
途端に慌てる皐さまが可愛い。


#cg 1 tsa01f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0401
【Satsuki】「こういうのは初めてで、多目に見てくれると嬉しいな」
……これって、皐さまもわたしが好きだと告白してくれた……のよね。
そう思うと、じわじわと喜びが沸き上がってくる。


#cg 2 tyu02f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0481
【Yuuno】「もう、仕方がありませんわね…… くすっ」
小さく笑うと、皐さまも優しく微笑み返してくれた。
ああ、こんな些細なことが、こんなにも嬉しいだなんて……!


#cg 1 tsa02f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0402
【Satsuki】「じゃ、そういうわけで、雨振って地固まったところで、お風呂に行こうか」
にこやかに言われて、ハッと時計を見た。
;二十三時半、少し前。
ギリギリで入れないこともないけれど、ゆっくりできるとは思えない。
下手をしたら、洋服を脱いだところで時間切れ、ということもありうる。


#cg 2 tyu03f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0482
【Yuuno】「残念ながら、もうすぐ入浴時間は終りですわ……」
つい、がっかりした気持ちが、声に出てしまった。
気を取り直して、ニコッと笑う。


#cg 2 tyu02f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0483
【Yuuno】「今夜はお湯で身体を拭くくらいしかできなさそうですわね」
#voice SATUKI0403
【Satsuki】「じゃあ、ボクがキミの身体を拭こう。キミはボクの身体を拭いてくれ」
#voice YUUNO_0484
【Yuuno】「そうですわね」


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;**女子寮・夜
#bg bg03c
#wipe fade



#mes on
#system on


皐さまの背中に、そっと濡れたタオルを当てる。


#cg 1 tsa01z 200 0
#cg 2 tyu01z 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0404
【Satsuki】「ん……っ」
#voice YUUNO_0485
【Yuuno】「お加減、如何でしょうか……ぬるかったり熱かったりしませんか?」
#voice SATUKI0405
【Satsuki】「うん、丁度良いよ」
皐さまの背中を拭きながら、疑問を口にする。


#cg 2 tyu03z 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0486
【Yuuno】「……それにしても、ふたりして裸になる必要があるのでしょうか……」


#cg 1 tsa02z 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0406
【Satsuki】「ふふっ、優乃は恥ずかしがり屋さんだね」
皐さまはそう言うと、さっとわたしの後ろに回り込んだ。


#label hscene


;※EV08
#cg all clear
#bg EV08
#wipe fade



#if m==1
#bgm 0 bgm17
#mes on
#system on
#endif


#voice YUUNO_0487
【Yuuno】「きゃっ?」
急な皐さまの行動に、わたしはついタオルを取り落としてしまう。
#voice SATUKI0407
【Satsuki】「鍵をかけているのだから、先日のように、いきなり誰かが入ってくることもないだろう?」
#voice YUUNO_0488
【Yuuno】「それは……そうなんですけど……」
#voice SATUKI0408
【Satsuki】「それに……」
皐さまが、何も隠すもののないわたしの胸にそっと手を触れた。
#voice SATUKI0409
【Satsuki】「邪魔なものがない方が、スキンシップは容易になる……そう思わないかい?」


;※EV08P1
#bg EV08P1
#wipe fade



#voice YUUNO_0489
【Yuuno】「あ、あんっ」
優しく胸を包むように揉まれて、思わず、甘い声が漏れた。
#voice SATUKI0410
【Satsuki】「肌と肌との触れ合いは大切だね……キミがもっともっと愛しくなってくるよ」
#voice YUUNO_0490
【Yuuno】「あっ……ん、皐さまのお身体を拭いている途中ですのに……ぃ」
#voice SATUKI0411
【Satsuki】「うん、キミは清拭(せいしき)を続ければいいよ」
#voice SATUKI0412
【Satsuki】「ボクはボクで、キミの胸を慈しむことにするから」
#voice YUUNO_0491
【Yuuno】「で、でも……っ、こっんな、ことをされながらでは、皐さま、を、綺麗にできません……わ」
#voice SATUKI0413
【Satsuki】「そう? じゃあ、提案を変更しようか」
#voice SATUKI0414
【Satsuki】「今は肌の触れ合いに集中して、目一杯、汗をかいてから互いに清拭をする、というのは、どうだろう?」
どうだろう、と言われても……。
優しく、強弱をつけて、皐さまがわたしの胸を揉んでいる。
ああ……見なくてもわかる。
胸の先端が、ツン、と尖ってきている……。
#voice YUUNO_0492
【Yuuno】「そ、そんな……皐さま、わ、わたし……」
そんなつもりじゃなかったのに、と言おうとしたけれど……。
#voice SATUKI0415
【Satsuki】「可愛いよ、優乃」
ちゅっと、背中にキスをされた。
それだけなのに、背筋をジンジンしたものが駆け上がってしまう。
じわりと、足の間が……。


;※EV08P2
#bg EV08P2
#wipe fade



#voice SATUKI0416
【Satsuki】「ほら、ここも、ボクの案に賛成してくれているようだね」
皐さまの指が、わたしの足の間の濡れそぼった場所を、するりと撫でた。
#voice YUUNO_0493
【Yuuno】「ひゃあんっ!」
声が、抑えられない……。
恥ずかしくて仕方がないのに。
そんなところが濡れていたなんて、知られたくなかったのに……。
#voice YUUNO_0494
【Yuuno】「あっん……、どこを、触ってらっしゃ……ぁあんっ」
クスッと皐さまが笑う。
それだけで、カーッと頬が耳まで熱くなる。
#voice SATUKI0417
【Satsuki】「ボクの想いは伝えたよ。そして、キミの想いをボクは知っている」
#voice SATUKI0418
【Satsuki】「思いが伝わり合った夜に何もしないほど、ボクは枯れてはいないんだよ」
#voice YUUNO_0495
【Yuuno】「でも……、んあ……っふ、さ、皐さまぁ……」
いやいやと頭を振る。
#voice SATUKI0419
【Satsuki】「どうしたんだい? 気持ちよくないかな?」
そういうわけじゃないと言いたいのに、言葉が出ない。
#voice YUUNO_0496
【Yuuno】「さ、皐さまは……『恋なんて気の迷い』って……」
#voice YUUNO_0497
【Yuuno】「気の迷いで、こんなこと……っ!」
#voice SATUKI0420
【Satsuki】「そうだね……」
まさか肯定されるとは思わなくて、熱くなった身体がスーッと冷めていく。
けれど。
#voice SATUKI0421
【Satsuki】「長い目で見れば『気の迷い』かもしれない。それは否定はしないよ」
#voice SATUKI0422
【Satsuki】「けれど、今は……本気だと、誠心誠意を込めて宣言できる」
#voice YUUNO_0498
【Yuuno】「さ、つき……さま……」
#voice SATUKI0423
【Satsuki】「ボクは本気の本気でキミが好きだよ」
#voice SATUKI0424
【Satsuki】「万事は不変ではないとわかっていても……キミのことを愛しく思う気持ちを理性で抑えられないくらいに、好きだよ」
#voice YUUNO_0499
【Yuuno】「………………っ!!」
そんな視線で見つめられて、耳元で囁かれて、冷静でいられるわけがない。
#voice YUUNO_0500
【Yuuno】「皐さま!」


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



#mes on
#system on


濡れタオルを放り出して、皐さまに抱きついた。
ふたりして、ベッドに転がった。


#bgm 0 stop 1000


;※EV09
#bg EV09
#wipe fade


#bgm 0 bgm10


#voice SATUKI0425
【Satsuki】「……据え膳は皿まで食え、というのが石神家の家訓でね」
皐さまの声が緊張している。
この期に及んで、皐さまも緊張するのだと知ったら、少しだけ恥ずかしい気持ちが薄れたような気がした。
#voice SATUKI0426
【Satsuki】「後悔は、しないね?」
皐さまの言葉に、こくりと頷く。
#voice YUUNO_0501
【Yuuno】「皐さまのこと、最初に好きだと言ったのは、わたしの方ですわ」
#voice SATUKI0427
【Satsuki】「くすっ……そうだったね ちゅっ\001」
優しいキスが降りてくる。
恥ずかしい毛の濡れ具合を楽しむかのように、皐さまの指がソコを前後している。
その度に、クチュクチュという濡れた音が聞こえてきて恥ずかしい。
#voice SATUKI0428
【Satsuki】「あの時は心底驚いたんだよ……ボクの桜の精は、ボクの心を読めるのか、ってね」
#voice YUUNO_0502
【Yuuno】「あっん、何ですの、それは……はぅ」
#voice SATUKI0429
【Satsuki】「初めて逢った時、桜の花が人の姿に化けて、ボクに会いに来てくれたんだと思ったんだよ」
#voice SATUKI0430
【Satsuki】「愛しい……ボクの、優乃…… ちゅっ\001」
皐さまのキスが、額に、頬に、唇にと、何度も降りてくる。
キスされたところが、じんじんと疼いている。
ううん、キスされたところだけでなく、皐さまに触れられたところが、熱を持って疼き始めている。
ああ、どうしよう、わたしがわたしでなくなってしまいそう……。
#voice YUUNO_0503
【Yuuno】「さ、皐さま……わたし、怖いですわ……ぁあっ」
#voice SATUKI0431
【Satsuki】「どうして? こんなに濡れて……感じてくれてるというのに」
#voice YUUNO_0504
【Yuuno】「音が……音が、恥ずかしすぎて……っ」
#voice SATUKI0432
【Satsuki】「ふふ、この期に及んで、音を気にするなんてね、可愛いボクの優乃 ちゅっ\001」
#voice SATUKI0433
【Satsuki】「この音は、優乃がボクのキスや指に感じてくれている証拠なんだよ」
#voice SATUKI0434
【Satsuki】「ボクにとっては、幸せの福音なのに、キミはそれを恥ずかしいと言うのかい?」


;※EV09P1
#bg EV09P1
#wipe fade



#voice YUUNO_0505
【Yuuno】「あっ、そ、そういう……あふっ\001」
ちゅるり、と、濡れそぼった指が、わたしの大きくなっているであろう花びらの間をつついた。
#voice SATUKI0435
【Satsuki】「わかるかい、優乃。キミの雌蕊が、こんなに大きくなっているよ」
#voice YUUNO_0506
【Yuuno】「ああ、言わないでください……恥ずかしいですわ……」
#voice SATUKI0436
【Satsuki】「ふふ、その恥ずかしささえ、快感の引き金になるんだよ」
皐さまの指が何度も、わたしの雌蕊を弾くように動く。
#voice YUUNO_0507
【Yuuno】「あっ、あっ、お願い……それ以上は……はぁあん」
#voice SATUKI0437
【Satsuki】「可愛いね、優乃……初々しくて、とても素敵だ…… ちゅっ\001」
唇の感触に、腰がビクビクと揺れる。
ああ、気が変になってしまいそう……!
#voice SATUKI0438
【Satsuki】「ボクも、すごく感じているよ……キミが感じているのを見て、すごく濡れているんだ……」
皐さまの息も荒い。
本当に……わたしを見て、感じてくれている……?
ドプリ、と、何かが溢れる感じと共に、背筋がゾクゾクッと震えた。
#voice YUUNO_0508
【Yuuno】「あっ、さつき、さまぁ……皐、さまぁ……\001」
#voice SATUKI0439
【Satsuki】「いいよ、イッてごらん?」
もう、何が何やら、全くわからない。


;※EV09P2
#bg EV09P2
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#voice YUUNO_0509
【Yuuno】「あふっ……ああああああああ……ぁん\001」


#bg white
#wipe fade



;**暗転
#mes off
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#system off
#bg black
#cg all clear
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;♂MS
#bgm 0 stop 1000


;//END
#next2 S022
tenshitachi_no_harukoi/s021.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)