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tenshitachi_no_harukoi:s018
;//S018
#savetitle 「とてもチャーミング」


;**女子寮・夜(消灯)
#bg bg03d
#wipe fade



;♂MP09
#bgm 0 bgm09


#mes on
#system on


お風呂の後、皐さまとわたし自身の身支度を整えてからベッドに入る。
#voice SATUKI0320
【Satsuki】「そういえば、優乃、昨夜はよく眠れたかい?」
突然、そう言われて、昨夜のことを思い出す。
#voice YUUNO_0384
【Yuuno】「え、ええ……ぐっすりと……」
ポッと頬が赤くなってしまう。
皐さまにしがみついて、心地よい寝香水に包まれるように眠ってしまったんだったわ……。
#voice SATUKI0321
【Satsuki】「それは良かった。昨夜は家鳴りが激しくてね」
#voice YUUNO_0385
【Yuuno】「ヤ、ヤ……ナ、リ……?」
い、嫌な予感……。
#voice SATUKI0322
【Satsuki】「ああ、ギシギシとね」
#voice SATUKI0323
【Satsuki】「ふふっ 大丈夫だよ、家鳴りは人に悪さをすることはないから、気にしなくてもいいよ」
#voice YUUNO_0386
【Yuuno】「………………」
気にするなと言われて、はいそうですかと思える脳天気な性格だったなら、どれだけ良かったことか……!
怖い。
でも、告白を断った相手から、またベッドに入れて欲しいって言われても、皐さまだって困ってしまうはず。
が……我慢するしか……ないわよね。
#voice SATUKI0324
【Satsuki】「シンと寝静まった闇の中で目を凝らしているとね、この世で生き残っているのは、自分だけという気分になってくるよね」
#voice YUUNO_0387
【Yuuno】「………………」
#voice SATUKI0325
【Satsuki】「昨日は優乃が腕の中にいたけれど、今夜は誰もいない」
#voice SATUKI0326
【Satsuki】「もし、……優乃ならどうする?」
#voice SATUKI0327
【Satsuki】「隣のベッドで小さなうめき声が聞こえる。その後、ピクリとも動かなくなって」
#voice YUUNO_0388
【Yuuno】「さ、皐さま……」
#voice SATUKI0328
【Satsuki】「そーっと、かけものをめくって見ると……」
#voice YUUNO_0389
【Yuuno】「………………」
#voice SATUKI0329
【Satsuki】「うわあああああああああっ!」
#voice YUUNO_0390
【Yuuno】「きゃあああああああああっ!?」
#voice SATUKI0330
【Satsuki】「……ということがあるかもしれない」
#voice YUUNO_0391
【Yuuno】「………………」
び、びっくりした……。
#voice SATUKI0331
【Satsuki】「ほら、ボクのベッドにおいで」
とても魅力的なお誘いだけれど、わたしは自分のベッドから動けない。
無理に出ようとして、その場にへたり込んでしまった。
#voice SATUKI0332
【Satsuki】「優乃? どうしたんだい?」
#voice YUUNO_0392
【Yuuno】「あ……あの……っ」
驚きすぎて、腰に力が入らない。
#voice SATUKI0333
【Satsuki】「ふふっ……おや、腰が抜けて立てないのかい? しようのないお姫様だね」
皐さまはこちらへとやってきて、よいしょ、と、わたしを抱き上げた。
……予想以上に力持ちさん……!
#voice SATUKI0334
【Satsuki】「暴れてはいけないよ、落としてしまいそうになるから」
#voice YUUNO_0393
【Yuuno】「さ、皐さま……っ!」

;//SE:ポスッ
;♀SE030
#se 0 SE030


;※EV05
#bg EV05
#wipe fade



ベッドに優しく降ろされて、ホッと身体の力を抜く。
すぐ隣に、あの優しい香りを纏った皐さまがいる。
ひとりじゃない、ということだけでなく、大好きな人が息もかかるほど近くにいることが、こんなにも安心するだなんて……。
#voice SATUKI0335
【Satsuki】「それにしても……」
くすくすと皐さまが笑った。
#voice SATUKI0336
【Satsuki】「キミの怖がっている顔は、とてもチャーミングだね。魅了されてしまいそうだ……ちゅっ\001」
こめかみにキスをされた。
何かを誤魔化すかのようなキスに、はたと疑念が沸き上がる。
#voice YUUNO_0394
【Yuuno】「………………」
……もしかして、ああいう怖い話を始めたのは、わざと……?
疑惑の眼差しを向ける。
#voice SATUKI0337
【Satsuki】「ああ……優乃の身体はあったかいね……心が安まるよ」
#voice YUUNO_0395
【Yuuno】「ふふっ、わたしは湯たんぽ代わりですの?」
#voice SATUKI0338
【Satsuki】「湯たんぽよりも、ずっと素晴らしいものだよ……ちゅっ\001」
ほっぺに、柔らかく吸い付かれた。
……やっぱり、これって、キス、よね……?
わたしの告白を断った皐さまだもの、きっと深い意味はないはず。
#voice YUUNO_0396
【Yuuno】(ああ、でも、この皐さまの寝香水……とても心地いい……)


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;♂MS
#bgm 0 stop 1000


#wipecancel disabled
#waitcancel disabled
#log off

#bg eyecatch02
#wipe vshutter

#wait 3000

#bg black
#wipe fade

#log on
#waitcancel enabled
#wipecancel enabled


;//END
#next2 S019
tenshitachi_no_harukoi/s018.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)