User Tools

Site Tools


tenshitachi_no_harukoi:s014
;//S014
#savetitle 「意地悪な私」


;**女子寮・夜
#bg bg03c
#wipe fade



;♂MP17
#bgm 0 bgm17


#mes on
#system on


寮に戻って、皐さまに謝ってから、寮の食堂で皐さまと並んで夕食を摂った。
本人が言うように、たしかに皐さまには好き嫌いが多い。
野菜ダメ、お肉は好きだけど、お魚はダメ、甘いデザートは好き。
好きな食べ物はオムライスにカレーライス。
ただし、カレーは甘口でないとダメ。


#cg 1 tyu01f 400 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0290
【Yuuno】(つまりは、お子さま味覚なのね……)
その嗜好を参考に、明日のお弁当の献立を考える。
食材は昨日、買ってきたから、今日は買い出しに行かなくてもいい。
授業はまだ始まったばかりだから、宿題もないし、何もすることがないと寮生活は意外と暇だ。
#voice YUUNO_0291
【Yuuno】「そうだ。皐さま、お風呂、ご一緒しませんか?」


#cg 1 tsa03f 200 0
#cg 2 tyu01f 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0237
【Satsuki】「え……、お風呂、かい?」
#voice YUUNO_0292
【Yuuno】「ええ、お嫌でなければ、ですけれど」


#cg 1 tsa01f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0238
【Satsuki】「キミに誘われて、嫌なはずがないよ」


#cg 2 tyu02f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0293
【Yuuno】「嬉しい\001 では、行きましょう!」


#cg 1 tsa03f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0239
【Satsuki】「あー……、うん、でも、お風呂へはキミひとりで行っておいで」


#cg 2 tyu03f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0294
【Yuuno】「え、何故ですの?」
#voice SATUKI0240
【Satsuki】「恥ずかしいのだけれど、ボクは銭湯での過ごし方が良くわからなくてね、ちょっと苦手なんだよ」


#cg 2 tyu01f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0295
【Yuuno】「まぁっ! では、なおさら行かなくては」
#voice YUUNO_0296
【Yuuno】「今のうちに慣れておかないと。寮生活は、まだあと三年ありますもの」
#voice SATUKI0241
【Satsuki】「う、うん、そうなんだけどね……」
#voice YUUNO_0297
【Yuuno】「そういえば、昨日も一昨日も、お風呂でお会いしませんでしたわ」
#voice SATUKI0242
【Satsuki】「うん、身体を拭くだけで事は足りるかな、と思ってね」
……なるほど。
わたしがお風呂に行っていた間に、皐さまは身体を拭いていたのね。
#voice YUUNO_0298
【Yuuno】「良ければ、わたしが浴場の使い方をレクチャーして差し上げますわ。このままでは、不便でしょうし」
#voice SATUKI0243
【Satsuki】「あー……、うん……」


#cg 2 tyu02f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0299
【Yuuno】「お風呂には上級生もいらっしゃいますけれど、裸のお付き合いも新鮮で楽しいですわよ」


#cg 1 tsa01f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0244
【Satsuki】「裸のお付き合いか……、それは楽しそうだ……」


#cg 1 tsa02f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0245
【Satsuki】「よし、じゃあ、行こう!」
#voice YUUNO_0300
【Yuuno】「はい\001」


;**女子寮浴室・夜
#cg all clear
#bg bg05c
#wipe fade



#cg 1 tsa01z 400 0
#wipe fade


#voice SATUKI0246
【Satsuki】「へぇ……風呂場の中って、こうなっているんだね……」
皐さまがキョロキョロしている。
うふ、子供みたいで可愛い\001
#voice SATUKI0247
【Satsuki】「あの大きな湯船で泳いでみたいな。でも、上級生の人に叱られてしまいそうだね」


#cg 1 tsa01z 200 0
#cg 2 tyu02z 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0301
【Yuuno】「ええ、泳ぐのはプールくらいにしておきましょう\001」
#voice SATUKI0248
【Satsuki】「うん、そうする」
うふふ、夏になったら、皐さまとプールデートですわ!!
#voice YUUNO_0302
【Yuuno】「さぁ、皐さま、こちらへどうぞ\001」
蛇口の前に、皐さまを座らせる。


#cg 2 tyu01z 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0303
【Yuuno】「蛇口はカランとシャワーがありますから、どちらでもお好きな方をお使いになって」


#cg 1 tsa03z 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0249
【Satsuki】「? ……??」


#cg 2 tyu03z 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0304
【Yuuno】「皐さま?」
#voice SATUKI0250
【Satsuki】「何故、蛇口が二つもあるんだろう……?」
#voice YUUNO_0305
【Yuuno】「………………」
そこ?
疑問に思うところ、そこなの!?
内心でツッコミを入れてみたけれど、冗談でも何でもなく、皐さまは何やら思案顔で蛇口をしげしげと眺めている。
少なくとも本気でわからないらしいことは伝わってくる。
#voice YUUNO_0306
【Yuuno】(……薄々、そうではないかと思っていたけれど、どこか常人離れした方ですわねぇ……)
誰にでも初めてのことはあるものだし、


#cg 2 tyu01z 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0307
【Yuuno】「では、今日のところは私が洗って差し上げましょうか?」


#cg 1 tsa01z 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0251
【Satsuki】「うん、そうしてくれると助かるよ」
ふふっ、本当に子供みたい。


;※EV06
#cg all clear
#bg EV06
#wipe fade



#voice YUUNO_0308
【Yuuno】「では、まず髪を洗いますわね」
#voice SATUKI0252
【Satsuki】「うん」

;//SE:シャワー
;♀SE026
#se 0 SE026


皐さまの艶やかな髪をお湯で濡らして。
手のひらでしっかりと泡立てたシャンプーを乗せて。
間違っても、シャンプーの原液をそのままかけたりはしない。
皐さまのこの美しい髪の質を維持しなければ!!
#voice YUUNO_0309
【Yuuno】「どこか痒いところはありませんか?」
爪を立てないように、指先で頭皮を洗ってゆく。
#voice SATUKI0253
【Satsuki】「うん、特にないよ」
皐さまはじっとして、わたしの指を受け入れている。
ワシャワシャとマッサージするように指を動かすと、皐さまが気持ちよさそうな顔をしてくれた。
……洗っているわたしの方も癒される気がする。
やったことはないけど、ワンコやニャンコを洗う気分というのは、こういう気分なのかもしれない。
突然、皐さまがビクンと飛び上がった。


;※EV06P1
#bg EV06P1
#wipe fade



#voice SATUKI0254
【Satsuki】「あ……、ゆ、優乃……っ!」
#voice YUUNO_0310
【Yuuno】「はい!?」
#voice SATUKI0255
【Satsuki】「シャッ、シャンプーが目に……っ!!」
#voice YUUNO_0311
【Yuuno】「あらあら、大変。お顔をあげて……」
#voice SATUKI0256
【Satsuki】「あっ、あっ! 涙が出るよ!」
#voice YUUNO_0312
【Yuuno】「くすっ わたし、皐さまを泣かせてしまいましたわね」
皐さまのお顔に温くしたシャワーを当てて、シャンプーの泡を洗い流した。
#voice YUUNO_0313
【Yuuno】「ちゃんと目を瞑っておいてくださいね?」
#voice SATUKI0257
【Satsuki】「ひどいよ、ボクは優乃に泣かされているよ……誰か助けて……」
#voice YUUNO_0314
【Yuuno】「ダメですよ、洗い終わるまで動かないでくださいませね\001」
#voice SATUKI0258
【Satsuki】「ひーん……」
皐さまが半泣きになってる……。
……どうしよう、ちょっと楽しい。かも。
私、意外と意地悪なのかも……。


#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;**優乃の部屋
#bg bg03c
#wipe fade



#mes on
#system on


#cg 1 tsa08f 400 0
#wipe fade


#voice SATUKI0259
【Satsuki】「……別にいいじゃないかー」
ちょっと拗ねモードの皐さま。
というのも、すったもんだのお風呂上がりに、着てたものをそのまま着ようとしたのを注意したからだ。


#cg 1 tsa08f 200 0
#cg 2 tyu01f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0315
【Yuuno】「ダメですよ、皐さま。せっかくお風呂で身体を綺麗にしたのですから、お風呂上がりは清潔なものを着ないと」
#voice SATUKI0260
【Satsuki】「1回着たくらいじゃ汚れないよ」
#voice YUUNO_0316
【Yuuno】「たしかに、目で見える汚れはありませんが、新陳代謝で、気がつかないうちに汚れを吸っているのですわ」
#voice SATUKI0261
【Satsuki】「見た目、綺麗なのに、そんなに毎回着替えてちゃ、洗う回数増えて面倒臭いじゃないか」
………………。
さて、どうやって説得しようか。
#voice YUUNO_0317
【Yuuno】「そこは面倒がるところではありませんわ」


#cg 1 tsa03f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0262
【Satsuki】「実際に面倒なんだから、仕方がないだろう?」
ふぅ、と溜め息をつく。
#voice YUUNO_0318
【Yuuno】「では、こうしましょう。わたしが皐さまの着ているものを洗います」
#voice SATUKI0263
【Satsuki】「いや、それは申し訳ないよ」
#voice YUUNO_0319
【Yuuno】「いいえ、大丈夫です。ひとり分洗うのもふたり分洗うのも、労力は変わりませんわ」
皐さまは、ちょっと複雑そうな顔をした。
でも、最終的には、納得してくれたようだ。
#voice SATUKI0264
【Satsuki】「……じゃあ、申し訳ないけど、お願いしようかな」


#cg 2 tyu02f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0320
【Yuuno】「はい、お任せください\001」


#cg 1 tsa01f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0265
【Satsuki】「それにしても、優乃は綺麗好きなんだね」
……綺麗好きとかそういうレベルではないと思うのだけど……。
#voice SATUKI0266
【Satsuki】「綺麗好きの優乃のために、ボクもなるべく身綺麗にしておくよ」
#voice SATUKI0267
【Satsuki】「そうだね、お風呂は週に二回は入ろうかな」


#cg 2 tyu07f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0321
【Yuuno】「毎日、入ってくださいっ!」


#cg 1 tsa03f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0268
【Satsuki】「えー」
さっきの『汚れてない』発言といい、清潔に対する優先順位は低いのかもしれない。
#voice YUUNO_0322
【Yuuno】「わたしがいなくても、お風呂には入らないと!」


#cg 1 tsa01f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0269
【Satsuki】「身体はちゃんと拭いているよ?」
#voice YUUNO_0323
【Yuuno】「それだけじゃダメです。ちゃんと湯船に浸かって、身体だけでなく、心の汚れも落とさないと!」


#cg 1 tsa03f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0270
【Satsuki】「……疲れそうだ」
#voice YUUNO_0324
【Yuuno】「何かおっしゃいまして?」


#cg 1 tsa08f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0271
【Satsuki】「別に」
皐さま、ちょっと拗ねてる。
でも、毎日お風呂に入ることは、常識として身につけてもらいたいし。
でないと……一緒の部屋で安心して暮らせないもの。


#cg 1 tsa03f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0272
【Satsuki】「……でも、お風呂の使い方なんて、1回ではわからないよ……」
子供っぽい言い方が可愛らしい。
どこまでも甘やかしたくなってしまう。


#cg 2 tyu02f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0325
【Yuuno】「では、では覚えるまで何回でもご一緒しますわ\001」
#voice SATUKI0273
【Satsuki】「覚えたら、一緒に入ってくれないのかい?」
クスッと吹き出してしまった。
#voice YUUNO_0326
【Yuuno】「くすっ……わかりました。皐さまがもういいとおっしゃるまで、一緒にお風呂に入りましょうね」
……これから毎日、皐さまとお風呂!
そして、皐さまの汚れもののお洗濯も!
もちろん、お弁当も!!
やだ、私ったら本当に新妻みたい、うふっ\001


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;♂MS
#bgm 0 stop 1000


;//END
#next2 S015
tenshitachi_no_harukoi/s014.txt · Last modified: 2013/09/27 12:27 by axypb