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tenshitachi_no_harukoi:s007
;//S007
#savetitle 「一緒に帰りませんか?」


;**学校教室・昼
#bg bg07a
#wipe fade


;♂MP13
#bgm 0 bgm13


;//SE:チャイム
;♀SE019
#se 0 SE019


#mes on
#system on


入学式の日というものは、特に授業らしい授業もないので、あっさり解散になった。
クラスの中には暫定的なグループらしきものが作られている。
この後、どこに行こうかなどを楽しそうに話し合ってる子たちがいる中、わたしは皐さんに話しかけてみた。


#cg 1 tyu01s 400 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0121
【Yuuno】「あ、あの、皐さま?」


#cg 1 tsa02s 200 0
#cg 2 tyu01s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0087
【Satsuki】「何かな?」
にっこりと皐さまが微笑んでくれる。
皐さまと仲良くなりたい。
ただの同室者というだけでなく、お友達になりたい。
一緒に登下校したいし、お食事だってご一緒したい。


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0122
【Yuuno】「あ、あの……っ」
朝は置いていかれたようでさみしかったです、と伝えて、良かったら一緒に帰りませんか、って言えばいい。
なのに、言葉が出てこない。
#voice SATUKI0088
【Satsuki】「どうしたんだい?」
#voice YUUNO_0123
【Yuuno】「あ、その……っ」
勇気を出すのよ、優乃!


;++選択肢
;『ダメ、言えないわ!』 ×
;『言っちゃう!』 ○
#select select01_1 select01_2
ダメ、言えないわ!
言っちゃう!


;『ダメ、言えないわ!』 ×
#label select01_1

ダメ、そんなこと言えないっ!


#cg 2 tyu03s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0089
【Satsuki】「……優乃?」
#voice YUUNO_0124
【Yuuno】「あ……何でもありませんわ。すみません、お呼び止めしてしまって」
こんな言葉ならすんなりと出てくるのに……。


#cg 2 tyu03s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0090
【Satsuki】「いいよ、キミに名前を呼んでもらえるのは幸せなことだからね」
#voice SATUKI0091
【Satsuki】「ボクはボクの名前になりたいな。なんてね\001」
#voice YUUNO_0125
【Yuuno】(ああ、罪な皐さま……わたしの気持ちも知らないで)
#voice SATUKI0092
【Satsuki】「じゃあ、ボクは帰るね」
立ち去りかけて、皐さまは足を止めて振り向いた。
がっかりしそうになった表情を、慌てて笑顔に戻す。


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0093
【Satsuki】「今日は都合が悪かったから、一緒に登校できなかったけど、明日から一緒に登校してくれると嬉しいな」


#cg 2 tyu04s 600 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0126
【Yuuno】「!!」


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade


#voice SATUKI0094
【Satsuki】「ダメ……かな?」


#cg 2 tyu02s 600 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0127
【Yuuno】「とんでもありませんわ! とても嬉しいです!!」
ああ、これが天にも昇る気分なのね\001
神様、ありがとうございます!
#voice SATUKI0095
【Satsuki】「良かった…………じゃあ、後で部屋でね」
#voice YUUNO_0128
【Yuuno】「はいっ\001」


#cg 1 clear
#wipe fade


嬉しい。
嬉しい嬉しい嬉しいっ!
皐さまの背中を見送ったわたしに、成美さんとりんごちゃんが近づいてくる。


#cg all clear
#cg 1 tyu02s 200 0
#cg 2 tna02s 600 0
#wipe fade



#voice NARUMI0054
【Narumi】「良かったわねぇ、優乃」


#cg 1 tyu03s 200 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0129
【Yuuno】「な、何がですか?」
#voice NARUMI0055
【Narumi】「憧れの皐さまと登・下・校\001」


#cg 1 tyu04s 200 0
#wipe fade



ドキーン!

;♀SE008
#se 0 SE008


#cg 1 tyu05s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0130
【Yuuno】「な、何のことでしょう!?」
#voice NARUMI0056
【Narumi】「それに、なぁに? 憧れの皐さまに『優乃』だなんて呼ばせちゃってるの~?」
#voice YUUNO_0131
【Yuuno】「そ、それは……っ!!」


#cg 1 tri08s 150 0
#cg 2 tyu05s 400 0
#cg 3 tna02s 650 0
#wipe fade



#voice RINGO_0027
【Ringo】「わかるよ、優乃ちゃん!」
りんごちゃんに、手を握られた。


#cg 1 tri03s 150 0
#wipe fade



#voice RINGO_0028
【Ringo】「同じ部屋なのに、先に行かれちゃうのってさみしいよね」
えっと……。
これって、同情されてしまっているのかしら?
#voice YUUNO_0132
【Yuuno】「わ、わたし、先に帰りますわねっ! ごごご、ごきげんよう!」
#voice NARUMI0057
【Narumi】「はいはい、ごきげんよう~」


#cg 1 tri01s 150 0
#wipe fade



#voice RINGO_0029
【Ringo】「じゃあねっ!」


#goto select01_end


;『言っちゃう!』 ○
#label select01_2

えいっ、清水の舞台から飛び降りた気分で、言っちゃうっ!!
#voice YUUNO_0133
【Yuuno】「そのっ、わ、わたしと一緒に帰ってくださいませんか!?」
#voice SATUKI0096
【Satsuki】「ああ、喜んで」


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0134
【Yuuno】「え……っ!?」
ダメモトでお願いしたのに、予想外の答えが……。
#voice YUUNO_0135
【Yuuno】「い、いいのですか……?」
どうしよう、胸がドキドキしてきた。
#voice SATUKI0097
【Satsuki】「ふふっ、キミの不安そうな顔がとても魅力的でね、本当はボクからお願いしようと思っていたんだけど、つい言いそびれてしまったよ」


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0136
【Yuuno】「……皐さまが……OKしてくださいましたわ……\001」


#cg 2 tyu05s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0098
【Satsuki】「優乃?」


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0137
【Yuuno】「わ、わたしったら、皐さまと一緒に下校させていただくというのに、身だしなみを整えていないなんて……っ」
#voice YUUNO_0138
【Yuuno】「ああ、でも、洗面所に行っている間、皐さまをお待たせしてしまうなんて申し訳なくて……」
#voice SATUKI0099
【Satsuki】「いいよ、一緒に行こうか」
!!
今の独り言、もしかしなくても、聞かれていた……!?
#voice YUUNO_0139
【Yuuno】「そ、そんな、皐さまとお手洗いだなんて……!!」
#voice SATUKI0100
【Satsuki】「どうしてだい?」
#voice YUUNO_0140
【Yuuno】「だ、大丈夫ですわ、わたしの身だしなみなんて、皐さまをお待たせしなければいけないほどのものではありませんもの!」


#cg 2 tyu04s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0101
【Satsuki】「優乃は今のままで十分可愛いよ」
#voice SATUKI0102
【Satsuki】「これ以上、可愛くなってしまったら、ボクが困ってしまうかもしれないね」
#voice YUUNO_0141
【Yuuno】「………………っ!!」


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0142
【Yuuno】「い、嫌ですわ、皐さまったら、口がお上手なんですから!!」


#cg 2 tyu05s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0103
【Satsuki】「そうかな? 今までそんなこと言われたことないけど……」
#voice YUUNO_0143
【Yuuno】「い、い、行きましょう、皐さま!」
#voice SATUKI0104
【Satsuki】「そうだね、帰ろうか、優乃」
きゅっと、皐さまがわたしの手を握ってくれる。
こ、これは……っ!
いわゆる乙女の憧れ『手を繋いで登下校』というやつなのかしら!?
#voice SATUKI0105
【Satsuki】「大丈夫かい、優乃? 顔がすごく赤いよ?」
#voice YUUNO_0144
【Yuuno】「だ、大丈夫ですわ、まだ正気を保っていますから!!」
#voice SATUKI0106
【Satsuki】「………………?」


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;**住宅街
#bg bg18a
#wipe fade



#mes on
#system on


#cg 1 tsa01s 200 0
#cg 2 tyu02s 600 0
#wipe fade



手を繋いで街を歩くのは、少し恥ずかしかったけれど、同時に誇らしい気持ちにもなる。
こんなすてきな人が、わたしと手を繋いで歩いてくれているのだ。
嬉しくないわけがない。
#voice SATUKI0107
【Satsuki】「どうしたの、優乃。学校を出てから静かだね」
#voice YUUNO_0145
【Yuuno】「……胸が、いっぱいで……」


#cg 2 tyu02s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0108
【Satsuki】「ふふ、それだと、優乃の胸がもっと大きくなってしまうね」


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0146
【Yuuno】「皐さまに言われたくはありませんわ。それに、その発言、セクハラですわよ」


#cg 2 tyu01s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0109
【Satsuki】「おや、場を和ませようとしたんだけどね……不愉快にしてしまったかな」


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0147
【Yuuno】「まさか。皐さまのウィットなジョークのお陰で和んでしまいましたわ」
ふたり、くすくすと笑う。
もちろん、手は繋いだまま。


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0148
【Yuuno】「……本当は、今朝もこんな風にご一緒にしたかったのに……」
油断したからか、つい、愚痴っぽい言い方になってしまった。
言ってしまった後に反省する。
#voice SATUKI0110
【Satsuki】「実はボクもだよ」


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0149
【Yuuno】「え……?」
#voice SATUKI0111
【Satsuki】「今朝は抱負を読み上げなければいけなかったから、泣く泣く先に行ったんだよ」
#voice SATUKI0112
【Satsuki】「キミを叩き起こして……とも思ったんだけど、キミがあまりにも気持ちよさそうに眠っているから、可哀想でね」


#cg 2 tyu04s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0113
【Satsuki】「でも、早起きをしたお陰で、可愛いキミの寝顔を堪能できたから、ボクはラッキーなんだけどね ふふっ」
な、な……っ!
#voice YUUNO_0150
【Yuuno】「わ、わたしの寝顔……ですか……!?」


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



恥ずかしいっ!
わたし、変な顔してなかったかしら!?
まさかヨダレなんか垂らして寝ていたら、恥ずかしさのあまり、耳から血を流して失神してしまいそうっ!!
#voice SATUKI0114
【Satsuki】「可愛い寝顔を見ながら、今後の楽しみが増えてしまったことを喜んだよ」


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0151
【Yuuno】「え、それじゃあ……」
わたし、変な顔をしていなかったの?
#voice SATUKI0115
【Satsuki】「ボクの方からお願いしたいな」
#voice YUUNO_0152
【Yuuno】「は、何がですか?」
#voice SATUKI0116
【Satsuki】「ボクと毎朝、一緒に登校してくれるかな?」


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0153
【Yuuno】(きゃーーーーーーーーーっ\001)
#voice SATUKI0117
【Satsuki】「あ、もちろん、お互い、何らかの用事がある時は、その限りではないけど、そうでない時は一緒に登校してくれたら嬉しいな」
#voice YUUNO_0154
【Yuuno】(わ、わたしが、皐さまと、毎朝一緒に登下校っ♪)


#cg 2 tyu02s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0118
【Satsuki】「………………」
#voice YUUNO_0155
【Yuuno】(嬉しいのは、わたしの方ですわ~~~~\001)


#cg 2 tyu02s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0119
【Satsuki】「……ダメ、かな?」
はっ!
どうしたのかしら、麗しの皐さまが、とてもさみしそうなお顔を……。
……って、お返事、してないっ!!


#cg 1 tsa03s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0156
【Yuuno】「そ、そんな、ダメだなんてこと、全くありませんわ!」
#voice YUUNO_0157
【Yuuno】「むしろ、わたしの方からお願いしたいくらいでしたのに!!」


#cg 2 tyu08s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0120
【Satsuki】「ホッ。そう……良かった……」


#set f1 f1+1


;++選択肢ここまで
#label select01_end


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;//SE:ドアの開閉
;♀SE003
#se 0 SE003


;**女子寮・昼
#bg bg03a
#wipe fade



#mes on
#system on


#cg 1 tsa01s 200 0
#cg 2 tyu01s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0121
【Satsuki】「そういえば、今日は学校で他人の目もあるから、キミのことを『片倉くん』と呼んだけれど……」
#voice YUUNO_0158
【Yuuno】「ええ、それが?」
#voice SATUKI0122
【Satsuki】「キミが恥ずかしくないのなら、学校でも『優乃』と呼んでもいいだろうか?」


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0159
【Yuuno】「さ、皐さま……\001」
#voice SATUKI0123
【Satsuki】「……いや、迷惑なら、人の目があるところでは……」


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0160
【Yuuno】「迷惑ではありませんわっ! むしろ、たくさん呼んでくださいっ!!」
思わず、大きな声を出してしまった。


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade



ああ、わたしったら、はしたない……。
#voice SATUKI0124
【Satsuki】「そう。ちょっと心配だったんだよ」


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0161
【Yuuno】「そんな心配でしたら無用でしたのに……」
これからゆっくりとコミュニケーションしなければ!
まずは、着替えて、買い物に行きながら、皐さまの好きなものをヒアリングして……。


#cg 2 tyu01s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0125
【Satsuki】「楽しかったよ、ありがとう、優乃」
はい?
#voice SATUKI0126
【Satsuki】「じゃ、ボクはこの後、用事があるから、また後でね」
#voice YUUNO_0162
【Yuuno】「………………」


#cg 1 clear
#wipe fade


;//SE:ドアの開閉
;♀SE018
#se 0 SE018


ええええええええ!?


#cg all clear
#cg 1 tyu03s 400 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0163
【Yuuno】「そ、そんなぁ……」
このまま私服に着替えてから、ふたりで買い物に……とか計画していたのに……。
皐さまったら、ツレナイお方。
#voice YUUNO_0164
【Yuuno】「明日の昼食の買い物にでも行こうかしら……」
この寮は朝食と夕食しか出ないもの。
………………。


#cg 1 tyu02s 400 0
#wipe fade


そうだわ!
もしかしたら、皐さまにお手製のお昼ごはんを振る舞えるかもしれない!
わたしごときが作るお食事では皐さまの味覚を満足させてあげることはできないかもしれないけど、でも、少しでも楽をさせてあげたい!
#voice YUUNO_0165
【Yuuno】「善は急げ、ですわ! 早く買い出しに行かなくては……!!」


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;**女子寮食堂・昼
#bg bg06a
#wipe fade



#mes on
#system on


#cg 1 tyu03s 400 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0166
【Yuuno】「……買いすぎてしまったかもしれませんわ……」
ちょっとだけ後悔する。
買い物のビニールが食い込んで指が痛い。
でも……この痛さも、皐さまのため!
部屋まで、もうひと頑張り!!


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;//SE:ドアの開閉
;♀SE003
#se 0 SE003


;**女子寮・昼
#bg bg03a
#wipe fade



#mes on
#system on


#cg 1 tsa01s 400 0
#wipe fade


#voice SATUKI0127
【Satsuki】「やぁ、おかえり、優乃」
部屋の中には、皐さまと……大量のパン。


#cg 1 tsa01s 200 0
#cg 2 tyu04s 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0167
【Yuuno】「さ、皐さま!? 何を召し上がって……?」
#voice SATUKI0128
【Satsuki】「パンだよ」
見ればわかります。
机の上を見ると、菓子パンに総菜パンに……。
そういえば、昨日もパンを食べていたのを思い出す。


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0168
【Yuuno】「こんなにたくさん……どうしたのですか?」
#voice SATUKI0129
【Satsuki】「キミと一緒に食べたくて、いつもよりたくさん買ってきてしまったよ。さ、好きなものを選んで?」
#voice YUUNO_0169
【Yuuno】「は?」
#voice SATUKI0130
【Satsuki】「ああ、でもまだ夕食には早いかな」
#voice SATUKI0131
【Satsuki】「じゃあ、少し遅い三時のおやつということで、菓子パンがいいね」


;//SE:ガサガサ
;♀SE020
#se 0 SE020


#cg 2 tyu03s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0132
【Satsuki】「はい、召し上がれ」


;//SE:ポフッ(パンを渡す音。コミカル)
;♀SE021
#se 0 SE021


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0170
【Yuuno】「……あ、ありがとうございます……」
数あるパンの中から、渡されたのはクリームパン。
……何故、クリームパン……?
#voice SATUKI0133
【Satsuki】「ふふっ、キミはクリームパンに似ているね」


#cg 1 tsa02s 200 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0171
【Yuuno】「は?」
意味がわからない。
けれど、皐さまはとても嬉しそう。
……楽しそうな気持ちに水を差すのは申し訳ない気がする……。
#voice YUUNO_0172
【Yuuno】「あ、あの……そんなにパンを召し上がっては、夕食が入らなくなってしまいますよ?」


#cg 2 tyu03s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0134
【Satsuki】「ああ、これはボクのおやつ兼夕食だよ」
#voice YUUNO_0173
【Yuuno】「はい? 夕食?」
#voice SATUKI0135
【Satsuki】「そうだよ。ボクは少し好き嫌いが多くてね、寮の食事が食べられない可能性が高いんだ」


#cg 2 tyu03s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0136
【Satsuki】「さすがに夜中に空腹を抱えて、寮内を徘徊するのは避けたいんだよ」
ちょっと納得。
夕食に食べられないものが出てしまえば、夜、とっても困ってしまいそう。
……と、納得しかけて、机に積まれたパンの山を見て、我に返る。
だからって、これは買いすぎよね。
というか、朝昼晩と三食全部パンなのは健康的とは言えないわ!


#cg 2 tyu03s 600 0
#wipe fade



#voice SATUKI0137
【Satsuki】「でね、いつもは授業の後に好きなパンを二つ三つ買ってくるだけなんだけど、今日はキミと一緒に食べようと思ったんだよ」
#voice SATUKI0138
【Satsuki】「でも、ちょっと多く買ってしまったようだね。失敗、失敗」
照れ笑いを浮かべる皐さまが、お茶目で可愛い……っ\001
……とか、ほっこりしている場合じゃなくて!
パンだらけだなんて、健康に悪いもの、せめて昼食くらいは菓子パンはやめてもらわないと。


#cg 2 tyu01s 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0174
【Yuuno】「寮のお食事は仕方がありませんけれど、皐さまさえ良かったら、お弁当、わたしが作りましょうか」


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade


#voice SATUKI0139
【Satsuki】「そんな……キミの手を煩わせるまでもないよ」


#cg 2 tyu08s 600 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0175
【Yuuno】「いいえ、わたしが作りたいんです!」
#voice YUUNO_0176
【Yuuno】「もし、皐さまが栄養失調になったら、わたし、卒倒してしまいますわ!」


#cg 1 tsa03s 200 0
#wipe fade


#voice SATUKI0140
【Satsuki】「いや、しかし……」


#cg 2 tyu01s 600 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0177
【Yuuno】「一人分作るのも、二人分作るのも、手間は同じですもの」
#voice SATUKI0141
【Satsuki】「いや……材料費だってかかるだろう?」
#voice YUUNO_0178
【Yuuno】「いえいえ、材料費なんかより、重視するべきメリットがありますわ」
#voice SATUKI0142
【Satsuki】「メリット?」


#cg 2 tyu02s 600 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0179
【Yuuno】「そう……お料理は一人分より二人分、二人分より三人分。……多めに作った方が、より美味しく作れるんです」
お願い、この辺で、うんって言って!
#voice SATUKI0143
【Satsuki】「そうかい……?」
渋々ながら、皐さまが頷いてくれた。


#cg 1 tsa01s 200 0
#wipe fade


#voice SATUKI0144
【Satsuki】「じゃあ、お願いしようかな……」
#voice YUUNO_0180
【Yuuno】「はいっ\001 腕によりをかけて、お作りいたしますわね\001」
うふふ、材料、多めに買ってきて良かったわ~♪
#voice SATUKI0145
【Satsuki】「……でも、よく考えると、朝と夜は寮の食事、昼は優乃に作ってもらうとしたら、このパンはどうしようか」
……そうだ……、この大量のパンはどうしよう……。
#voice SATUKI0146
【Satsuki】「買ってきてしまった以上、無駄にするのは忍びない」
#voice SATUKI0147
【Satsuki】「よし、今夜はふたりでパンを食べよう!」


#cg 2 tyu04s 600 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0181
【Yuuno】「………………」
くらっと目眩がした。
この大量のパンを……。
でも、皐さまの前で、勿体ないことはしたくない。


#cg 2 tyu08s 600 0
#wipe fade


#voice YUUNO_0182
【Yuuno】「そうですわね! わたし、頑張って食べますわ!」
#voice SATUKI0148
【Satsuki】「うん、キミならそう言ってくれると思っていたよ!」
ぎゅっと手を握られた。
……ああ、それだけで、わたしは幸せな気持ちになります……\001


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
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;♂MS
#bgm 0 stop 1000


;//END
#next2 S008
tenshitachi_no_harukoi/s007.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)