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tenshitachi_no_harukoi:s003
;//S003
#savetitle 「ルームメイト」


;**暗転


;♂MP12
#bgm 0 bgm12


;//SE:ドアの開閉
;♀SE003
#se 0 SE003


;**優乃の部屋・昼
#bg bg03a
#wipe fade



#mes on
#system on


自分の部屋のドアを開けたら――。


#cg 1 tsa01f 400 0
#wipe fade


#voice SATUKI0034
【???】「おや、キミは……」
中に人がいると思わなくて、ノックもせずにドアを開けてしまったわ!
慌てて頭を下げる。


#cg 1 tsa01f 200 0
#cg 2 tyu03f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0055
【Yuuno】「も、申し訳ありません、同室の方がいらしたことに気づかなくて……!」


#cg 1 tsa02f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0035
【???】「ふふっ……硬いことは言いっこなしだよ」
……ん?
#voice SATUKI0036
【???】「学院といい、寮といい、キミには運命的なものを感じるね」
どこかで聞いた覚えのある声に、そっと頭を上げる。


#cg 2 tyu04f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0056
【Yuuno】「あ、あなたは!!」


#cg 1 tsa01f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0037
【Satsuki】「やぁ。予め、名簿で確認しておけば、きっと学校で出逢った時に気づけていたと思うと、ボクは今、後悔しているんだよ」
くつろいだ様子で、椅子に腰掛けてパンを食べているのは、ロビーで別れてしまった皐さま……!!
#voice YUUNO_0057
【Yuuno】「あぇ……あ、あのっ、ふ、再びお会い……お目通りができ……かないまして、光栄至極……っ」
#voice SATUKI0038
【Satsuki】「落ち着くんだ、優乃。さ、深呼吸してごらん?」


#cg 2 tyu01f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0058
【Yuuno】「すー、はー……すー、はー……」
せっかく深呼吸で少し落ち着いてきたというのに。
#voice SATUKI0039
【Satsuki】「落ち着いたかい?」
なのに、皐さまの美しいご尊顔のドアップ!
また心臓がバクバクと騒ぎ始める。


#cg 2 tyu04f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0059
【Yuuno】「あぅっ、さ、皐さまっ、あにょっ!」
近い……っ、近すぎる……!!


#cg 1 tsa02f 200 0
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#voice SATUKI0040
【Satsuki】「ふふふ、そんなに緊張しなくてもいいじゃないか。ボクたちはルームメイトなんだからさ」
さ、皐さまにクスクスと笑われてしまった……!!
#voice SATUKI0041
【Satsuki】「そういうわけで、改めてこれからよろしくね、優乃」
#voice YUUNO_0060
【Yuuno】「は、はいっ! こちらこそよろしくお願いいたしますっ!!」

;//SE:ゴン!(頭をぶつけた)
;♀SE011
#se 0 SE011


;//画面揺らし
#shake screen 1 1 50
#wait 100
#shake all stop


あ……頭をぶつけてしまいましたわ~~~っ!?
#voice SATUKI0042
【Satsuki】「キミは予想外の反応をして、見ていると心が和むねぇ」
……それって、褒めてもらったのだろうか……?


#cg 1 tsa01f 200 0
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#voice SATUKI0043
【Satsuki】「ま、取り敢えず、座ったらどうかな。目線を同じにするのは重要だよ?」
立ちっぱなしのわたしを気遣って、皐さまが席を勧めてくださった。
優しい……。


#cg 2 tyu01f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0061
【Yuuno】「はい、では、遠慮なく……」
腰を下ろすのを見届けると、おもむろに皐さまが訊いてきた。
#voice SATUKI0044
【Satsuki】「ところで優乃は、何故、看護学校を受験したんだい?」
#voice YUUNO_0062
【Yuuno】「わたし、ですか……?」
#voice SATUKI0045
【Satsuki】「ちなみに、ボクはね、母親が看護師で、小さい頃から『この仕事は食いっぱぐれがない』って言い聞かされてきたんだよ」
#voice SATUKI0046
【Satsuki】「いわば、刷り込みってやつだよ。ボクの父は売れない作家だったからね」


#cg 1 tsa02f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0047
【Satsuki】「ふふ……、夢のない話でごめんね」


#cg 2 tyu04f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0063
【Yuuno】「い、いえっ、わたしも似たようなものですわ!」


#cg 1 tsa01f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0048
【Satsuki】「じゃあ、キミも家族が看護師で、っていうやつかい?」


#cg 2 tyu03f 600 0
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#voice YUUNO_0064
【Yuuno】「いえ、身内に看護師はいないのですが……わたしは誰かに頼った生き方をしたくなくて……」
#voice YUUNO_0065
【Yuuno】「女がひとりで生きてゆくのなら、手に職をつけた方が手っ取り早いかなと……」
#voice YUUNO_0066
【Yuuno】「わ、わたしも夢のない話をしていますわね」


#cg 1 tsa02f 200 0
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#voice SATUKI0049
【Satsuki】「すばらしいよ、優乃!」


#cg 2 tyu04f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0067
【Yuuno】「さ、皐さま!?」
立ち上がった皐さまが、私の手をしっかりと握った。
#voice SATUKI0050
【Satsuki】「キミもボクも、将来への覚悟がある者同士だね、嬉しいよ!」


#cg 2 tyu05f 600 0
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#voice YUUNO_0068
【Yuuno】「あっ、はい……っ」
#voice SATUKI0051
【Satsuki】「挫けそうになった時は、お互いでお互いを励ましていこう」


#cg 2 tyu02f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0069
【Yuuno】「は、はい! わたし、皐さまを励ましますわ!」
ぎゅっと、わたしも皐さまの手を握りかえす。
#voice SATUKI0052
【Satsuki】「じゃあ、ボクも優乃を励ましてあげるよ」
目を見合わせて、うふふと笑い合う。
皐さまの手を握るのは二回目だけど……どうしよう、こんなに胸がドキドキしてしまうなんて。
もし皐さまに気づかれてしまったらと思うと、ものすごく恥ずかしいのに、手を離すことができない。
……と思っていたのに、不意に皐さまがわたしの手を離してしまった。


#cg 1 tsa01f 200 0
#wipe fade



#voice SATUKI0053
【Satsuki】「あ、優乃も食べるかい?」
その手が、鞄の中にあったパンを掴んで、差し出してくれる。


#cg 2 tyu03f 600 0
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#voice YUUNO_0070a
【Yuuno】「え……でも、もうすぐ夕食ですし……」
本当は皐さまがくださるパンなのだから、無理をしてでも食べたいけれど。
でも、お料理の人が作ってくださった夕食を残してしまうのは申し訳ないし。


#cg 2 tyu01f 600 0
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#voice YUUNO_0071a
【Yuuno】「そうですわ! 皐さま、お夕食、ご一緒しませんか?」
勇気を出して、皐さまを誘ってみた。
食堂の場所は把握しているけれど、ひとりでお食事は味気ないだろうし。
#voice SATUKI0054
【Satsuki】「お誘いは嬉しいけど、ボクはもうちょっと後で食べることにするよ」
#voice YUUNO_0072
【Yuuno】「……そうですか……」
残念だなと思いつつも、こんな風におやつを食べているのだから、皐さまが空腹を覚えるのは、もう少し後だと考えるべきだったと反省する。


#cg 1 tsa02f 200 0
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#voice SATUKI0055
【Satsuki】「……ふふっ」
#voice YUUNO_0073
【Yuuno】「?」
……笑われた……?


#cg 1 tsa01f 200 0
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#voice SATUKI0056
【Satsuki】「いや、失礼」
#voice SATUKI0057
【Satsuki】「やっぱりキミは可愛いなと思ってね」


#cg 2 tyu03f 600 0
#wipe fade



#voice YUUNO_0074
【Yuuno】「……何が、ですか?」
皐さまは、ちょっと意地悪く微笑んだ。


#cg 1 tsa02f 200 0
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#voice SATUKI0058
【Satsuki】「キミの百面相」


#cg 2 tyu04f 600 0
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#voice YUUNO_0075
【Yuuno】「………………っ!!」
見られてた!
カーッと頬が熱くなる。
#voice SATUKI0059
【Satsuki】「そういうところ、すごく可愛いね」


#cg 2 tyu07f 600 0
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#voice YUUNO_0076
【Yuuno】「もう……っ、からかわないでくださいっ!」


#cg 1 tsa01f 200 0
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#voice SATUKI0060
【Satsuki】「からかってなんかいないさ。おデコが赤くなっているところといい、本当にチャーミングだよ」


#cg 2 tyu05f 600 0
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#voice YUUNO_0077
【Yuuno】「………………っ」
恥ずかしいっ!!
穴があったら入ってしまいたいっ!!


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;♂MS
#bgm 0 stop 1000


;//END
#next2 S004
tenshitachi_no_harukoi/s003.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)