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tenshi_no_akogare:s022
;//S022 幸せな気持ち
#savetitle 幸せな気持ち


;**千秋の部屋・夜
#bg bg01c1
#wipe fade



;♂MP12
#bgm 0 bgm12


#mes on
#system on


――あたし、相原りんごは理解した。
えっちはソファでしてはいけない、と。
何故なら、ソファにえっちなシミがついてしまうから。


;※EV02
#bg EV02
#wipe fade



#voice ringo_0876
【Ringo】「……明日、ソファのシミ抜きしておかなきゃ……」
ベッドに千秋ちゃんと寝そべって、ボソリと呟いた。
何だか照れくさくて仕方がない。
#voice chiaki0675
【Chiaki】「あら、そのままでいいじゃないの」
#voice ringo_0877
【Ringo】「そういうわけにはいかないでしょっ!」
#voice ringo_0878
【Ringo】「千秋ちゃんだって、お仕事の同僚が来たら困るでしょ、恥ずかしいでしょっ」
#voice chiaki0676
【Chiaki】「別に困らないし、恥ずかしくもないわよ」
#voice chiaki0677
【Chiaki】「あのシミを見る度に、りんごちゃんの可愛い顔を思い出すから」
#voice ringo_0879
【Ringo】「………………」
うーん……。
あたし、何て言い返せばいいんだろう??


;※EV02P2
#bg EV02P2
#wipe fade



#voice chiaki0678
【Chiaki】「いやん、りんごちゃんったら、無視しちゃイ・ヤ・よ\001」
#voice ringo_0880
【Ringo】「無視っていうか……反応に困っただけで……」
#voice chiaki0679
【Chiaki】「あら、どうして? わたしがりんごちゃんをどんなに愛してるのか、よくわかる発言だと自分でも思うわ\001」
#voice ringo_0881
【Ringo】「えーっと……」
#voice chiaki0680
【Chiaki】「本当はね、あの同居記念パーティーの時に、もうどうなってもいい、嫌われてもいいって思ったの」
#voice chiaki0681
【Chiaki】「でもダメね、りんごちゃんの泣き顔を見たら、それ以上、何もできなくて」
#voice chiaki0682
【Chiaki】「わたしにできたのは、酔っぱらっちゃったことにして、逃げることだけ」
……そ、そんなこともあったよね。
あたし、びっくりしたのと、恥ずかしいのとで、わけがわからなくなって泣いちゃって。
千秋ちゃんに誤解させちゃったんだよね。
#voice chiaki0683
【Chiaki】「だから、いつもお風呂で、こっそりひとりで自分を慰めてたのよ」
#voice ringo_0882
【Ringo】「えっ!?」


;※EV02P3
#bg EV02P3
#wipe fade



#voice chiaki0684
【Chiaki】「この指はりんごちゃんの指、りんごちゃんがわたしの胸の突起を、秘めた唇を触ってくれてるって思って……」
胸の突起……秘めた唇……。
……それって……。
#voice chiaki0685
【Chiaki】「ああ、りんごちゃんたら、何も知らないような顔をして、なんて大胆な指使い……!」
#voice ringo_0883
【Ringo】「えぇえっ!?」
#voice chiaki0686
【Chiaki】「あっ、ダメよ、中はダメ! そんなに激しくしないで!」
#voice ringo_0884
【Ringo】「ちょ!?」
#voice chiaki0687
【Chiaki】「ああん、胸もダメなの、わたし、乳首、弱いのよ」
#voice chiaki0688
【Chiaki】「あ、違ったわ、『乳頭』だったわね」
……いや、そういうのはどうでもよくて……。
#voice chiaki0689
【Chiaki】「いやぁ、ダメよ、そんなひねり出すような指の動き……あっ、わたし、感じちゃう!!」
#voice chiaki0690
【Chiaki】「あっあっ、胸とクリトリスの両方責めだなんて、りんごちゃんったら、初心者じゃなかったの!?」
#voice ringo_0885
【Ringo】「………………」
#voice chiaki0691
【Chiaki】「――なーんて、ひとりで妄想繰り広げて、遊んでたの\001」
#voice ringo_0886
【Ringo】「………………」
あ、あたしが千秋ちゃんを思って、ワインボトル抱き締めて泣いてた間に、千秋ちゃんたら……。
#voice chiaki0692
【Chiaki】「そしたらね、お風呂からあがったら、りんごちゃん、ワインボトル抱いて寝てるじゃない?」
#voice chiaki0693
【Chiaki】「ちょっと! そのワインボトルは誰よっ!?」
#voice chiaki0694
【Chiaki】「わたしというものがありながら、そんな冷たいワインボトルの方がいいっていうの!?」
#voice chiaki0695
【Chiaki】「表面をなぞるだけで満足できないなら、このわたしが、指で満足するまで中をこすってあげるわ!」
#voice chiaki0696
【Chiaki】「だから、ワインボトルさん、りんごちゃんを諦めて!!」
#voice ringo_0887
【Ringo】「………………」
#voice chiaki0697
【Chiaki】「諦めてくれないなら、割ってやるわよ!!」
#voice chiaki0698
【Chiaki】「メチャクチャに割って、ただのガラスのカケラにしてやるんだから!!」
#voice ringo_0888
【Ringo】「………………」
千秋ちゃん……何、言ってるの……?
#voice chiaki0699
【Chiaki】「……とかね\001」
うふふと千秋ちゃんが笑う。
#voice chiaki0700
【Chiaki】「ワインボトルにまで嫉妬するなんて、我ながら本当にどうかしてるわよね」
#voice ringo_0889
【Ringo】「そ、そうね……」
たしかに、どうかしてるかも。
こんなおかしな千秋ちゃんの妄想話を聞いて、嬉しく思っちゃうなんて。
#voice chiaki0701
【Chiaki】「りんごちゃんのクラスに、主任の代理で授業に行った時だってそうよ」
え、まだあるの!?
#voice chiaki0702
【Chiaki】「教室には、魅力的な若い女の子がいっぱいいたじゃない!」
#voice chiaki0703
【Chiaki】「話の合わないわたしなんかより、きっと若い子は若い子同士で、話が合うんだわ」
#voice chiaki0704
【Chiaki】「そうしたら、わたし、りんごちゃんに捨てられちゃうかもしれない……」
#voice ringo_0890
【Ringo】「す、捨てないもん!」
#voice chiaki0705
【Chiaki】「お願い、りんごちゃん、何でもするから、わたしを捨てないで!」
#voice ringo_0891
【Ringo】「だから、捨てないってば」
#voice chiaki0706
【Chiaki】「りんごちゃんが舐めろって言うなら、ドコでも舐めるわ!」
#voice chiaki0707
【Chiaki】「それこそ頭のてっぺんから、脚の指の間まで! 爪の垢だって舐め取ってあげるわ」
#voice ringo_0892
【Ringo】「あ、あの……」
#voice chiaki0708
【Chiaki】「だから、捨てないでぇぇええ!」
#voice ringo_0893
【Ringo】「あの、だから……」
#voice chiaki0709
【Chiaki】「ああ……、でも、本当はりんごちゃんの為に、わたしは身を引くべきなのよね」
#voice chiaki0710
【Chiaki】「わたしの可愛いりんごちゃん……あなたの幸せのためなら、わたし……辛いけど、黙って身を引くわ」
#voice chiaki0711
【Chiaki】「でも、病棟の柱の陰からこっそり元気な姿を覗き見ることくらいは許してね」
#voice ringo_0894
【Ringo】「あの……、ねぇ、千秋ちゃん、あたしの話、聞いてる?」
#voice chiaki0712
【Chiaki】「……とか考えると、泣けて来ちゃったわけ」
#voice ringo_0895
【Ringo】「………………」
#voice chiaki0713
【Chiaki】「でも、良かったわ、そんな未来が訪れなくて\001」
#voice ringo_0896
【Ringo】「……そ、そうね……」
……どうしよう、あたし、ちょっと早まったかも。
千秋ちゃんが、こんな妄想族だったなんて。
でも……。


#label hscene


;※EV20
#bg EV20
#wipe fade


#if m==1
#bgm 0 bgm12
#mes on
#system on
#endif


#voice ringo_0897
【Ringo】「えいっ!」


;//SE:ドサッ
;♀SE058
#se 0 SE058


#voice chiaki0714
【Chiaki】「きゃっ!?」
#voice ringo_0898
【Ringo】「うちゅっ\001」
千秋ちゃんを押し倒して、唇を押しつける!
……こうすれば、どんなニブチンでもわかってくれるよね!
#voice ringo_0899
【Ringo】「あたし、こんなことするの、千秋ちゃんだけだから!」
#voice chiaki0715
【Chiaki】「り、りんごちゃん……?」
#voice ringo_0900
【Ringo】「あたし、千秋ちゃんしか好きじゃないから!」
何度しても、告白する度に、顔が熱くなる。
きっと、ずっと慣れないままかもしれない。
千秋ちゃんがにっこりと微笑んでくれた。
#voice chiaki0716
【Chiaki】「ええ……ええ、そうね」
#voice chiaki0717
【Chiaki】「大事にするわ、りんごちゃん」
#voice chiaki0718
【Chiaki】「だから、ずっと一緒にいましょうね\001」
幸せそうな千秋ちゃんの顔を見ると、くすぐったいような、笑い出したいような、幸せな気持ちになってくる。
ちょっといきすぎた妄想しちゃうくらい、何でもないかなって思ってしまう。
#voice chiaki0719
【Chiaki】「キス、してもいい?」
#voice ringo_0901
【Ringo】「う、うん……いいよ\001」
むしろ、してほしい……\001
#voice chiaki0720
【Chiaki】「りんごちゃん……大好きよ\001 ちゅっ」
#voice ringo_0902
【Ringo】「ちゅっ、あたしも……大好き……\001」
#voice chiaki0721
【Chiaki】「誰にも……わたし以外の誰にも、その柔らかい唇を許しちゃダメよ?」
#voice ringo_0903
【Ringo】「千秋ちゃんだって、あたし以外の誰ともキスしちゃダメなんだからね?」
#voice chiaki0722
【Chiaki】「ええ、わかってるわ」
#voice chiaki0723
【Chiaki】「りんごちゃんこそ、わたしだけよ?」
#voice ringo_0904
【Ringo】「もちろんよ」
#voice chiaki0724
【Chiaki】「よろしい」
#voice ringo_0905
【Ringo】「………………」
#voice chiaki0725
【Chiaki】「………………」
あたしたちは、目を見合わせて……。
#voice chiaki0726
【Chiaki】「ふふっ\001」
#voice ringo_0906
【Ringo】「……えへへ\001」
幸せな気持ちを噛みしめながら、ほとんど同時に微笑み合った。


#endscene
#setscene 6


#mes off
#mes clear
#system off


;TRUE END
#bg endcut
#wipe fade 3000


#wait key


;♂MS
#bgm 0 stop 1000


#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;//END
#next2 staffroll
tenshi_no_akogare/s022.txt · Last modified: 2013/06/05 17:04 by axypb