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tenshi_no_akogare:s013
;//S013 あたし……バカだよね
#savetitle あたし……バカだよね


;**白背景
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#mes clear
#system off
#bg white
#cg all clear
#wipe fade



;♂MP09
#bgm 0 bgm09


#mes on
#system on


#voice ringo_0376
【Ringo】「……う……う~ん……」
どうしたんだろう、あたし……?
ひどく、息が苦しい。
#voice chiaki0225
【???】「りんごちゃん……、りんごちゃん……」
どこか遠くからあたしを優しく呼ぶ声がした……。
何も見えない視界に、その声のする方へと何とか手を伸ばして――。


;**千秋の部屋・昼
#bg bg01a1
#wipe fade



いつものように、ぱちっと目を開けようとしたけど、まぶたはゆっくりとしか開かなかった。
目の前に、心配そうな千秋ちゃんの顔がある。
……あれ、どうしたんだろう?
あたしの身体、すごく怠くて重くて、思い通りに動かない……。
#voice ringo_0377
【Ringo】「……ち、あき、ちゃん……?」


#cg 1 tch03f 400 0
#wipe fade



#voice chiaki0226
【Chiaki】「大丈夫? 気分は悪くない?」
#voice ringo_0378
【Ringo】「ん……、平気……」
起き上がろうとして、身体に力を入れた途端、くらっと天井が回った。


#cg 1 tch08f 400 0
#wipe fade



#voice chiaki0227
【Chiaki】「ダメよ、りんごちゃん、無理しないで」
柔らかな胸に抱き留められて、少しベッドから浮き上がった身体を再び横にさせられる。


#cg 1 tch01f 400 0
#wipe fade



#voice chiaki0228
【Chiaki】「りんごちゃん、熱を出したのよ?」
優しい手が、額に乗せられた。
#voice chiaki0229
【Chiaki】「今日は学校をお休みしなさいね。教務には連絡しておいたから、ゆっくり休むのよ?」
指が、慈しむように髪を撫でてくれる。
爪の先が、くすぐるように頬に触れてくれる。
千秋ちゃんはこんなにも近くにいるのに……。
こんなにも、胸が痛い……。
#voice ringo_0379
【Ringo】「……グスッ」
涙が溢れそうになって、そっと横を向いた。
千秋ちゃんが優しくしてくれるのは嬉しい。
けど……。
……あたし、まだ千秋ちゃんに謝ってない。
謝る機会もないまま、こんな風に優しくされちゃ、あたしの立場がないよ……。
#voice chiaki0230
【Chiaki】「熱が上がってきたのね、涙目になってるわ」
指先で涙を拭われた。
それだけの仕草が嬉しいのに。
嬉しくなってしまうことが辛い。
どんな状況でも、心だけじゃなくて、身体の細胞のひとつぶひとつぶが、千秋ちゃんに触れられることを喜んでしまう。


#cg 1 tch03f 400 0
#wipe fade



#voice chiaki0231
【Chiaki】「ごめんなさい……わたし、そろそろ行かないと」
#voice ringo_0380
【Ringo】「………………」
あ、そうか。
千秋ちゃん、仕事があるんだっけ。
#voice chiaki0232
【Chiaki】「熱があるりんごちゃんを残して出かけたくなんかないわ」
#voice chiaki0233
【Chiaki】「大切な子の世話ができずに、赤の他人の世話をするだなんて、本末転倒よね」
もうやめて。
お願い、これ以上、あたしの心を揺さぶらないで。
あたしは謝りもしてない悪い子なのに、それを忘れて、嬉し泣きしちゃうから。
もう子供なあたしは卒業するって決めたでしょ。
大人になるって決めたでしょ。
千秋ちゃんの優しさに甘えてちゃダメ!
#voice ringo_0381
【Ringo】「……他の人のお世話をするのが、千秋ちゃんの仕事でしょ」
わざと素っ気なく言う。
#voice ringo_0382
【Ringo】「仕事なんだから、身内のことが後回しになってしまうのは……当たり前よ」
本当はここにいてほしい。
千秋ちゃんに優しく髪を撫でてほしい。
#voice chiaki0234
【Chiaki】「それは……そうなんだけど……」
でも、あたしは大人になるって決めたんだもん、千秋ちゃんを笑顔で見送らなきゃ!
#voice ringo_0383
【Ringo】「自分のことは自分でできるから。子供扱い、されたくない」
#voice chiaki0235
【Chiaki】「りんごちゃん……」
千秋ちゃんが戸惑った顔をしてる。
そりゃそうだよね。
あたしだって、こんな自分自身に戸惑ってるんだから……。
#voice ringo_0384
【Ringo】「昔からしょっちゅう熱を出してたんだもん、こんなの慣れてるよ」
#voice ringo_0385
【Ringo】「寝てればいいだけだから、千秋ちゃんの手を煩わせることもないよ」
#voice chiaki0236
【Chiaki】「………………」
押し殺した溜め息が聞こえてきた。
……いいの、今は嫌われてでも、千秋ちゃんに出勤してもらわないと。
あたしは大丈夫だもん。
大人になるって……ワガママ言わないって決めたんだもん。
……千秋ちゃんのために行動するって、決めたんだもん。
#voice chiaki0237
【Chiaki】「……そうね、わかったわ」
#voice ringo_0386
【Ringo】「………………」
#voice chiaki0238
【Chiaki】「具合が悪くなったら、すぐに病棟に電話するのよ?」
#voice chiaki0239
【Chiaki】「病院に電話したら事務に繋がるから、『消化器内科病棟の高尾をお願いします』って言って電話を回してもらってね」
#voice ringo_0387
【Ringo】「わかってるってば。さっきから子供扱いしすぎよ」
#voice chiaki0240
【Chiaki】「そうね……ごめんなさい……」
悲しそうに千秋ちゃんが目を伏せる。
千秋ちゃんがあたしに背中を向けた。
#voice chiaki0241
【Chiaki】「……じゃ、行ってきます」
#voice ringo_0388
【Ringo】「うん、行ってらっしゃい……」


#cg all clear
#wipe fade


;//SE:ドアの開閉
;♀SE038
#se 0 SE038


ひとりになった部屋。
今、ここには千秋ちゃんはいない。
#voice ringo_0389
【Ringo】「……千秋ちゃん……」
さみしいよ……。
ひとりになんかなりたくないよ。
ずっと傍にいてほしい。
でも……。

;//SE:モゾッ
;♀SE043
#se 0 SE043


千秋ちゃんの残り香に深く包まれたくて、頭から毛布をすっぽりとかぶる。
目を閉じると、浮かんでくるのは――。


;**回想
#mes off
#mes clear
#system off
#bg white
#cg all clear
#wipe fade



;※EV04
#bg EV04
#wipe fade



#mes on
#system on


#voice chiaki0242
【Chiaki】『りんごちゃん……どう? 気持ちいい?』
#voice chiaki0243
【Chiaki】『ここなんか、こうされると……ふふ』
#voice chiaki0244
【Chiaki】『ほら、ビクビクしちゃって……可愛い』
#voice chiaki0245
【Chiaki】『!!』
#voice chiaki0246
【Chiaki】『や、やだわぁ~! わたし、酔っぱらっちゃってたみたい~』


;**回想ここまで
#mes off
#mes clear
#system off
#bg white
#cg all clear
#wipe fade



;**千秋の部屋・昼
#bg bg01a1
#wipe fade



#mes on
#system on


#voice ringo_0390
【Ringo】「……はぁ……」
着ている物を脱がされて。
素肌を指でなぞられて。
……本当は全然、嫌じゃなかった。
#voice ringo_0391
【Ringo】(だったら、あたしはあの時どうして泣いて拒否なんかしたんだろう?)
#voice ringo_0392
【Ringo】(嫌じゃないどころか……本当は……)


;**回想
#mes off
#mes clear
#system off
#bg white
#cg all clear
#wipe fade



;//フラッシュ的に。
;※EV04
#bg EV04
#wipe flash


;**回想ここまで
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#mes clear
#system off
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#cg all clear
#wipe fade



;**千秋の部屋・昼
#bg bg01a1
#wipe fade



#mes on
#system on


#voice ringo_0393
【Ringo】(千秋ちゃんの身体……綺麗だったな……)
あの綺麗な身体を目の当たりにして、怖じ気づいてしまったんだよね。
一番大きな理由は『びっくりしすぎた』ってことなんだけど、それだけで、泣いたりなんかしない。
だって、あれって、いわゆる『えっち』だもんね。
本来は恋人同士が思いを交わすための手段。
それなのに、拒んでしまったのは……千秋ちゃんの気持ちが見えなかったから。
あたしは千秋ちゃんのことがすごく好き。
でも、千秋ちゃんは?
千秋ちゃんは、ちゃんとあたしのことが好きなの?
こんな子供なあたしなのに、それでもえっちしたいって思ってくれてるの?
そう考えると、あたし自身がとてもちっぽけなものに思えてならなくなってきた。
身体だって、そう。
ずっと、この幼児体型がコンプレックスだった。
千秋ちゃんのような大きな胸じゃない。
ウエストもくびれてないし、お尻もそんなに大きくない。
何より……あたしのアソコには、まだ産毛しか生えてない。
こんな幼い身体を見られてしまったことが、今更ながら恥ずかしくて仕方がなかった。
#voice ringo_0394
【Ringo】(でも……恥ずかしいって思った理由、行き着くところはただひとつなのよね)
#voice ringo_0395
【Ringo】(……あたし、こんなにも千秋ちゃんのことが好きなんだ……)
改めて、自分がどれだけ好きなのかって自覚すると、どうしようもない苦笑が込み上がってくる。
#voice ringo_0396
【Ringo】「……あたし……バカだよね……」
だから、あの朝、ひとりでソファで寝てたことに気づいて、あんなに寂しくなったんだ。
千秋ちゃんに嫌われたかもって思って、あんなにショックだったんだ。
千秋ちゃんのことが本当に大好きだから。
好きだから、千秋ちゃんが出勤した後、部屋にひとりになって……今、泣きたいほどに孤独が辛いんだ。
――それでも、千秋ちゃんを送り出したのは、千秋ちゃんのために……大好きな千秋ちゃんのことを思えばこそだから……!!

;**暗転
;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



#mes on
#system on


ふと、ふわりと頬に優しい感触を覚えた。
#voice chiaki0247
【???】「……良かったわ、熱は下がったみたいね」
ゆっくりと目を開ける。


;**千秋の部屋・夜

;※EV07
#bg EV07
#wipe fade



いつの間にか、寝てたみたい。
もう窓の外が暗くなってる。
目の前には、千秋ちゃんのホッとしたような笑顔がある。
……ああ、帰ってきてくれたんだ。
この部屋は千秋ちゃんの部屋だから、帰ってくるのは当然だけど。
あんなことがあったのに、見捨てずに、あたしの元に戻ってきてくれたことが、すごく嬉しい。
#voice chiaki0248
【Chiaki】「ちゃんとりんごちゃんがこの部屋で寝ていてくれて、嬉しいわ」
#voice ringo_0397
【Ringo】「?」
#voice ringo_0398
【Ringo】「何、言ってるの……?」
千秋ちゃんの言葉の意味がわからない。
#voice ringo_0399
【Ringo】「あたしがここで寝てるのは当たり前でしょ、熱があるのに」
#voice chiaki0249
【Chiaki】「ええ……そうなんだけど……ね」
千秋ちゃんが微笑んだ。
何だか辛そうな笑顔で、見てるあたしの胸が痛くなってくる。
#voice chiaki0250
【Chiaki】「りんごちゃんの気持ちも考えずに、早まったことをしてしまったって反省していたの」
#voice ringo_0400
【Ringo】「あたしの、気持ち?」
#voice chiaki0251
【Chiaki】「もし、りんごちゃんがこの部屋から出ていきたいって言っても、わたしには止める権利なんかないものね」
#voice ringo_0401
【Ringo】「え、あたし、出ていかないよ?」
#voice chiaki0252
【Chiaki】「え……?」
#voice ringo_0402
【Ringo】「そりゃあ、千秋ちゃんが出て行けって言うなら出て行くしかないけど……」
#voice chiaki0253
【Chiaki】「じゃあ、りんごちゃんは出て行かないのね? ずっと一緒に暮らしてくれるのね?」
真剣な表情で、千秋ちゃんが確認してる。
#voice ringo_0403
【Ringo】「そんなに疑うようなこと?」
#voice ringo_0404
【Ringo】「あたしだって、千秋ちゃんと一緒に暮らせるの、ずっと楽しみにしてたんだよ?」
#voice chiaki0254
【Chiaki】「りんごちゃん……」
そっと抱き締められた。
その心地よさに、涙が出る。
またこうして抱き締めてもらえるなんて、思ってなかった。
#voice ringo_0405
【Ringo】「………………グスッ」
どうしよう……、泣こうって思ったわけじゃないのに、涙が止まらない……。
気持ちって、どうして伝わらないんだろう?
言葉にするのが下手だから?
もっとストレートに言わなくちゃ、伝わらないのかな。
#voice chiaki0255
【Chiaki】「りんごちゃん……どうして泣いているの?」
#voice chiaki0256
【Chiaki】「わたしに触られるの、そんなに嫌なの……? 泣いてしまうほど?」
#voice ringo_0406
【Ringo】「そうじゃ……そんなんじゃない……」
気持ちが、伝わらない。
千秋ちゃんに抱き締めてもらったことが嬉しかっただけ。
#voice chiaki0257
【Chiaki】「じゃあ、どうして?」
もどかしい……。


;※EV07P1
#bg EV07P1
#wipe fade



#voice ringo_0407
【Ringo】「……あ、あたし……千秋ちゃんのこと、好き」
自分で出した答えを口に出す。
恥ずかしかったけど……気持ちがすれ違うより、恥ずかしい方がずっといいもん。
#voice chiaki0258
【Chiaki】「え? でも……」
#voice chiaki0259
【Chiaki】「りんごちゃんに触れて、泣かせてしまったわ。だからてっきりわたしは……」
#voice ringo_0408
【Ringo】「あれは!! あれは触られるのが嫌だったんじゃなくて!!」
うまく言えない。
#voice ringo_0409
【Ringo】「あ、あたしは、まだ子供だから……だから、びっくりして……」


;※EV07P2
#bg EV07P2
#wipe fade



#voice chiaki0260
【Chiaki】「びっくりしたくらいで泣くものなの?」
#voice chiaki0261
【Chiaki】「それに、子供、って……りんごちゃんはもうえっちな本も買える年齢でしょう?」
優しい手のひらが、慰めるように何度も頬を撫でてくれる。
#voice ringo_0410
【Ringo】「ね、年齢の話じゃなくて……っ」
#voice ringo_0411
【Ringo】「あ、あたしは千秋ちゃんのこと、ずっと好きだったけど……千秋ちゃんとそういう関係になりたいとか、考えたことがなかったの」
#voice ringo_0412
【Ringo】「それに、あたし、千秋ちゃんみたいに胸も大きくないし、お尻も小さいし、ウエストもくびれてないしっ!」
#voice ringo_0413
【Ringo】「こんな子供っぽい身体なんか、千秋ちゃんに相応しくない! だから……だから……っ!」
#voice chiaki0262
【Chiaki】「………………」
千秋ちゃんの手があたしから離れた。
くすっと笑う吐息が聞こえてくる。
う……っ、やっぱり呆れられちゃった……!?


#label hscene


;※EV08
#bg EV08
#wipe fade


#if m==1
#bgm 0 bgm09
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#system on
#endif


#voice chiaki0263
【Chiaki】「んもう……馬鹿ね、りんごちゃんは……ちゅっ\001」
#voice ringo_0414
【Ringo】「!!」
唇に柔らかな感触。
千秋ちゃんからの、キス……?
#voice ringo_0415
【Ringo】「ふわ……ぁ……」
……初めて、千秋ちゃんがあたしにキスしてくれた……!!
#voice chiaki0264
【Chiaki】「わたしはありのままのりんごちゃんが好きなのよ」
#voice chiaki0265
【Chiaki】「好きだから……触れたいと思ってしまったの」
#voice chiaki0266
【Chiaki】「本当は大人として、りんごちゃんの気持ちが育つまでは、我慢しようって思ってたのよ?」
#voice chiaki0267
【Chiaki】「……でも、大好きな子がすぐ側にいるって……」
#voice chiaki0268
【Chiaki】「ふふ、わたしったら浮かれすぎよね、ワインを飲み過ぎてしまうなんて」
#voice chiaki0269
【Chiaki】「いくら酔っていたからといっても、酔った勢いを借りた挙げ句に泣かせてしまったこと、後悔しているのよ……ごめんなさいね」
#voice ringo_0416
【Ringo】「ち、千秋ちゃんが謝る必要なんかないよ!」
#voice chiaki0270
【Chiaki】「でも……」
#voice ringo_0417
【Ringo】「あたし、……それに、き……」
#voice chiaki0271
【Chiaki】「き……?」
#voice ringo_0418
【Ringo】「き、気持ち良かったもん!!」
千秋ちゃんが目を丸くして、あたしを見てる。
ボッと頬が熱くなる。
#voice chiaki0272
【Chiaki】「まぁ……本当に?」
こくん、と大きく頷いた。
#voice ringo_0419
【Ringo】「気持ち良くて、ふわふわして……でも、恥ずかしくて、ちょっぴり怖くて……」
#voice ringo_0420
【Ringo】「千秋ちゃんになら何をされてもいいって思うのに、何をされちゃうのかわかんなくて……」
#voice ringo_0421
【Ringo】「……それで……もうわけわかんなくなっちゃって……」


;※EV08P1
#bg EV08P1
#wipe fade



#voice chiaki0273
【Chiaki】「ストップ……ちゅっ」
また、ちゅっとキスされた。
#voice chiaki0274
【Chiaki】「ちゅっ、れろ……」
#voice ringo_0422
【Ringo】「ん! んふぅ……んっう……ぅ」
千秋ちゃんの舌先が強引に口腔に入ってくる。
#voice ringo_0423
【Ringo】「千秋、ちゃぁん……ちゅぱ……ん、んぅ……んぁん……」
#voice chiaki0275
【Chiaki】「んちゅ……ちゅ。りんごちゃんの唾液もちょうだい? ……ちゅるる\001」
#voice ringo_0424
【Ringo】「あふ……クラクラしちゃう……んはぁ\001」


;※EV08P2
#bg EV08P2
#wipe fade



#voice chiaki0276
【Chiaki】「んふふ\001 可愛いわ……りんごちゃん」
#voice ringo_0425
【Ringo】「あたし、身体つきが子供っぽいから……千秋ちゃん、幻滅しない?」
#voice chiaki0277
【Chiaki】「馬鹿ね……幻滅なんかするはずがないわ」
#voice chiaki0278
【Chiaki】「わたしはあなたが生まれた時から、ずっと見守ってきたのよ?」
#voice ringo_0426
【Ringo】「千秋ちゃん……あたし……」
#voice chiaki0279
【Chiaki】「あなただけよ。こんなに大事だって思える子は……」
#voice ringo_0427
【Ringo】「あたしも……千秋ちゃんのこと、ずっと憧れて……」
#voice chiaki0280
【Chiaki】「あら、憧れるだけ?」
#voice ringo_0428
【Ringo】「ううん、憧れてるだけじゃなくて、ずっと好き……だったの……」
#voice chiaki0281
【Chiaki】「嬉しいわ、りんごちゃん」
#voice ringo_0429
【Ringo】「千秋ちゃん……大好き……」
顔が近づいてくる。
恥ずかしい……でも、もう逃げない。
そう決めたんだもん。


;**暗転
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#mes clear
#system off
#bg black
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;※EV07P2
#bg EV07P2
#wipe fade



#mes on
#system on


#voice ringo_0430
【Ringo】「……千秋ちゃん、あたしのこと、好き?」
#voice chiaki0282
【Chiaki】「好きに決まってるわ。好きじゃない子に、こんなこと……しないわ」
#voice chiaki0283
【Chiaki】「どうしてそんなことを訊くの?」
#voice ringo_0431
【Ringo】「だって……」
#voice ringo_0432
【Ringo】「こんなキスするの、初めてだから……」
#voice chiaki0284
【Chiaki】「え……?」
#voice ringo_0433
【Ringo】「この間だって、千秋ちゃん、キスもしなかったから、あたし……」
#voice chiaki0285
【Chiaki】「……し、してなかった……かしら?」
#voice ringo_0434
【Ringo】「しなかったよ!」
#voice ringo_0434a
【Ringo】「きっとキスしてもらったら、あたし、嫌だって言わなかったかも……っ!」
千秋ちゃんにギュッと抱きついた。
そうよ、やっぱり千秋ちゃんが悪いの。
千秋ちゃんが誤解させるような態度をとるから……。
キスしてくれてたら、きっとあたし、千秋ちゃんの気持ちに気づくことができたかもしれないのに。
あたしのことを好きだって知ってたら、きっとあんな風に悲しくならなかった。
はず。
……自信ないけど。
#voice ringo_0435
【Ringo】「千秋ちゃん……千秋ちゃん……」
あたしの方から、唇を寄せる。
今ならきっと……あの時の続きができるはず。
あたしが泣いてしまって中断しちゃった、あの続きを……!
でも、千秋ちゃんは、やんわりとあたしのキスを遮った。
#voice chiaki0287
【Chiaki】「ダメよ、りんごちゃんは病み上がりなんだから……今日は激しい運動はダメ」
#voice ringo_0436
【Ringo】「激しい運動?」
千秋ちゃんはにっこりと微笑んだ。
余裕たっぷりの態度。
ちょっとムッとしながらも、それでも大人っぽくて、カッコイイって思ってしまう。
あたしも……千秋ちゃんのようになれるかな。
千秋ちゃんみたいに、どんな時でも余裕たっぷりの大人の女性に……。
#voice chiaki0288
【Chiaki】「でも……汗をかいたでしょう? 拭いてあげるわね、ふふっ」
#voice ringo_0437
【Ringo】「ええっ!?」
#voice chiaki0289
【Chiaki】「ふふっ、遠慮しなくてもいいのよ\001」
#voice ringo_0438
【Ringo】「え、遠慮っていうか……」
千秋ちゃんの顔が嬉しそうなのが気になる……。
#voice chiaki0290
【Chiaki】「りんごちゃん、これも勉強よ?」
#voice ringo_0439
【Ringo】「勉強?」
#voice chiaki0291
【Chiaki】「そ。プロのナースに清拭してもらうなんてチャンス、滅多にないわ」
#voice ringo_0440
【Ringo】「!!」
そっか!
あたしは千秋ちゃんみたいなデキるナースになりたい。
ってことは、これは千秋ちゃんの技術を盗むチャンスってわけよね!
千秋ちゃんはベッドから離れて、ついたての向こうに消えた。
何かゴソゴソしてた気配の後、お湯を張った洗面器を持って戻ってくる。
#voice chiaki0292
【Chiaki】「さ、用意できたわよ。脱いで?」
#voice ringo_0441
【Ringo】「う、うん……」


;※EV09
#bg EV09
#wipe fade



ちょっと恥ずかしい……。
でも、ここは恥ずかしがる場面じゃないよね。
身体を拭いてもらうだけだもんね。
#voice chiaki0293
【Chiaki】「じゃ、りんごちゃん……熱かったら言ってね?」
#voice ringo_0442
【Ringo】「う、うん……あっ!」
熱いタオルが肌に触れてビクッと反応しちゃった。
#voice chiaki0294
【Chiaki】「熱かった?」
#voice ringo_0443
【Ringo】「ううん、そうじゃなくて……ちょっと、びっくりしただけ」
#voice chiaki0295
【Chiaki】「そう? 熱くないならいいのよ」
丁寧なタッチで、濡れタオルが肌の上を滑ってゆく。
温度はちょっと熱いくらい、かな。
タオルの滑った跡がスゥッと涼しくなるのが、また気持ちいい。


;※EV09P1
#bg EV09P1
#wipe fade



#voice ringo_0444
【Ringo】「ふ……ぅ、ん\001」
や、やだ……変な声が出ちゃう……。
#voice chiaki0296
【Chiaki】「ふふっ、気持ち良さそうね」
#voice ringo_0445
【Ringo】「ん……、ふぁ……ぁ」
は、恥ずかしい……。
でも……あたしのこんな恥ずかしいところも、千秋ちゃんは見たいって思ってるのかな。
#voice ringo_0446
【Ringo】「あ……ふ、っん、……ぅ」
えっちな声を聞かれるのが、恥ずかしい。
だから、なるべく声を出さないように頑張ってみる。
#voice chiaki0297
【Chiaki】「我慢しないで……」
#voice ringo_0447
【Ringo】「で、でも……」
#voice chiaki0298
【Chiaki】「聞かせて、りんごちゃんの声」
#voice ringo_0448
【Ringo】「ん……、き、嫌いにならない?」
涙で歪む視界に、千秋ちゃんの綺麗な笑顔が映る。
#voice chiaki0299
【Chiaki】「嫌いになんか、なるわけないわ」
タオルと共に、探るように指が触れているのに気がついた。
#voice chiaki0300
【Chiaki】「逆に、もっともっと大好きになりそうよ」
#voice ringo_0449
【Ringo】「あっん、ちあ……千秋ちゃん……」
#voice chiaki0301
【Chiaki】「……この気持ち、抑えられないわ……溢れてしまいそう」
するりと、残ったパジャマを脱がされた。
恥ずかしいと思う間もなく、千秋ちゃんの手が、指が、そして、唇が、あたしの肌に触れてゆく。
#voice ringo_0450
【Ringo】「あぁ……ん、こ、こんな……」
#voice chiaki0302
【Chiaki】「嫌……かしら?」
嫌なんかじゃない。
ただ、戸惑ってるだけ。
こんな気持ちの良いことがあったことに、驚いてるだけ。
#voice chiaki0303
【Chiaki】「りんごちゃん、ちょっとうつ伏せになって……?」
#voice ringo_0451
【Ringo】「あ、うん……こんな感じ……?」
千秋ちゃんの言葉に素直に従う。


;※EV10P1
#bg EV10P1
#wipe fade



#voice chiaki0304
【Chiaki】「そう、そうよ。……素敵だわ、りんごちゃん……」
#voice chiaki0305
【Chiaki】「ああっ、わたしのために、りんごちゃんがこんな格好をしてくれるなんて……っ!」
#voice chiaki0306
【Chiaki】「もう……っ、たまらないわぁ\001」
太ももに、吐息がかかる。
既に頭に霞がかかってるようで、今のあたしの身に何が起こってるのか、よくわからない。
ヌルリと、柔らかくて濡れた、温かな何かが、あたしのソコに触れる。
触れるだけ、なぞるだけの丁寧すぎる動きが、じれったくて堪らない。
#voice ringo_0452
【Ringo】「あ……、あ……ぁ」
このままじゃ嫌。
もどかしくて堪らないの。
触るなり、何なり、早く……してほしい……。
#voice ringo_0453
【Ringo】「あ……ぅぅん」
#voice chiaki0307
【Chiaki】「ふふ、切ないのね、りんごちゃん」
#voice chiaki0308
【Chiaki】「大丈夫よ、わたしがちゃんと可愛がってあげるから」


;※EV10
#bg EV10
#wipe fade



するりとショーツを脱がされてしまった後、『何か』が、刺激を欲しがっていた場所に触れた。
#voice ringo_0454
【Ringo】「きゃっ!?」
思わず腰を引く。
入り口をクルクルと撫でていただけのそれは、軽く刺激しただけで、あっさりと離れる。
#voice chiaki0309
【Chiaki】「動かないでね……りんごちゃんが嫌がることはしないから……」
#voice ringo_0455
【Ringo】「う、うん……」
ソコに、熱い空気が何度もかかる。
これって、吐息?
本来なら、誰にも触らせない場所を、千秋ちゃんが至近距離から覗き込んでる……?
その上……。


;※EV10P2
#bg EV10P2
#wipe fade



#voice ringo_0456
【Ringo】「ひゃあんっ!」
さっきからあたしに触れてる何かって……もしかして、指だけじゃない!?
#voice ringo_0457
【Ringo】「ち、千秋ちゃんっ、な、何……!?」
#voice chiaki0310
【Chiaki】「ん……ちゅるっ」
こ、これって……舌!?
#voice ringo_0458
【Ringo】「そん……、ちょ、汚いよ……!!」
びっくりして動こうとしたけど、千秋ちゃんに押さえ込まれてて動けない。
#voice chiaki0311
【Chiaki】「んっ、ふ……ちゅるっ」
#voice ringo_0459
【Ringo】「ち、千秋ちゃんってばぁ!!」
#voice chiaki0312
【Chiaki】「りんごちゃんの、身体に……ちゅ、汚い場所なんて、ひとつも、んちゅ、ないのよ……?」
#voice ringo_0460
【Ringo】「だって、あたし、今日、まだお風呂入ってないよ!!」
熱くて熱くて、頭がクラクラする。
こんなの、恥ずかしくて、申し訳なくて、なのに……!
#voice chiaki0313
【Chiaki】「それが……んちゅっ、いいのよ……\001」
くすっと千秋ちゃんが笑う。
その吐息の感触にすら、身体が熱くなってしまう。
#voice ringo_0461
【Ringo】「あああっ、もう……もう……!」
トロリと、身体の中から何かが溢れてきた。
#voice ringo_0462
【Ringo】「やめて、これ以上されたら、変になっちゃうよ!!」
#voice chiaki0314
【Chiaki】「うふふ……ちゅっ、いいのよ、ちゅる\001 変になっても……」
#voice chiaki0315
【Chiaki】「いくらでも、ちゅ……おかしく……んちゅう\001 してあげるわ……ちゅるっ\001」
#voice ringo_0463
【Ringo】「あっ、ん、はぁっ!」
千秋ちゃんが『何か』を啜る音がする。
そんな音にすら、身体が熱くなってしまうなんて……。
#voice chiaki0316
【Chiaki】「わたしが……ちゅく……全部、ちゅ、悪いのよ……っん」
#voice chiaki0317
【Chiaki】「りんごちゃんが、ちゅ……おかしくなったの、はっ、みんな、ちゅく……わたしのせいよ」
#voice chiaki0318
【Chiaki】「だから……ね、りんごちゃん……」
ぐいっと、そこに柔らかな何かが押しつけられて――。
#voice ringo_0464
【Ringo】「あ……やだ……ぁ!」
ゆっくりと『それ』が、入ってきた……!!


;※EV10P3
#bg EV10P3
#wipe fade



#voice ringo_0465
【Ringo】「ああああっ!!」

;**スパーク
#mes off
#mes clear
#system off
#bg white
#cg all clear
#wipe fade



;**暗転
#bg black
#wipe fade



#mes on
#system on


あたしの中に指だけじゃなく、舌が入ってきたと気づいた時には、あたしはもう意識を半ば以上、手放していた。


#endscene
#setscene 1


#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade


;♂MS
#bgm 0 stop 1000


#wipecancel disabled
#log off

#bg eyecatch02
#wipe vshutter

;#wait 3000
#set f2 0
#label loop
#wait 1
#set f2 f2+1
#if f2<=100 loop

#bg black
#wipe fade

#log on
#wipecancel enabled


;//END
#next2 S014
tenshi_no_akogare/s013.txt · Last modified: 2013/06/05 17:01 by axypb