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shirayuki_no_kishi:s100
;S100「紗良の演技指導は続く……」
#savetitle ◇紗良の演技指導は続く……


;**貴子の部屋
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;♂MP22
#bgm 0 bgm22


#cg 1 tsa01f2 400 0
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#voice SARA_0745
【Sara】「なるほどなるほど~、これはお芝居の勉強になるねぇ~」

;♀SE077
;#se 0 SE077


その後も、紗良は更にあちこちで、演技の勉強を続けていて。
メモ帳にペンを走らせていた。
真っ白だったノート部分は、あっという間に文字で埋め尽くされた。
かなり、頑張ったみたいね……


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#cg 2 tsa01f2 600 0
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#voice KAEDE_0752
【Kaede】「ああ……勉強もそれくらい真剣にやれば、テストで良い成績がとれそうなのに」


#cg 2 tsa03f2 600 0
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#voice SARA_0746
【Sara】「それは無理な相談だよ~」


#cg 1 tka02f2 200 0
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#voice KAEDE_0753
【Kaede】「ふふふっ」


#cg all clear
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そして今日は、貴子先生のマンションにコス衣装を返しに訪れたついでに。
貴子先生と瑠奈さんのお昼の風景を、何気なく見つめていた。


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#voice TAKAKO0157
【Takako】「もう、瑠奈ったら……今日は楓さんと紗良さんが来てるんだから、わがままはなしでしょう!」


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#cg 2 tta08f2 600 0
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#voice RUNA_0123
【Runa】「せんせい、わたしは誰がいても一緒よ。自分のしたいようにやるだけよ」


#cg 2 tta03f2 600 0
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#voice TAKAKO0158
【Takako】「だからってねぇ……ウィンナーをタコさん型に切らなかったからって、そんなにすねないで」


#cg 1 tru08f2 200 0
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#voice RUNA_0124
【Runa】「こんな普通のウィンナーじゃイヤよ。食べないわ」
#voice TAKAKO0159
【Takako】「もう、味は一緒じゃない。そんなに子どもみたいなダダをこねないの」
#voice RUNA_0125
【Runa】「ふん、せんせい……食べて欲しかったら、お願いすることね」
#voice TAKAKO0160
【Takako】「お、お願い?」
#voice RUNA_0126
【Runa】「そうよ。『はい、あーん』ってしてくれたら、食べてあげないこともないわ」
#voice TAKAKO0161
【Takako】「そ、そんな……2人が見てる前で」
#voice RUNA_0127
【Runa】「じゃあ、食べてあげない」


#cg 2 tta05f2 600 0
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#voice TAKAKO0162
【Takako】「もう、しょうがない子……ほら、口を開けて……あーん」


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#voice RUNA_0128
【Runa】「最初から素直にそうしてくれれば良いのよ。あーん……もぐもぐ……」


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#voice TAKAKO0163
【Takako】「もう、瑠奈ったら……でも、そういうところも可愛いんだから\001」


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#cg 1 tsa01f2 400 0
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#voice SARA_0747
【Sara】「瑠奈ちゃんは、ツンデレの『ツン』が強いんだねぇ……これもアリだよね……ふむふむ」


#cg 1 tka01f2 200 0
#cg 2 tsa01f2 600 0
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#voice KAEDE_0754
【Kaede】「ツンデレにも、色々タイプがあるのね……奥が深いわ」
私たちは、貴子先生と瑠奈さんのカップルの食事風景を見て、しみじみとそう思ったのでした。


;**暗転
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;**新校舎廊下・昼
#bg bg05a
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#mes on
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#cg 1 tsa01s2 400 0
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#voice SARA_0748
【Sara】「こうなったら、もっと他のカップルも観察したいなぁ~」
勉強を続けているうちに、紗良はそんなことを言い始めた。


#cg 1 tka03s2 200 0
#cg 2 tsa01s2 600 0
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#voice KAEDE_0755
【Kaede】「他って? もう大分、データは取れたんじゃないの?」
#voice SARA_0749
【Sara】「うん、でも……何かあともうひとつ、あっ……」
紗良は中庭の方に、何かを見つけたらしい。
私もそちらに、視線を動かすと……


#cg 1 tka01s2 200 0
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#voice KAEDE_0756
【Kaede】「あれは……六夏さんと、沙雪さんね」
1年生カップルの2人が、仲が良さそうに話をしている。
#voice SARA_0750
【Sara】「紗良、あの2人にも頼んでみるね」


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#cg 1 tka03s2 200 0
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#voice KAEDE_0757
【Kaede】「待ってよ、紗良」


#cg all clear
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私も慌てて、紗良の後を追いかけて、中庭へと出ていった。


;**中庭・昼
#bg bg21a
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私がなんとか、紗良に追いつくと。
もう紗良は、2人に協力のお願いをした後だった。


#cg 1 trk04s2 400 0
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#voice RIKKA_1618
【Rikka】「ええっ……ワタシたちのことを、観察……ですか?」


#cg 1 tsa03s2 200 0
#cg 2 trk04s2 600 0
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#voice SARA_0751
【Sara】「そうなの。できたてほやほやの新米カップルがどんな感じなのか、演技の勉強にしたくて……だからお願いっ」


#cg 1 tsa03s2 150 0
#cg 2 trk04s2 400 0
#cg 3 tsy01s2 650 0
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#voice SAYUKI0897
【Sayuki】「私は……紗良さまのお役に立てるのでしたら、かまいませんが」


#cg 1 tsa02s2 150 0
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#voice SARA_0752
【Sara】「やったー! 沙雪ちゃん、ありがとう!!」


#cg 2 trk03s2 400 0
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#voice RIKKA_1619
【Rikka】「で、でも、ワタシたちはリサ姉のような、ツンデレって感じではないですよ?」


#cg 1 tsa01s2 150 0
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#voice SARA_0753
【Sara】「それはわかっているけど、色々なカップルを参考にして、演技の幅を広げたいの」
#voice RIKKA_1620
【Rikka】「そうですか……でもワタシたちは、どうしたら良いんですか?」
#voice SARA_0754
【Sara】「あっ、それはいつも通り、イチャイチャしてくれればいいから」


#cg 2 trk05s2 400 0
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#voice RIKKA_1621
【Rikka】「い、いつも通りに、イチャイチャって……」
六夏さんの顔が、かっと赤くなった。
#voice SARA_0755
【Sara】「紗良と楓ちゃんのことは、空気だとでも思ってくれれば良いよ~」


#cg 1 tka01s2 150 0
#cg 2 tsa01s2 400 0
#cg 3 trk05s2 650 0
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#voice KAEDE_0758
【Kaede】「ええ……無茶ぶりだとは思うけど、よろしくお願いします」


#cg 3 trk04s2 650 0
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#voice RIKKA_1622
【Rikka】「そそそそんなっ、先輩方……頭を下げないで下さいっ」
六夏さんは、頭を下げる私たちに、今度は顔を青くさせて、あわあわしていた。


#cg 1 tsa01s2 150 0
#cg 2 trk04s2 400 0
#cg 3 tsy01s2 650 0
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#voice SAYUKI0898
【Sayuki】「六夏さん、先輩たちの為ですもの。できる限り協力してさしあげませんか?」


#cg 2 trk01s2 400 0
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#voice RIKKA_1623
【Rikka】「沙雪さん……」
#voice SAYUKI0899
【Sayuki】「なるべく普段通りに、振舞えば良いのですね?」


#cg 1 tsa02s2 150 0
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#voice SARA_0756
【Sara】「うん、よろしくね~」
#voice SAYUKI0900
【Sayuki】「わかりました。六夏さん、始めましょう」
#voice RIKKA_1624
【Rikka】「は、はいっ、沙雪さん……」
沙雪さんの台詞に、生真面目に六夏さんが頷いた。


#cg all clear
#cg 1 trk01s2 200 0
#cg 2 tsy01s2 600 0
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#voice SAYUKI0901
【Sayuki】「六夏さん……私、カフェ、という所に行ってみたいです」


#cg 1 trk03s2 200 0
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#voice RIKKA_1625
【Rikka】「さ、沙雪さん?」


#cg 2 tsy03s2 600 0
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#voice SAYUKI0902
【Sayuki】「実は、私……そのカフェとやらに、まだ行ったことがありません」
#voice RIKKA_1626
【Rikka】「そ、そうなんですか?」
#voice SAYUKI0903
【Sayuki】「はい。ですから私と一緒に、行って頂けませんか?」


#cg 1 trk01s2 200 0
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#voice RIKKA_1627
【Rikka】「それはもちろん、はい、喜んで!」


#cg 2 tsy01s2 600 0
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#voice SAYUKI0904
【Sayuki】「ああ、嬉しい……六夏さん、わがままかもしれませんが私、映画も観に行ってみたいのですが」
#voice RIKKA_1628
【Rikka】「はい、わかりました。映画を観て、終わった後はカフェでゆっくりお話しましょう」


#cg 2 tsy02s2 600 0
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#voice SAYUKI0905
【Sayuki】「うふふ……嬉しいです。六夏さんとお付き合いをするようになってから、毎日が本当に新鮮です\001」


#cg 1 trk05s2 200 0
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#voice RIKKA_1629
【Rikka】「さささっ、沙雪さんっ!?」
沙雪さんはその白くて細い指を、六夏さんの指にそっと絡ませた。
すると六夏さんが目に見えて、動揺しはじめた。
普段、手を繋ぐことも、滅多にないのかしら……
沙雪さんは私たちの為に頑張って、六夏さんに甘えてくれているみたい。


#cg 2 tsy03s2 600 0
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#voice SAYUKI0906
【Sayuki】「私と、こうやって……手を繋ぐのはイヤ、ですか?」
#voice RIKKA_1630
【Rikka】「イヤなんて、そんなことは全然ないです……だけど」
#voice SAYUKI0907
【Sayuki】「……何でしょうか?」
#voice RIKKA_1631
【Rikka】「とても、緊張します……はぁ、はぁ」


#cg 2 tsy04s2 600 0
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#voice SAYUKI0908
【Sayuki】「まあ……」
#voice RIKKA_1632
【Rikka】「ワタシは、沙雪さんと一緒にいるだけで、胸がドキドキするんですけど……触るともっと、ドキドキしてしまって」


#cg 2 tsy05s2 600 0
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#voice SAYUKI0909
【Sayuki】「私も……同じです」


#cg 1 trk04s2 200 0
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#voice RIKKA_1633
【Rikka】「さ、沙雪さんもですかっ!?」
#voice SAYUKI0910
【Sayuki】「ええ、他の方だと何とも思わないのに、好きな方に触れると、どうしてこんなに心臓がはちきれそうになってしまうのでしょう」


#cg 1 trk02s2 200 0
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#voice RIKKA_1634
【Rikka】「沙雪さん……\001」


#cg 2 tsy02s2 600 0
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#voice SAYUKI0911
【Sayuki】「少しずつ、恥ずかしがらずに手を握るのに、慣れていければ……良いですね\001」
#voice RIKKA_1635
【Rikka】「はい……はいっ!」


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………………
六夏さんはものすごく照れていて、沙雪さんははにかんでいる。
沙雪さんと六夏さんの恋人繋ぎは、本当に不器用で……でもとっても、仲の良いカップルに思えた。


#cg 1 tsa02s2 400 0
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#voice SARA_0757
【Sara】「ああ……ザ・青春、ですなぁ~」


#cg 1 tka02s2 200 0
#cg 2 tsa02s2 600 0
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#voice KAEDE_0759
【Kaede】「ええ、本当に……初々しいカップルね」
#voice SARA_0758
【Sara】「良いものを見せて貰いました……しっかり、メモメモ」

;♀SE077
;#se 0 SE077


こうして紗良のメモ帳の1ページは、また埋まっていったのでした。


;**暗転
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;**新校舎廊下・昼
#bg bg05a
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#mes on
#system on


#cg 1 tka01s2 400 0
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#voice KAEDE_0760
【Kaede】「それで紗良……大分ツンデレについて、掴めてきた?」


#cg 1 tka01s2 200 0
#cg 2 tsa01s2 600 0
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#voice SARA_0759
【Sara】「ツンデレも勉強になったけど……紗良は気付いたんだ、楓ちゃん」


#cg 1 tka03s2 200 0
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#voice KAEDE_0761
【Kaede】「何に?」
#voice SARA_0760
【Sara】「今の紗良にとって『観察すること』が、何より勉強になるんだって」


#cg 1 tka01s2 200 0
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#voice KAEDE_0762
【Kaede】「それは……そうかもしれないわね。色々なものを見つめて吸収することが、良い女優への道かもしれないわ」
#voice SARA_0761
【Sara】「うん。普段の自分ではわからない、他の人や考えや行動を学ぶことがすごく大事なんだね」
#voice KAEDE_0763
【Kaede】「なんだか紗良、すっかり女優さんらしい顔になったわよ」
#voice SARA_0762
【Sara】「うーん……そうかなぁ?」


#cg 1 tka02s2 200 0
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#voice KAEDE_0764
【Kaede】「ええ、良い女優さんになれるわ、きっと」


#cg 2 tsa02s2 600 0
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#voice SARA_0763
【Sara】「えへへっ……うん、お母さんのような女優に、いつかなりたいな」
女優である母の血が今、紗良の中でも目覚めつつあるようだった。


;**暗転
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;**楓の部屋・夜
#bg bg12c
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#mes on
#system on


紗良の取ったメモには、びっしりと色々なカップルについて、独自に付けたポイントが書かれている。
それを見ながら、紗良と一緒に家で復習することにした。


#cg 1 tsa01s2 400 0
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#voice SARA_0764
【Sara】「えっと、玲緒さまくらいのツンデレだと、紗良がやるとちょっとわがままに見えちゃうかな」


#cg 1 tka01f2 200 0
#cg 2 tsa01s2 600 0
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#voice KAEDE_0765
【Kaede】「そうね、玲緒さんの可愛らしさと、紗良の可愛さはまた別だからね」


#cg 2 tsa03s2 600 0
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#voice SARA_0765
【Sara】「はうっ! 楓ちゃんが紗良を可愛いって……って、だめだめ、今は演技の勉強中」
#voice KAEDE_0766
【Kaede】「余計なことに気を取られないで。ねぇ、ここにある璃紗さんのツンを取り入れてみたらどうかしら?」


#cg 2 tsa02s2 600 0
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#voice SARA_0766
【Sara】「あっ、それいいかも~」
#voice KAEDE_0767
【Kaede】「璃紗さんのツンをいれて、玲緒さんのデレな可愛さを見せるのは、どうかしらね」
#voice SARA_0767
【Sara】「うんうん、ちょっと自分の中でこうしたら良いんじゃないかっていうイメージ、固まって来たよ」
#voice KAEDE_0768
【Kaede】「本当に?」


#cg 2 tsa01s2 600 0
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#voice SARA_0768A
【Sara】「じゃあ楓ちゃん、一度……本読みに付き合ってくれない?」


#cg 1 tka02f2 200 0
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#voice KAEDE_0769
【Kaede】「ええ、もちろんいいわよ」
私は台本を手に取り、それを見ながら、紗良の演技をチェックしてみた……


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
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;※EV062
#bg EV62
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#mes on
#system on


#voice SARA_0769
【Sara】「もう……どうして私が、アナタの散歩に付き合わなくちゃいけないの!?」
#voice SARA_0770
【Sara】「こう見えても、紗良……じゃなくて私、すごく忙しいのよ。ヒマじゃないんだからね!」
#voice SARA_0771
【Sara】「えっ、だったら時間を作れ、ですって? どこまで自分勝手なのよ、もう……」
#voice KAEDE_0770
【Kaede】「紗良……うん、なんか今までより全然いいわ。『ツン』がつかめてきたっていうのも、うなずけるわ」
ちょっと偉そうに、上から目線で胸を張って。
ツリ目の加減と、口もとの尖らせ方も、なかなか良い感じで。
ムッとした雰囲気を保ちつつ、私を睨むように見つめていた。
#voice KAEDE_0771
【Kaede】「さあ、次は『デレ』だけど……」
紗良は小さく、一呼吸ついて……そして表情を変えた。
#voice SARA_0772
【Sara】「なっ、何よ、誰も付き合わないとは、言ってない……でしょ、もう……」
#voice KAEDE_0772
【Kaede】「あっ……なんかこの変化、いい……かも」
#voice SARA_0773
【Sara】「お前も本当は行きたいんだろう、って? ちち、違うわよ、バカ……」


;※EV062P2
#bg EV62P1
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#voice SARA_0774
【Sara】「そんなんじゃ、ないんだからね……勘違い、しないでよね……\001」
#voice KAEDE_0773
【Kaede】「ぁ……ああ、紗良………………」
なんか……今の、紗良……すごく、いい……かも\001


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
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#mes on
#system on


………………
…………
……


;**楓の部屋・昼
#bg bg12c
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#cg 1 tka01f2 400 0
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#voice KAEDE_0774
【Kaede】「………………」


#cg 1 tka01f2 200 0
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#voice SARA_0775
【Sara】「ねぇ、楓ちゃん。今の……どうだった?」
#voice KAEDE_0775
【Kaede】「………………」
#voice SARA_0776
【Sara】「……楓ちゃん?」
#voice KAEDE_0776
【Kaede】「い……いい……」
#voice SARA_0777
【Sara】「えっ??」


#cg 1 tka02f2 200 0
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#voice KAEDE_0777
【Kaede】「いいわ、見違えるように良くなったわよ、紗良、この調子よ! 一瞬、本気で見惚れたわ」


#cg 2 tsa02s2 600 0
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#voice SARA_0778
【Sara】「ほ、ほんとっ? やったー!」
#voice KAEDE_0778
【Kaede】「みんなに協力して貰って、頑張った甲斐があったわね、紗良」
#voice SARA_0779
【Sara】「うん、本当にみんなには、感謝感謝だよ~」
#voice KAEDE_0779
【Kaede】「もっともっと練習すれば、絶対もっと良くなるわ」
#voice SARA_0780
【Sara】「よぉし、紗良、頑張るから、楓ちゃんもよろしくね」
#voice KAEDE_0780
【Kaede】「ええ、いくらでも付き合うわよ」


;**夜空
#cg all clear
#bg bg42c
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それからというもの、日々、紗良の腕は磨かれていって。
やがてそれを見ていた私も、紗良の演技にグッとくるようにまでなってきて……
#voice KAEDE_0781
【Kaede】「ああ……紗良……こんな紗良、初めてよ……\001」


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;♂MS
#bgm 0 stop 1000


;//END
#next2 S101
shirayuki_no_kishi/s100.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)