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shirayuki_no_kishi:s061
;S061「ママとの話し合い……」
#savetitle ◇ママとの話し合い……


;**璃紗の部屋・昼
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#mes on
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;♂MP09
#bgm 0 bgm09


;//SE:チャイム音
;ピンポーン♪
;♀SE024
#se 0 SE024


休日の朝。
私はいきなりの、チャイムの音で起こされた。


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#voice RISA_1333
【Risa】「もう……こんな早くに、一体誰かしら?」
急いで着替えてから、玄関に向かった。


;**暗転
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;**安曇家ダイニング・昼
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#mes on
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#cg 1 tmi01f2 400 0
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#voice MIYA_0845
【Miya】「いきなりで悪かったわね、璃紗」


#cg 1 tmi01f2 200 0
#cg 2 tri03f2 600 0
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#voice RISA_1334
【Risa】「もう、びっくりしたわよ。寝起きの悪い美夜がこんな時間に、ウチに来るなんて……」


#cg 1 tmi02f2 200 0
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#voice MIYA_0846
【Miya】「ふふふっ、今朝はウチの会社の地方にある支店に、これから行くのよ」
#voice RISA_1335
【Risa】「それじゃあ、もしかして……車?」


#cg 1 tmi01f2 200 0
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#voice MIYA_0847
【Miya】「ええ、玄関のところに止めてあるわ」


#cg 2 tri01f2 600 0
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#voice RISA_1336
【Risa】「そう……」
だったら、早朝で良かったかも。
だって美夜の家の高級車、すごく目立つんだもの。
#voice RISA_1337
【Risa】(近所の人が見たら……きっと、驚いてしまいそうだわ)
#voice MIYA_0848
【Miya】「それより今日、お母様が家にいらっしゃるんでしょう?」
#voice RISA_1338
【Risa】「多分、来るのは昼過ぎくらいよ」
ママからメールがあった後。
ママの都合を聞いて、今日来てもらうことになっていたのは、美夜にも話したけれど。
それと今、美夜がウチに来たこととは、何の関係があるのかしら?
#voice MIYA_0849
【Miya】「これ……お母様に」
美夜が菓子折りをそっと差し出す。
#voice RISA_1339
【Risa】「あっ……わざわざありがとう。このために来てくれたの?」
#voice MIYA_0850
【Miya】「それもあるけれど、璃紗の早朝ハプニングにも期待していたのよ」


#cg 2 tri03f2 600 0
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#voice RISA_1340
【Risa】「……はい?」


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#voice MIYA_0851
【Miya】「熟睡しているところを起こされて、パジャマ姿のまま無防備に現れる……レアキャラの『ぼんやり璃紗』が出てくるとばかり、思っていたのに……」


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#voice RISA_1341
【Risa】「寝起きはいいのよ、私って」
#voice MIYA_0852
【Miya】「ふうううう~」
美夜は本当に残念そうに、深くため息をついた。
本気で早朝ハプニングなんて、あると思ったのかしら?


#cg 1 tmi01f2 200 0
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#voice MIYA_0853
【Miya】「じゃあわたくし、そろそろ行くわね」


#cg 2 tri02f2 600 0
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#voice RISA_1342
【Risa】「うん。このお菓子、ありがとうね」


#cg 1 tmi03f2 200 0
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#voice MIYA_0854
【Miya】「急いでたから、1箱しか持ってこれなかったけど」


#cg 2 tri03f2 600 0
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#voice RISA_1343
【Risa】「ひっ、1箱で十分だから……普通の人は」


#cg 1 tmi01f2 200 0
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#voice MIYA_0855
【Miya】「お母様も璃紗と同じで、小食なのね」


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#voice RISA_1344
【Risa】「ま、まあね……うん、そういうことにしておくわ」
#voice MIYA_0856
【Miya】「それじゃ、ごきげんよう」


#cg 2 tri08f2 600 0
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#voice RISA_1345
【Risa】「……と言いながら、その手に持っているのは何かしら?」
#voice MIYA_0857
【Miya】「早朝ハプニングは見れなかったけど、その代わりに璃紗のおぱんつをお土産に……」


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#voice RISA_1346
【Risa】「そんなお土産、絶対にだめ!」


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前もって美夜が来るのがわかってれば、隠しておくんだけど。
今日は突然だったから、油断していたわ。
美夜の手には、洗濯かごに入れられていた私の下着が、ちゃっかりと握られていた。


;**暗転
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;**安曇家ダイニング・昼
#bg bg02a
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#mes on
#system on


そして、お昼過ぎ。
約束通り、ママがやってきた。
美夜のくれたお菓子を出して、お茶を入れる。
おとり寄せマニアの美夜が選んだだけあって、お菓子はとても美味しかった。
#voice mobRIE_0033
【Rie】「とっても美味しかったわ~、美夜さんにお礼、ちゃんと言っておいてね」


#cg 1 tri01f2 400 0
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#voice RISA_1347
【Risa】「ええ、わかったわ」


;※EV033
#cg all clear
#bg EV33
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#voice mobRIE_0034
【Rie】「さてと……今日来たのは他でもないわ。璃紗にね、大事な話があるのよ」
#voice RISA_1348
【Risa】「………………」
珍しい、ママの真剣な顔。
私は自然と、姿勢を正していた。
#voice mobRIE_0035
【Rie】「ママのパートナーの雪乃なんだけど……今度ね、ヨーロッパで起業することになったのよ」
#voice RISA_1349
【Risa】「ヨーロッパ……なんか、すごいなぁ」
ミカ女のOGって麗奈先生を筆頭に、海外でもバリバリに働いている人が多いのね。
なんだかすごく、憧れてしまうわ。
#voice RISA_1350
【Risa】「あっ……でも、雪乃さんがヨーロッパに行ってしまうってことは……」
ママは……どうするのかしら?
#voice mobRIE_0036
【Rie】「私ね……彼女に、着いてきて欲しいって言われたの」
#voice RISA_1351
【Risa】「……っ!!」
#voice mobRIE_0037
【Rie】「仕事のスタッフとして、そしてもちろん生涯のパートナーとしても私が必要なんですって」
#voice RISA_1352
【Risa】「それって、ほぼプロポーズじゃない?」
#voice mobRIE_0038
【Rie】「そう……なるわね」
恥ずかしそうに、ママは紅茶を一口飲む。
なんだかこれ、とても他人事とは思えない話だわ。
#voice RISA_1353
【Risa】(ママの事だから当然、他人事ではないけれど……私と美夜にも近いかも)
#voice RISA_1354
【Risa】「それで……ママは、どうするの?」
#voice mobRIE_0039
【Rie】「私は……もちろん、彼女に着いていくつもりよ」
私を見つめるその瞳に、もう迷いはなかった。
きっとママの中では、最初から決まっていたことで。
ううん……相当、悩んでいたのかも。
だからここ最近の様子が、おかしかったのね。
#voice RISA_1355
【Risa】「ママ……正直、寂しいわ」
#voice mobRIE_0040
【Rie】「璃紗……」
せっかく、ママと仲直りもできて。
また新たな母娘関係が、結ばれてきたばかりなのに……でも。
#voice RISA_1356
【Risa】「いいよ、ママ。ママの幸せの為だもの。これくらい我慢できるわ」
#voice mobRIE_0041
【Rie】「璃紗……ありがとう、あなたのことだけが、気がかりだったのよ」
#voice RISA_1357
【Risa】「私は平気よ。こう見えても、ママよりずっとしっかりしているつもりだから」
#voice mobRIE_0042
【Rie】「うぅっ……ママ、そんなに頼りないかしら?」
#voice RISA_1358
【Risa】「生活面においては、ね」
#voice mobRIE_0043
【Rie】「それを言われると、耳が痛いわね」
#voice RISA_1359
【Risa】「ふふふっ、でも仕事の面では、すごく尊敬しているわ」
#voice mobRIE_0044
【Rie】「璃紗……」
一緒に暮らしていた頃、どんなに忙しくても、ママは仕事に手を抜くことはなかった。
だから多少、それ以外でだらしないところがあっても、私は仕方ないわね……と、許せていたんだわ。
少し前のことなのに、なんだか懐かしくなってしまう。
もう私とママが一緒に暮らすことは、ないのかもしれないわ……
#voice RISA_1360
【Risa】「じゃあいよいよ、ママは恋人と一緒に暮らすことになるのね」
#voice mobRIE_0045
【Rie】「ええ、そうなりそうよ……ふふふっ」
なんだか、照れるママ。
でもすごく、幸せの真っ只中って感じが伝わってくる。
そんなママを、私は思いっきり祝福したくなった。
#voice RISA_1361
【Risa】「ね、ママ……今度こそ絶対、幸せになってよね」


;※EV033P1
#bg EV33P1
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#voice mobRIE_0046
【Rie】「璃紗、あなた……」
#voice RISA_1362
【Risa】「今度こそ……きっと、ね」
私はママの幸せな未来を祈るように、その手をギュッと握りしめた。
ママは嬉しそうに微笑んで、私の手を握り返してくれる。
#voice mobRIE_0047
【Rie】「璃紗の為にも、幸せになるわ……本当にありがとう、璃紗」
#voice RISA_1363
【Risa】「ママ……ぅっ、うぅっ……」
涙がにじみそうになるのをグッとこらえて、私はニッコリと微笑む。
だってママが、幸せになろうとしているんだもの。
笑顔で……最高の笑顔で、お祝いしてあげたいもの。


;**暗転
#mes off
#mes clear
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;♂MS
#bgm 0 stop 1000


;//END
#next2 S062
shirayuki_no_kishi/s061.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)