User Tools

Site Tools


shirayuki_no_kishi:s013
;S013「私の知らない世界」
#savetitle ◇私の知らない世界


;※ここは沙雪視点で

;**並木道・昼
#bg bg18a
#wipe fade



#mes on
#system on


;♂MP12
#bgm 0 bgm12


#voice mobJYOSIA0040
【Girl A】「沙雪さん、ごきげんよう」


#cg 1 tsy02s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0075
【Sayuki】「ごきげんよう」
#voice mobJYOSIB0027
【Girl B】「白雪姫、今日もお美しいですわ」
#voice SAYUKI0076
【Sayuki】「うふふ、ありがとうございます」
朝、校門に近づくにつれ、たくさんの方が挨拶をしてくれます。
ベストカップルに選ばれてからは、他のクラスの方や、先輩達にも声をかけられることが多くなって。
なんだか、たくさんの人とお知り合いになれたみたいで、嬉しく思っています。


#cg 1 tsy01s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0077
【Sayuki】「あっ、あれは……」
優菜さまと、七海さまだわ。
お二人は朝も、ご一緒に登校なさるのね。
挨拶をする為に、私は2人に近づいていきました。


#cg 1 tna03s2 400 0
#wipe fade



#voice NANAMI0112
【Nanami】「うーん……」


#cg 1 tyu03s2 200 0
#cg 2 tna03s2 600 0
#wipe fade



#voice YUUNA_0025
【Yuuna】「七海ったら、朝からそんな難しい顔して……どうしたの?」


#cg 2 tna01s2 600 0
#wipe fade



#voice NANAMI0113
【Nanami】「いえ、例のことだけど、なかなか進展しませんね」


#cg 1 tyu02s2 200 0
#wipe fade



#voice YUUNA_0026
【Yuuna】「ふふふっ、七海は後輩想いで、優しいのね」
#voice NANAMI0114
【Nanami】「そんなぁ、わたしなんてお姉さまに比べたら、大したことないです」
#voice YUUNA_0027
【Yuuna】「私は後輩想いではなくて、七海想いなだけよ」


#cg 2 tna05s2 600 0
#wipe fade



#voice NANAMI0115
【Nanami】「お、お姉さまったら……もう」


#cg all clear
#cg 1 tsy03s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0078
【Sayuki】「???」
何の話を、しているのかしら?
私がここで話しかけては、お邪魔になってしまうかしら。
でも、こうして後ろで立ち聞きしているのも、はしたないことですし……
私はさりげなくお二人の横に並んで、挨拶をしました。


#cg 1 tsy02s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0079
【Sayuki】「優菜さま、七海さま、ごきげんよう」


#cg 1 tna04s2 200 0
#cg 2 tsy02s2 600 0
#wipe fade



#voice NANAMI0116
【Nanami】「さ、沙雪さん……」


#cg 1 tyu02s2 150 0
#cg 2 tna04s2 400 0
#cg 3 tsy02s2 650 0
#wipe fade



#voice YUUNA_0028
【Yuuna】「あら、沙雪ちゃん、ごきげんよう」
七海さんは体が少し、飛び上がったように見えましたが。
優菜さまは普段通り、笑顔で挨拶を返してくれました。


#cg 2 tna03s2 400 0
#wipe fade



#voice NANAMI0117
【Nanami】「あの、沙雪さん……いつから、わたしたちの後ろに?」


#cg 3 tsy03s2 650 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0080
【Sayuki】「えっ、少し前ですが、何か不都合な事でも?」
#voice YUUNA_0029
【Yuuna】「ふふふっ、七海ったら……おねしょした話を聞かれたかと思ったのよね」


#cg 2 tna04s2 400 0
#wipe fade



#voice NANAMI0118
【Nanami】「ちょ、ちょっと、おねしょなんてしてませんっ」


#cg 1 tyu01s2 150 0
#wipe fade



#voice YUUNA_0030
【Yuuna】「あら、したことあるでしょう、子供の頃に」


#cg 2 tna05s2 400 0
#wipe fade



#voice NANAMI0119
【Nanami】「あっ……もう、優菜さまったら」
七海さんは怒ったり、真っ赤になったり、コロコロと表情が変わっていく。
環境整備委員でご一緒している時とは、また違う印象を受けました。
それはきっと、優菜さまが隣りにいるからなのかしら……
#voice YUUNA_0031
【Yuuna】「そんな他愛もない話をしていただけだから、沙雪ちゃんは気にしないでね」


#cg 3 tsy01s2 650 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0081
【Sayuki】「ええ、わかりました」


#cg all clear
#wipe fade


そのまま会釈をして、お二人とお別れしました。


#cg 1 tsy03s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0082
【Sayuki】「でも……なんだか、おかしいです」
おねしょ、だなんて……さっき少し聞こえて来たお話とは、違う気がします。
#voice SAYUKI0083
【Sayuki】「先輩方を疑うなんて、いけないこと。でも……」
最近、こういうことが多い気がしてなりません。
私が近づくと、皆さんは急に会話を止めてしまうのです。
#voice SAYUKI0084
【Sayuki】「気のせいでは、ないような……」


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;**新校舎廊下・昼
#bg bg05a
#wipe fade



#mes on
#system on


ベストカップルに選ばれた後、イベント実行委員の仕事をすることになる。
それは最初に聞いていたので、その点ももちろん承知の上で。
できるだけ、皆さんの期待に添えるつもりではあるけれど……


#cg 1 tsy03s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0085
【Sayuki】「私にはお仕事、全然まわって来ませんね」
同じく選ばれた六夏さんは、璃紗さまと一緒に、昨年活躍された先輩に話を聞いたり、書類整理を手伝ったりしているというのに。
私にはまったく、声がかからない。
#voice SAYUKI0086
【Sayuki】「璃紗さまと旧知の仲である、六夏さんの方が……頼りやすいのでしょうか」
それとも、他に何か理由が……
#voice SAYUKI0087
【Sayuki】「気になります。思い切って、尋ねてみた方が……」
そこへちょうど、先輩たちが現れました。


#cg 1 tka01s2 200 0
#cg 2 tsa02s2 600 0
#wipe fade



紗良さまと楓さまだわ。
お2人とも芸能活動をされているから、お揃いでお姿を見る機会は、とても少なくなっているけれど。
今日はお2人とも、登校していたようでした。
#voice SARA_0043
【Sara】「久しぶりのオフだねぇ~、放課後どっか行こうよ、楓ちゃん\001」
ふにゃあ~と、紗良さまが楓さまに寄りかかる。
お二人は従姉妹だと聞きましたが……とても仲がよろしいのですね。
#voice KAEDE_0028
【Kaede】「んー、でもここのところ忙しかったし、今日くらいは家でゆっくりしていた方がいいんじゃないかしら」


#cg 2 tsa03s2 600 0
#wipe fade



#voice SARA_0044
【Sara】「ええ~、遊ぼうよ、じゃあカフェ行こうよ。それなら疲れないでしょう?」
#voice KAEDE_0029
【Kaede】「そうね……そのくらいなら……」


#cg 2 tsa02s2 600 0
#wipe fade



#voice SARA_0045
【Sara】「あっ、六夏ちゃんも誘ってみようよ。そして色々と、作戦考えてあげるの♪」


#cg all clear
#cg 1 tsy03s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0088
【Sayuki】「……六夏さん? 作戦??」
一体、何のことでしょうか。


#cg 1 tka01s2 200 0
#cg 2 tsy03s2 600 0
#wipe fade



#voice KAEDE_0030
【Kaede】「もう、面白がっているでしょう、紗良は……あらっ、沙雪さん」


#cg 1 tka01s2 150 0
#cg 2 tsa04s2 400 0
#cg 3 tsy03s2 650 0
#wipe fade



#voice SARA_0046
【Sara】「えぇっ? わっ、沙雪ちゃん」
#voice SAYUKI0089
【Sayuki】「………………」
どうして私が現れると、こんなにも驚かれるんでしょうか?


#cg 3 tsy01s2 650 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0090
【Sayuki】「ごきげんよう、楓さま、紗良さま」


#cg 2 tsa01s2 400 0
#wipe fade



#voice SARA_0047
【Sara】「え、ええ……ごきげんよう」
#voice SAYUKI0091
【Sayuki】「あの、紗良さま。今、六夏さんのお話をしていませんでしたか?」


#cg 2 tsa03s2 400 0
#wipe fade



#voice SARA_0048
【Sara】「えっ!? そ、そうだったかな……あっ、楓ちゃん、メールだよ」
紗良さまは携帯を取り出すと、慌てて何か操作し始めました。


#cg 2 tsa04s2 400 0
#wipe fade



#voice SARA_0049
【Sara】「わっ、マネージャーからだよ、すぐに行かなくちゃ……沙雪ちゃん、またね」


#cg 2 clear
#cg 1 tka03s2 150 0
#wipe fade


#voice KAEDE_0031
【Kaede】「待ってよ、紗良。今日は休みだったんじゃ……」
#voice SARA_0050
【Sara】「急な仕事なんだよ~」
#voice KAEDE_0032
【Kaede】「もう、紗良ったら……それでは沙雪さん、また」


#cg 1 clear
#wipe fade


廊下を走らない代わりに、早歩きでお二人はいなくなってしまった。


#cg all clear
#cg 1 tsy03s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0092
【Sayuki】「残念です……もう少し、お話がしたかったのに」
結局、何もお聞きすることが出来ませんでした。
#voice SAYUKI0093
【Sayuki】「仕方ありません……では別の方に、お話を伺いましょうか」
紗良さまの態度に、不自然さを感じてはいましたが。
いつまでも、引きずっていられません。


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;**委員会室・昼
#bg bg30a
#wipe fade



#mes on
#system on


そして、放課後。
イベント実行委員が集まる、教室へとやってきました。


#cg 1 tsy01s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0094
【Sayuki】「あら、早く来すぎてしまいました。まだ、誰もいらっしゃらないなんて……」
ベストカップルに選ばれて、初の大きな仕事は、2学期明けに始まる文化祭だと聞いています。
その頃になればきっと、お忙しくもなるはず……ですが今はまだ皆さん、のんびりしているようです。


#cg 1 tsy03s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0095
【Sayuki】「早く誰か、来て頂けたら……」
イスに座り、ぼんやりと待ちます。
しばらくすると、廊下の方から話し声が聞こえてきました。
室内が静かなので、余計にその声はここまで響いてきます。
この声の感じからして……麻衣さまと玲緒さまに違いないです。
#voice REO_0056
【Reo】「だからぁー、みんなで美味しいものでも食べにいけば、仲良くなれるんじゃないの?」
#voice MAI_0070
【Mai】「美味しいものはともかく、みんなで出かけてみるのもいいかもね。うーん……でもあの2人の好きそうなところって、どこかしら」
#voice REO_0057
【Reo】「デパ地下っ!」
#voice MAI_0071
【Mai】「それはないわ」
#voice REO_0058
【Reo】「どうしてよぉー」
2つの足音が、ドアの前で止まりました。

;//SE:ドアを開ける音

;♀SE003
#se 0 SE003


#cg 1 tma03s2 400 0
#wipe fade



#voice MAI_0072
【Mai】「六夏ちゃんならともかく、もう片方は超お嬢様だから……あっ」


#cg 1 tsy01s2 200 0
#cg 2 tma03s2 600 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0096
【Sayuki】「………………」
教室に入ってきた麻衣さまと、私の目が合いました。
麻衣さまはまるで凍り付いたように、その場で動きを止めてしまい。
後ろからついてきた玲緒さまが、その背中にぶつかってしまいました。


#cg 1 tsy01s2 150 0
#cg 2 tma03s2 400 0
#cg 3 tre08s2 650 0
#wipe fade



#voice REO_0059
【Reo】「痛っ、ちょっと麻衣、急に立ち止まらないでよ」
#voice MAI_0073
【Mai】「あっ、ごめんね。玲緒の鼻が、お胸と同じようにへこんじゃったわね」


#cg 3 tre09s2 650 0
#wipe fade



#voice REO_0060
【Reo】「ぶーっ、さらっとワタシを不快にさせる一言、つけ加えないで」


#cg 1 tsy03s2 150 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0097
【Sayuki】「申し訳ありません。私が麻衣さまを驚かせてしまったみたいで……」


#cg 3 tre03s2 650 0
#wipe fade



#voice REO_0061
【Reo】「あっ、白河沙雪。アンタ、なんでここに?」


#cg 2 tma01s2 400 0
#wipe fade



#voice MAI_0074
【Mai】「沙雪ちゃんもイベント実行委員なんだから、いてもおかしくないでしょう? 今日は早いのね」


#cg 1 tsy01s2 150 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0098
【Sayuki】「ええ……たまたま、時間がありましたから」
#voice MAI_0075
【Mai】「そう。じゃあお茶でもいれて来ましょうか。簡単なお茶会が出来るくらいのセットは揃っているのよ」
#voice SAYUKI0099
【Sayuki】「まだ喉は渇いておりませんから、おかまいなく」
#voice MAI_0076
【Mai】「そう……」


#cg 1 tsy03s2 150 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0100
【Sayuki】「あの……今『でぱちか』と聞こえたのですが、それは一体何ですか?」
#voice MAI_0077
【Mai】「でぱちか………………あっ、デパ地下ね。聞こえていたのね」
#voice SAYUKI0101
【Sayuki】「そこに、皆さんで行くと……」
#voice MAI_0078
【Mai】「ああ、ただの例え話よ。ちなみに沙雪ちゃんはどこのデパ地下によく行くの?」
#voice SAYUKI0102
【Sayuki】「私、そのでぱちかという場所には、行ったことがありません……どんなところなんでしょうか?」


#cg 3 tre02s2 650 0
#wipe fade



#voice REO_0062
【Reo】「そ、そうなの!? 未経験だったんだ……すごい所よ。美味しいものがたくさんあるの\001」
#voice SAYUKI0103
【Sayuki】「美味しいもの……レストランみたいなところですか?」


#cg 3 tre01s2 650 0
#wipe fade



#voice REO_0063
【Reo】「そういうのとは違って、お店がたくさん並んでいて……って、麻衣なによぉ」
#voice MAI_0079
【Mai】「今日は、学期末試験の勉強をしに来たんでしょう。遊んでいていいの、玲緒?」


#cg 3 tre03s2 650 0
#wipe fade



#voice REO_0064
【Reo】「ううっー、わかってるわよ。少しくらいいいじゃない、麻衣のけちっ」
#voice SAYUKI0104
【Sayuki】「でぱ……ちか……」
会話は中断されてしまい、でぱちかとは何なのか、結局わかりませんでした。
#voice SAYUKI0105
【Sayuki】「勉強をしにこられたんですか?」
#voice MAI_0080
【Mai】「ええ、せっかく来てくれたけれど、今は特にイベント実行委員の仕事はないのよ」
#voice MAI_0081
【Mai】「家で勉強すると、この子がすぐに飽きて遊んじゃうから……ここだとちょうどいいかと思って」
#voice SAYUKI0106
【Sayuki】「あの……それでは私、ここにいてはお邪魔でしょうか?」
#voice MAI_0082
【Mai】「ううん、そんなことないわ。こっちのことは気にしないでね」
そう言って、麻衣さまはカバンからテキストを取り出して、玲緒さまの勉強を見始めました。


#cg all clear
#cg 1 tma08s2 200 0
#cg 2 tre03s2 600 0
#wipe fade



#voice MAI_0083
【Mai】「今日は最低でも、この2ページは終わらせるわよ」
#voice REO_0065
【Reo】「えぇっ、無理よ、こんなにたくさん」


#cg 1 tma01s2 200 0
#wipe fade



#voice MAI_0084
【Mai】「あら、そう……今晩は玲緒の好きな煮込みハンバーグにしてあげようと思ったのに」


#cg 2 tre02s2 600 0
#wipe fade



#voice REO_0066
【Reo】「は、ハンバーグ! あのトマト味のヤツね、あれワタシ大好き\001」
#voice MAI_0085
【Mai】「じゃあお勉強、頑張りなさい」


#cg 2 tre08s2 600 0
#wipe fade



#voice REO_0067
【Reo】「くぅぅっ……わかったわよ、やればいいんでしょ、やれば!」


#cg all clear
#wipe fade


これ以上このお2人からは、話を聞けそうにありません。
聞けないけれど、ここ数日の皆さん態度を見ていると、私の疑問が確信に変わっていきます。
ベストカップルの皆さんは、集まって何かをしている。
でも私が近づくと、驚いて止めてしまいます。
そして、それにはおそらく……六夏さんも関わっている。
さっきも麻衣さまは『六夏さん』の事を話していたけれど、多分聞いてみても、これまでの経験上、お答えになっては頂けないでしょう。


#cg 1 tsy03s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0107
【Sayuki】「ああ……どうすればいいのでしょうか」
ぼんやりと私は、目の前の先輩たちを見つめていました。


#cg 1 tma08s2 200 0
#cg 2 tre02s2 600 0
#wipe fade



#voice REO_0068
【Reo】「よーし、できた! これで終わりでしょう、麻衣」
#voice MAI_0086
【Mai】「また適当に、勘で答えを書いたでしょう、玲緒」


#cg 2 tre03s2 600 0
#wipe fade



#voice REO_0069
【Reo】「うっ……」
#voice MAI_0087
【Mai】「玲緒はやれば出来る子なんだから、まじめにしっかりやりなさい」


#cg 2 tre08s2 600 0
#wipe fade



#voice REO_0070
【Reo】「ごほうびくれるなら、やるわ」
#voice MAI_0088
【Mai】「だーかーらー、ハンバーグ作ってあげるって言ったでしょう」
#voice REO_0071
【Reo】「それだけじゃ、足りないわよ」


#cg 1 tma01s2 200 0
#wipe fade



#voice MAI_0089
【Mai】「もう、玲緒はわがままなんだから」
そう言いながら、麻衣さまは玲緒さまの髪の毛をクシャクシャと触ります。


#cg 2 tre01s2 600 0
#wipe fade



#voice REO_0072
【Reo】「んっ……やだぁ~」
文句を言いながらも、玲緒さまは微笑んでいるようです。


#cg all clear
#cg 1 tsy03s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0108
【Sayuki】「あっ……これって……」
自分が仲間外れにされているような、そんな疎外感を覚えて、ここのところ先輩たちの様子を眺めていることが多かったけれど。
今になって、私はある事に気づきました。
#voice SAYUKI0109
【Sayuki】「もしかして、本当に……」
ベストカップルの皆さんは、本当に『恋人』として、お付き合いしているんではないでしょうか。
私と六夏さんのような、カップルのフリではなくて、本当に恋人として……


;//SE:ドアを開ける音
;♀SE003
#se 0 SE003


#cg 1 trk01s2 400 0
#wipe fade



#voice RIKKA_0241
【Rikka】「失礼します……あっ」


#cg 1 tsy01s2 200 0
#cg 2 trk01s2 600 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0110
【Sayuki】「ごきげんよう、六夏さん」
#voice RIKKA_0242
【Rikka】「ごきげんよう……沙雪さん」
六夏さん、落ちつこうとしているみたいだけれど、私を見た瞬間、ちょっと焦りを感じたように見えました。
同じ学年なのに……何故でしょうか。


#cg all clear
#cg 1 tma01s2 400 0
#wipe fade



#voice MAI_0090
【Mai】「あら、六夏ちゃん……今日は一人」


#cg 1 tma01s2 200 0
#cg 2 trk01s2 600 0
#wipe fade



#voice RIKKA_0243
【Rikka】「はい。麻衣さま、玲緒さまごきげんよう」


#cg 1 tma01s2 150 0
#cg 2 tre01s2 400 0
#cg 3 trk01s2 650 0
#wipe fade



#voice REO_0073
【Reo】「よく来たわね。早速だけど、お茶をいれてきなさいよ」


#cg 1 tma08s2 150 0
#wipe fade



#voice MAI_0091
【Mai】「なんで命令口調なのよ、玲緒」
#voice RIKKA_0244
【Rikka】「いいですよ、すぐいれてきますね……沙雪さんも飲みますか?」


#cg all clear
#cg 1 tsy01s2 400 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0111
【Sayuki】「いいえ、私も手伝います」


#cg 1 tsy01s2 200 0
#cg 2 trk01s2 600 0
#wipe fade



#voice RIKKA_0245
【Rikka】「大丈夫です。そんなに大人数じゃありませんから……すぐいれてきますね」


#cg all clear
#wipe fade


てきぱきと、お茶の支度をして。
本当にあっと言う間に、六夏さんは人数分のお茶をいれてきて下さいました。
勉強は一休み……と、玲緒さまはポーチの中から何かを取り出しました。


#cg 1 tre01s2 400 0
#wipe fade



#voice REO_0074
【Reo】「お茶といえば、やっぱりお菓子よね。篠崎六夏と白河沙雪にも、少しならあげるわよ」
私と六夏さんにお菓子を配って下さる、玲緒さま。
その玲緒さまを、麻衣さまはどこか優しい目で見つめています。


#cg 1 tma01s2 200 0
#cg 2 tre01s2 600 0
#wipe fade



#voice MAI_0092
【Mai】「玲緒、そのポーチ、ずっと使っててくれてるのね」


#cg 2 tre05s2 600 0
#wipe fade



#voice REO_0075
【Reo】「当たり前じゃない……まっ、麻衣が選んでくれたものだし……」


#cg 1 tma02s2 200 0
#wipe fade



#voice MAI_0093
【Mai】「ふふふっ、ありがとう」


#cg 2 tre08s2 600 0
#wipe fade



#voice REO_0076
【Reo】「お菓子を入れるのに、他にちょうどいいのがないからよっ」
#voice MAI_0094
【Mai】「はいはい、わかっているわ」
優しく見守るような瞳で、玲緒さまを見つめ続ける麻衣さま。
私はこんな風に、誰かを見つめたことがあったかしら?
ちょっと……うらやましい、です。
私には、そのようなお相手が……


#cg all clear
#cg 1 trk03s2 400 0
#wipe fade



#voice RIKKA_0246
【Rikka】「あ、あの……何か悩みでもあるの、沙雪さん?」
不意に、六夏さんが心配そうに声をかけてきました。


#cg 1 tsy01s2 200 0
#cg 2 trk03s2 600 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0112
【Sayuki】「六夏さん……いいえ、何もありませんわ」
こうやって私を気づかってくれる、六夏さんの気持ちが嬉しい。
六夏さんは私だけではなく、他のクラスメイトも……いいえ、誰に対しても、このように気を使っています。


;★★★選択肢 ここから



#voice SAYUKI0113
【Sayuki】(私だけに対して、特別というわけではない……)
きっとそうなんです。
でも……もし、私と六夏さんが普通とは違う、特別な関係だったなら……



;++選択肢(3)
;1.『六夏さんと、本当のカップルだったら……』○
;2.『私は……特別、ですか……?』×
#select select03_1 select03_2
六夏さんと、本当のカップルだったら……
私は……特別、ですか……?


;1.『六夏さんと、本当のカップルだったら……』
#label select03_1


#cg 1 tsy03s2 200 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0114
【Sayuki】「私と六夏さんも、他の皆さんのように……本当のカップルだったら……」
#voice RIKKA_0247
【Rikka】「さ、沙雪さん……今、なんて……??」


#cg 1 tsy05s2 200 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0115
【Sayuki】「い……いいえ、何でもありません」
ああ、私ったら……なんてとんでもない事を、口走ってしまったのでしょう。
私はそんな夢を見てはいけないのに、抱いてはいけないのに……


#set f1 f1+1
#goto select03_end


;2.『私は……特別、ですか……?』×
#label select03_2


#cg 1 tsy03s2 200 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0116
【Sayuki】「私は……特別、ですか……?」
#voice RIKKA_0248
【Rikka】「えっ? 沙雪さん、今、なんて……??」


#cg 1 tsy05s2 200 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0117
【Sayuki】「い、いえ、その……自分でも、よくわかりません……申し訳ありません」
私ったら、よく意味のわからない事を言ってしまったでしょうか。
ああ、恥ずかしいです……


;++選択肢終了
;★★★選択肢 ここまで
#label select03_end


#voice RIKKA_0249
【Rikka】「あ、あの……沙雪さん……」


#cg 1 tsy01s2 200 0
#wipe fade



#voice SAYUKI0118
【Sayuki】「六夏さん、お茶ごちそうさまでした。たいへん美味しかったです」
#voice RIKKA_0250
【Rikka】「あっ……うん……」
#voice SAYUKI0119
【Sayuki】「今日は特にお仕事もないみたいですし、私はこれで失礼します」
#voice RIKKA_0251
【Rikka】「……うん、それじゃ……ごきげんよう……」


#cg 1 clear
#wipe fade


私は、六夏さんからそっと、離れていきました。
これ以上、おかしな事を考えずに済むように。
決して言ってはいけない事を、言わないためにも……


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;♂MS
#bgm 0 stop 1000


;//END
#next2 S014
shirayuki_no_kishi/s013.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)