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seisai_no_resonance:sce07_03_08_0
数刻後――。
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寮に戻った後、食事を取ったまではいいけれど……。
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「うううぅ……」
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今日も今日とてヤヤの部屋でベッドに倒れ込む。
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そして、夕刻の一件以降、まだ熱い身体を鎮めようと
シーツの上でゴロゴロと転がり続ける。
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アレが大人の技なのか、そしてお母さんは先生に何をしてるんだ、など色々考えれば考えるほど、身体から熱が逃げない。
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あと若干ながら不可抗力だったけれど、
ヤヤへの罪悪感もあったりするから、余計にやるせなかった。
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「このまま寝てしまいたい……」
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奈岐や末来さんからの連絡も無いし、
休めるうちに休んでおくのが良さそう。
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でも、火照った身体がそれを許してくれない。
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「カナカナ、なんだか大変そうだねえ」
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私より少し遅れて、ヤヤが部屋に戻ってくる。
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「うぐ」
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「うぐ?(BROKEN:8_20)
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とても困ったタイミングで戻ってきたかもしれない。
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こんなことなら自分の部屋で転がっていれば……
でも由布と鉢合わせになるのは気まずいし。
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「ねえ、ヤヤ?(BROKEN:8_20)
(BROKEN:8_20)
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ガバッと身体を起こして、そんなことを訊ねていた。
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「カナカナ、唐突だねえ」
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ヤヤは頬を掻いた後、いつものように微笑んでくれる。
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「ヤヤの秘密も知られちゃったしねー。それにヤヤはカナに悪い
(BROKEN:8_20)
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「じゃあ、好きって言ったら、好きって言い返してくれる?」
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「ふふっ、もちろん」
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答えを聞いてからベッド脇に腰掛けたヤヤに詰め寄っていく。
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「ヤヤ、ヤヤのこと、好き。また押し倒したいぐらい好き」
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「あはは、カナカナは……またまた強引だなぁ」
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「好きって言い返すのは?」
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「ふふっ、ヤヤもカナカナが大好きだよ」
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甘い言葉のお礼に頬に口づける。
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ただ火照ったままの身体で、好きな相手にそうすれば、
もう止められるはずもなく――。
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「カナカナ、やっぱり強引っ……!」
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「ふふんっ、強引なのが特技になりました」
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ヤヤの服に手をかけながらベッドに押し倒していく。
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seisai_no_resonance/sce07_03_08_0.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)