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seisai_no_resonance:sce06_06_03_0
しばらく時間が経って、気持ちが落ち着いてくれる。
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泣き腫らした顔で部屋に帰りにくいと思っていたところ、
末来さんは好きなだけゆっくりしてくれていいと言ってくれた。
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シャワーも貸してくれるらしく、
今は遠慮せずに借りることにする。
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お湯で顔を洗うと、少しだけ気分もすっきりしてくれた。
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でも、色んなことが頭を過ぎってしまうのは変わらず。
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「…………」
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このままお母さんと末来さんの考え通りに動いてしまえば、
もう二人には会えなくなってしまう……?
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一対として、この島で最後の犠牲となって……いなくなる。
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そんなのはどうしても嫌だ。
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二人がそう望んでいたとしても、私は……。
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そう思っていた時だった。
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「鼎、背中流してあげる」
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「えっ……わっ、わわわっ!?」
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お風呂の扉が突然開いたかと思えば、末来さんが顔を見せて……。
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背中を流すと言ったそばから……そこ、背中じゃないしっ!?
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seisai_no_resonance/sce06_06_03_0.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)