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seisai_no_resonance:sce05_04_08_0
翌日、午前の授業の記憶が曖昧なまま迎えた昼休み。
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大あくびをしながら日替わり定食をテーブルに運んでいると、
八弥子さんが手を振っているのが見えた。
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「やっほー、カナカナ。ここ、空いてるよー」
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「こんにちはー」
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八弥子さんのいるテーブルにつくと、
隣の椅子でガジが本日の魚に齧り付いていた。
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「カナカナは聞いた?(BROKEN:8_20)
(BROKEN:8_20)
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犯人は分かってますと楽しげな様子で八弥子さんが訊ねてくる。
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「穢れが四匹も出ちゃったんで派手になりました」
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「あはは、派手なのはいいけど、そろそろ目を付けられちゃうよ?
(BROKEN:8_20)
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末来さんは黙っていてくれそうだけど……
遠山先輩や学園長に知られれば、そうもいかないだろう。
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「落石とか火事の話ってどこまで広まってます……?」
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「んー、廊下を歩いてたら耳にするぐらいかなー」
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それって学園中に広まってそう。
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火事に落石、危険なワードだけに広まるのは早いか。
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「カナカナもナギっちも、ちょっと気をつけた方がいいかもー」
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「……善処します」
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三日連続は何としても避けないと……内心でそう思いながら、
肺に溜まった息を吐き出す。
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seisai_no_resonance/sce05_04_08_0.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)