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seisai_no_resonance:sce04_07_04_0
「はぁ、暑いですわ…………なんでこんなに暑いんでしょうね」
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「三輪さん、暑い、暑い、って言ってたら、
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「そもそも、私、このような太陽の降り注ぐ中が
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「それなら、なんで散歩なんて言いだしたの?」
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――数十分前。
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「今日もあったか陽気だなぁ……潮風と暑い日差し……夏が近づい
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「はぁ……なぜ、こんなところで一人大声を出しているんですか
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「あ、三輪さん……なんだか最近よく会うねぇ……」
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「私は会いたくないんですけど……」
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「私だって、会いたくて出会ってるわけじゃないよ……」
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「で、あなたは今日は何をなさってるの?」
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「えっと、今日はたまたま誰もいなくて……かつ、天気だけはよく
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「はぁ……で、その後は?」
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「なーんにも考えてないかな」
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「……………………」
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「どうしたの?(BROKEN:8_20)
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「高遠さん……別に嫌ならいいんですけど、
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「へ?」
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「はぁ……そういうのでしたら……いいですわ……」
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「ご、ごめん……冗談、冗談だからぁっ……」
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「いいよ、散歩、どこいくの?」
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「て、定番……ですけど、海岸……とか……」
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「おっけー!」
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「って、流れだったと思うんだけど……」
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「そっ……それは…………」
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「ねぇねぇ……なんでよー」
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「べ、別に………………たかった……から……
なんて…………………言えるわけ……………わ……」
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「聞こえない……なんて、言ったの?」
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「……恥ずかしくて……言えません…………」
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「三輪さん……なんで?」
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「し、知りません…………」
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なんだか……三輪さんってこんなに可愛かったかなぁ……
和服似合うし……お人形さんみたいで可愛いよね……。
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それに、なんだか……イジメたくなる……匂いがするんだよね。
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「な、なんですの……ニヤニヤと見て……イヤラシイですわ……」
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「ねぇねぇ、三輪さん……教えてよ……」
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そういいながら、彼女をそっと抱きしめる。
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「ひゃっ……ば、ば、ば、バカっ……じゃないですっ……あ……」
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三輪さんは頭に血が上った瞬間にフラリと立ちくらみをして
倒れそうになり、私はそのまま抱きとめる。
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「三輪……さん?」
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彼女はすごく熱くなっている……あれ、これって熱中症……
だったらマズイよね……ど、どうしよう……。
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とりあえず、日陰に寝かせるか……
それとも寮まで連れて帰ろうか……。
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んー、この子、軽いし……
そのままクーラーのある寮に連れて行った方がいいかな?
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えっと……彼女の部屋に運ぼうか……。
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恵の部屋は……ここっと…………。
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「恵、いる?」
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「…………いないのは……あなたも……お分かりでしょ……」
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「あ、大丈夫?」
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「だ、大丈夫に……決まってます……わ」
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「ここまでで、結構……です」
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そう言って彼女は私から離れ、部屋に入ってしまう。
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「うーん……仕方ないかな……部屋に戻ろうっと……」
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「汗かいたし……着替えちゃおうかな……」
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「あ、そうだ……彼女のところに冷たい飲み物でも持っていこうか
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「なんだか、よくわからないけど、変な味の炭酸ジュース、マニア
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彼女もきっと、こういうのが好きに違いない……
とか勝手に想像してしまう失礼な私……。
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「ねぇーねぇー、三輪さーん」
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……あれれ?(BROKEN:8_20)
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再度挑戦……。
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「三輪さーん、あっそびましょー」
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「……………………」
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「ば、バカじゃ……ないですの……ハ(BROKEN:8_20)
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「あはは、よかった、元気そう……
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「べ、別に……いりません……」
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「なんだか、これ……もらったんだけど、私は怖くて飲めないから
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「そ、それをどこで……手に入れたんですの!?」
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「たまたま貰ったんだって……」
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「頂き物を……そんな……貰うわけには…………」
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「欲しい?」
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三輪さんはすごい速度で首を何度も縦に振る。
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なに、この可愛い小動物……。
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「ねぇ、そっち入っても大丈夫?」
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「え、ええ……」
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「じゃ、これ、お土産……そしておじゃましまーす」
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「どこの部屋もみんな同じですから、見ても面白いものなんて……
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「ほんとだ……私の部屋と全く同じにしか見えない……」
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「個人部屋の人でも同じ作りですからね……」
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「あ、高遠さん、これ……飲んでもよろしくて?」
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「どうぞどうぞ……」
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「んぐっ……んぐっ……ああっ……この味ですわ……
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「まぁ、通販を使えば手に入るんですけど、前に一度大量に持ち
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「そうなんだ……」
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「そういえば、三輪さんって普段いつも和装だよね、
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「幼いころからずっと着てたので、こちらの方が落ち着くんです」
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「そうなんだ……ちょっと気になってたんだけど……」
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「なんですの?」
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「和服の時ってさ、下着はつけてるの?」
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「!?」
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「って、なんで、そんな怯えた表情するの……」
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「へ、返答次第ではなんだか……
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「確かにちょっと見てみたい……とか思ってるけど……」
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「け、獣っ……」
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「そ、そういう意味じゃなくって……」
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「…………冗談ですわ……」
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「普通につけてますわ……確かに下着のラインとか見えない方が
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「へぇ……」
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「あなた……今、よからぬことを考えたでしょ……」
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「そんなこと考えてないって……」
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「ウソ……私がどんな下着つけてるか。とか、想像してたでしょ」
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「え、まぁ……そうだけどさ……」
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「あ、あなたって人は…………」
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「普通に気になると思うんだけど……
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「か、か、可愛いっ……」
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「だ、ダメ……いくら……そんなこと……
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なんだか、もう……とりあえず無理やりでも押し倒したくなって
くる妙な衝動を抑えられないでいた……。
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「懐柔って……こういうこと?」
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「ちょ、あっ…………」
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seisai_no_resonance/sce04_07_04_0.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)