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seisai_no_resonance:sce04_05_17_2
「ったく……こんなところで、するなんて……」
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「勢いで……つい…………」
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「毎度勢いで……そのされても……困る…………」
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「じゃぁ、真琴の部屋でもっとしたい」
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「ば、バカかっ、そ、そ、そいうことを言ってるんじゃ
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「ふふっ、冗談……照れる真琴が可愛くってつい、イジメたくなる
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「お前という奴は……」
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「みんな心配してるかな……」
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「心配しているだろうな……」
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「じゃぁ……戻ろっか」
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「…………あ、ああ」
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「どうしたの?」
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「ひ、ひとつだけ、いいか?」
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「なに?」
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「その……も、もう一度……キスして欲しい……」
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「どうしようかな……」
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「だ、ダメか……」
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「真琴が私のこと、鼎って呼んでくれたら」
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「………………」
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「ね?」
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「…………かなえ」
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「え?(BROKEN:8_20)
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「意地悪するな……」
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「あはは、冗談……んっ」
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「んっ…………」
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しばらく、お互いの温もりを確かめながら、ゆっくりと優しい
口づけを交わす。
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そして、ゆっくりと離れる。
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「じゃ、戻ろう」
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「……ああ、そうだな」
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ちょうど学園寮の前まで来た時に、真琴はふと足を止める。
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「どうしたの?」
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「私は……その……人に対して……好きというか、
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「ただ、お前といると……暖かい気持ちにも、ハラハラするような
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「ただ、私はお前の事を好きなる資格があるのか聞かれると……
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「なんで?」
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「私は……その私の都合だけで、お前を本当に死んでも構わない
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「でも、私は生きてる……」
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「それは……そうだが…………」
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「それで、いいじゃない、私は真琴の事が好き……真面目で、
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「それに、実はとっても優しいところも……」
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「鼎…………」
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「ね?(BROKEN:8_20)
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「当たり前のことを聞くな……嫌いな人間と……その
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「ふふっ……ありがと…………」
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「随分と遅かったね……」
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「あはは、すいません……」
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「仕方ないね……」
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と、末来さんはチラリと真琴を見て、小さな溜息をついた。
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「?」
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「さて、これで全員戻って来たようですね……」
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「穢れの方も、ひとまずは気配が無くなったよ」
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「昨日の今日のことですから、しばらくはまだ警戒を怠らない
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「………………」
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御花会だけで、遅い夕食を取り、各自部屋に戻って休むことになり
私も由布も部屋に帰ってきて、着替えるなりベッドに倒れ込んだ。
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「疲れたわ……」
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「本当だね……」
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ゴロゴロとベッドで転がっていた由布が何かを思い出したように
飛び起きる。
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「あ、私ちょっと用事を思い出したから、神住姉様の部屋に
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「あ、うん、いってらっしゃーい」
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「うん、寝るなら寝ててね」
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「おっけー」
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由布が出ていき、部屋の中が静かになった気がして、
妙に落ち着かなく感じ、少し勉強でもしようかと、
ベッドから机に向かう。
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しばらく、勉強をしていると、ドアが(BROKEN:8_20)
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「あれ、誰だろ?(BROKEN:8_20)
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「あれれ?(BROKEN:8_20)
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「いたずらかな……」
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消灯時間近くだというのに、こんなイタズラ……と、思っていると
トビラのところに手紙が落ちていた……。
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「手紙……」
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手紙は私の名前宛になっていて、差出人の名前は書かれて
いなかった……。
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とりあえず、カミソリとか入っていないか、触り心地を確かめ、
安全を確認する。
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「ちょっと、開けるのに勇気がいるよね……」
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そんなことを呟きながら、手紙の封を切り、中身を確かめる。
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『秘密を知りたければ、
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と、書かれていた。
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私は本当にイタズラかと思ったけれど、古びた神社という言葉を
見て妙な胸騒ぎを感じる。
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秘密ってなんのことだろう……。
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seisai_no_resonance/sce04_05_17_2.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)