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seisai_no_resonance:sce04_05_16_1
昼間に高遠が去ってから、私は一度も教室に戻ることなく、
授業をサボり古い神社まで来ていた。
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ここは心が落ち着く……なぜかは分からないけれど、自然、
風の匂い、海の香り……。
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穢れなどの存在さえ忘れてしまいそうになるくらい、
ゆっくりとした空気が流れていた……。
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しかし、それを打ち壊すような嫌な足音が私の(BROKEN:8_20)
最悪なモノへと変える。
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「今はまだ授業中だと思いましたが?(BROKEN:8_20)
(BROKEN:8_20)
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「理事長の犬が……」
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「不満があるようですが、強引なやり方で失敗して今の様に
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「くっ…………」
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「ご理解頂けているようでしたら、余計な事はしないことです」
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「お前たちは何を企んでいる……」
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「企む?」
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「地震が起きたことも、理事長が何か知っているんだろう?」
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「そうだとしても、私がお答え出来ることはありません」
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「………………」
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「他には何か?」
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「くっ…………」
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「大人しくしていて貰いましょう。中村家が何を考えているかは
(BROKEN:8_20)
(BROKEN:8_20)
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「………………」
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「いつまでも、このような場所にいてもらっては困ります。
(BROKEN:8_20)
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そう言って、気に食わない理事長の犬は去っていった……。
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「………………」
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あまりの苛立ちに気分が悪くなり、寮に戻ることにした……。
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seisai_no_resonance/sce04_05_16_1.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)