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seisai_no_resonance:sce04_05_16_0
今日も私は真琴と空き教室で、真琴が作ってきたお弁当を食べて
過ごしていた。
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昨日のこともあって、真琴とは話も出来ないかも……
と思っていたけれど、真琴から誘ってきてくれたのだった。
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「はぁ、美味しかった……」
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「お粗末さまだ……言っておくが、この後……その……
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「………………」
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「なんだ、その残念そうな顔は……まったく…………」
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「今日は話しかけてくれないのかと思ってた……」
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「…………すまない、昨日は少し苛立っていただけだ……」
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「やっぱり、家のこと?」
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「家……まぁ、そうだ……」
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「嫌なら、アレだけど、家に言われたことに従わないといけない
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「…………お前という奴は、人の懐に無防備に飛び込んでくる……
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「ごめん……」
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「しかし、そ、その……別に嫌な気は、しない……ただ、
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「質問?」
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「ああ、そんな難しいことじゃない……」
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「お前は母親を探して、この島に来たハズだ」
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「うん、そうだよ」
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「その当の母親がお前に探してもらいたくなかったら、
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「私は……ううん、お母さんがもしこの島にいるんだったら、
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「母親の望んでいないことをして、お前は平気なのか?」
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「会えないことの方が……その辛いよ」
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「………………」
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「真琴が同じ立場ならきっと、同じことをすると思うけど……」
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「私はっ!(BROKEN:8_20)
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「バカ……って、お母さんがある日、いきなり姿を消して、
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「会いたいのに……会えないなんて、酷いよ!
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「バカはバカだ!(BROKEN:8_20)
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「酷いよ……真琴、そんなこと言うなんて…………」
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私は思わず怒りに任せて、部屋を出てしまう、その瞬間の
真琴の顔はとても悲しそうな顔だった……。
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「………………」
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私は自身の方がバカだと知っている……。
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別に彼女を傷つけるつもりではなかった……なかったんだ……。
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私も彼女と同じ……同じような思いで今を暮らしているのに……。
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焦り……焦りなんだろうな……。
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今までの暮らしとは確実に色々なモノが変化してしまったことに、
ついていけていないのだ……。
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私は………………。
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seisai_no_resonance/sce04_05_16_0.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)