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seisai_no_resonance:sce04_05_14_0
休み時間、遠山先輩に呼び出された由布が戻ってくる。
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「何かあったの?」
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「今日は御花会の活動はナシなんだって」
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「そうなんだ……」
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「恵、三輪さんにも伝えておいて、あと鼎は中村さんに伝えて」
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「えっと、うん、わかったよ」
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「りょーかい、って、教室にいないみたい……
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さっきの授業にはいたはずなのに……。
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「あんまり時間ないから、また昼休みでもいいんじゃないの?」
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「でも、今言っておかないといけない気がするし、授業始まるまで
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「わかったわ」
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「じゃ、行ってくるね」
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真琴ってばどこにいったんだろう……。
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廊下を見渡しても彼女の姿は無かったが、私はなんとなく階段側に
歩を進める。
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この休み時間に教室を出る理由としては、お手洗いに行くか授業を
サボって、どこかに行くか……だと思うのだけど。
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どちらにしても、一度は階段の側を通らないといけないので、
判断としては間違ってない……かなぁ。
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廊下から階段付近に来たときに、ちょうどお手洗いの方向から
やってくる真琴と出会う。
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「よかったぁ~」
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「?」
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「何がよかったんだ?」
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「真琴に出会えて」
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「なっ、な、な、何を言い出すんだ、お前は……」
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「そんなに照れることでもないと思うんだけど……私は真琴に
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「そ、そうか……」
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「で、なんなんだ?」
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「今日は御花会の活動はないんだって」
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「そうか……」
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「ま、まぁ、真琴も家の関係とかで忙しいんじゃないかな?」
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「………………」
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真琴は何故か浮かない顔をする、家のことを話しに持ち出すことは
ダメだったのかな?
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「ご、ごめん、なんだか聞いちゃいけないことだった?」
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「いや、気にしないでくれ……確かに家やその周囲の人間達は
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「それって……どういうこと?」
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「さぁな、私にも皆目わからない……何か、今までには無い、
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「今までには無い……」
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「勘だがな」
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「勘……」
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「勘だ、私とて詳しいことが全くわからない状況だからな、
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「戻らなきゃ……」
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授業も終わり、放課後となる。
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いつもなら、御花会があるハズだったために、何もする事がなく、
暇となる。
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遠山先輩に会いに行った由布が寂しそうな顔で戻ってくる。
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「はぁ……」
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「どうしたの?」
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「姉様忙しいから先に帰れって……」
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「なんだか、大変そうだね……」
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「本当……いったい、どうしたんだろう……はぁ、とりあえず
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「私も一緒に帰るよ」
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「おっけー」
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「ただいまー」
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「……そういえば、鼎」
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「ん?(BROKEN:8_20)
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「中村……あの子のところは?」
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「どうなんだろう……なんだか、家の方は忙しいらしいけど、
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「そう……」
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「でも、地震とその……松籟会やその周囲の人達が慌ただしくなる
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「分からないわ……」
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「ホント、どういうことなんだろう……」
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その後、夕食の時間にも遠山先輩は姿を見せず、御花会の人たちは
何かが起こっていることを気にかけながら過ごした。
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地より響く音……。
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獣とも分からぬ雄叫びが森に響く……。
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「やはり来たか……」
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「頼継様、ここも安全とは言えません」
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「昌次郎、お前がいれば大丈夫だろう?」
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「ハッ……それは当然、私の命に変えましても貴方様を
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「思ったより、早い時期に祭りが始まっちゃったなぁ……
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seisai_no_resonance/sce04_05_14_0.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)