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seisai_no_resonance:sce04_05_13_0
「高遠、少しいいか?」
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避難の為に廊下に出て、校庭に向かう途中で真琴に
声を掛けられる。
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「どうしたの?」
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「お前、地震が来る直前、何かを感じていたように見えたのでな、
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「感じるっていうか、何か来るような胸騒ぎというか……」
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「…………実は私も何かざわつく感じがしていたんだ」
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「真琴も?」
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「あ、ああ……妙な違和感というか……なんとも言い表せない
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「……言われてみれば、確かにそんな感じかも」
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「そういえば、この間も地震があった気がするんだけど……
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「その通りだ、特にこんな大きな地震は……初めてかもしれない」
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「その割にはみんな、結構冷静だね、パニックとかにも
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「巫女候補や先生達が落ち着いていれば、そんなにパニックに
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「確かにそうかも」
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「ただ地震など、こういうのは松籟会全体が慌ただしくなる
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「ま、お前に言っても仕方ないことだがな……」
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「松籟会……か、なんだか大変そう……」
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「…………そんなことはない……」
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そう言いながら、彼女は窓の外を寂しそうな瞳を向けた。
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「真琴……」
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でも、次の瞬間には彼女はいつもの鋭い眼差しに戻る。
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「すまないが私は急用が出来た、立ち去らせてもらう」
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「えっ、ひ、避難は?」
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「私達は巫女の力がある、そもそも避難する必要もあるまい、
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「真琴っ……先生に怒られても知らないよっ」
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彼女は一度も振り向かずに、生徒たちの流れとは逆に向かい
去っていく。
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正直、何が起こっているのかはよく分かってはいないけれど、
地震によって何かが起こっているのか、何かが起こっている
から地震が起こるのか……。
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この収まらない妙な胸のザワつきはなんだろう……。
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seisai_no_resonance/sce04_05_13_0.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)