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seisai_no_resonance:sce04_05_12_1
「ま、全く……お前という奴は…………」
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空き教室で楽しんでいた二人が去るのを待って、
用具入れから出てくると、教室はもう夕日が
照っているくらいの時間になっていた。
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「んっ……」
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真琴は歩きだそうとして、脚がガクついて倒れそうになる。
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「よいしょっと……」
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私は彼女を抱きとめると彼女は悔しそうな顔をする。
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「くっ、まさか……こんなことをされるなんて…………」
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「嫌……だった?」
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「嫌とかそういう問題じゃないだろ……」
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「だって……あの状況で触るなって言われても触らない方が
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「お前という奴は……」
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「それにとっても可愛い顔見れたし……」
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「くっ、だ、誰にも……言うなよ…………」
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「いうわけないでしょ、これは私と真琴の秘密……」
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「秘密……」
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と、彼女は言った後に思い出したように怒り出す。
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「お、お前は、気がついたんだがなぜ呼び捨てにするっ……」
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「その方が、呼びやすいかなぁ……って、思っただけだけど、
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「べ、別に……か、勝手にしろ……」
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「あ、あと……済まないが……もうしばらく私を抱きしめていて
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「どうしたの?」
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「脚が笑って……その……動けないんだ…………」
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「ふふっ……」
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「わ、笑うなっ……お前のせいだぞ……くそっ…………」
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「真琴があんなところに隠れるからでしょ……あとさ、こうやって
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「ば、バカっつ……触るなぁっ……」
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「ひ……酷い目にあった…………」
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「えー、酷いとかって言わないでよ……」
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「私は……その……嫌だと言っただろ……それに歩くのも……
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「それだけ気持ちよかったってこと……かな?」
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「う、う、うるさいっ……」
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「ねぇねぇ、お弁当のお礼ってことじゃダメ?」
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「そ、そんなお礼はいらんっ……」
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「ほんとに?」
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「い、い、いらんと言ったらいらんっ!」
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「ちぇっ……」
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「高遠がこんな奴だったなんて……」
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「こんな……って、違うよ、真琴が可愛いから……つい……」
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「か、か、可愛いっ……って……馬鹿かお前は…………」
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「馬鹿じゃないですってば……」
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「知らん……二度と弁当など作るか…………」
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「えー、美味しいのに……」
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「………………」
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「はぁ……変なことしないなら……その……また作ってやっても
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「……仕方ないなぁ、それでいいよ、約束」
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「約束……だからな…………」
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「真琴がして欲しいなら……いくらでも……そのしちゃうよ?」
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「いらんと言ってるだろ……馬鹿者……」
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「ふふっ、冗談、冗談……お弁当、また一緒に食べようね」
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「あ、ああ……」
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seisai_no_resonance/sce04_05_12_1.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)