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seisai_no_resonance:sce04_05_12_0
とうとう、約束の昼休みがやってきて、私は対戦相手……ちがう、
中村さんが来るのを待っていた。
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確かに彼女のお弁当……と、いうか料理はとても美味しい。
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彼女の行動からは想像も出来ないくらい、丁寧に作られていて、
彼女の持つ印象からはかけ離れている。
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って、言ってもおかしくないくらい。
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「待たせたな」
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「ひゃぁっ」
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彼女は気配を消しながらかわからないけど、私の後ろから突然に
声をかけきたせいで、驚いてしまう。
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「どうした?」
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「ちょ、ちょっと驚いただけだよ」
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「そ、そうか……」
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「きょ、今日も、その……作ってきたぞ」
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そう言って、彼女は私の前に恐ろしい量のお弁当を掲示する。
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うん、何度見ても巨大だよね……私、ひとりじゃ……。
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あれ?(BROKEN:8_20)
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「あ、あの、中村さん……」
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弁当越しから彼女の返事が聞こえてくる。
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「ど、どうした?」
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「あのさ、お弁当なんだけど、中村さんも一緒に食べないかな~、
(BROKEN:8_20)
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「私も?」
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「うん、私……そのちょっと量が多いから……一人じゃ
(BROKEN:8_20)
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「ダメ……かな?」
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「…………多かったか……」
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「ごめん、ちょっと……ね、でもとっても美味しいから、その、
(BROKEN:8_20)
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「だから、一緒に食べよう?」
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「わ、わかった……」
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前回と同じ空き教室が空いていたので、そこを占拠して、
中村さんが作ってきたお弁当を二人で食べた。
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「美味しかったぁ……幸せ」
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「お粗末さまだ、そ、その……高遠が喜んでくれてよかった……」
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「正直言うと、食べたいんだけど、その量が怖くて、夢にまで出た
(BROKEN:8_20)
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「それは気がつかなった……すまない……」
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「ううん、私が前に中村さんを傷つけたく無くて、
(BROKEN:8_20)
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「だが、しかし……」
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と、その時、教室に誰かが入って来ようとする姿があった。
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「くっ、か、隠れるぞっ」
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「え!?(BROKEN:8_20)
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中村さんは私を無理やり捕まえて、掃除用の用具入れの中に
私を押し込む。
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「ちょっ……」
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seisai_no_resonance/sce04_05_12_0.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)