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seisai_no_resonance:sce04_04_13_0
四日後――二度目の模擬戦の日。
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向山先輩とあれ以来、会うことは出来なかった。
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結局、今日も初戦と同じく一人で戦うことになり……。
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「はぁ……」
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地面で大の字になって、空を見上げる結果となった。
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つまり、またしても完敗。
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今日の相手は恵と三輪さんのペアだった。
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それで、実際に戦ったのは恵と……。
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「か、カナちゃんっ!(BROKEN:8_20)
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「えっ?」
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戦闘が始まり、今日こそは、と駆けだした矢先――
恵が大きな声で私を呼び止めた。
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でも、勢いよく飛び出した私は急停止することが出来ず、
恵が放った(BROKEN:8_20)
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「わわわっ!?」
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連鎖する爆発を防ぐのに精一杯で、持てる力を使い果し……。
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その結果がコレである。
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恵は雷の力が使えるみたいだし、もっと直接的な攻撃かなー、
と想像していたんだけどね……。
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力はその人の本質を現すと八弥子さんに言われたように、
常に一歩引いたところにいる恵は、とても守りが固い。
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一人で戦う分だけ、もっと慎重に行くべきだった。
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「カナちゃん、大丈夫……?」
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恵の声を聞いて、私はまだ少し重たい身体を起こす。
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「うん、もう平気」
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ニコリと微笑みかけてみるが、恵はまだ心配そうに私を見ている。
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「ごめんね……ホントは教えてあげられたら、よかったんだけど」
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「うーん、そんなことしたら、三輪さんに怒られちゃうよ?」
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「それに仕掛けを知ってても、同じ結果だった気もするし」
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「それって、どういうこと?」
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「私、無策に突っ込んでそう」
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「あはは……なんだか、それはそれでカナちゃんらしいけど」
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何とも言えない表情で恵が苦笑してくれた。
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「でしょ?(BROKEN:8_20)
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「高遠さん、話せる元気があるのでしたら、場所を開けて下さい」
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少し苛立った様子の三輪さんが私を睨み付けてくる。
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「次の練習が始まります。いつまでも座っていられては、
(BROKEN:8_20)
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「あ、それもそうだったね……」
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慌てて立ち上がると、次の模擬戦の支度をするペアが目に映る。
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由布と遠山先輩、八弥子さんと中村さん……実力派というか、
競い合わせたいと言われていた組み合わせだ。
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向山先輩が言うには、八弥子さん達は良くて練習相手らしいけど。
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私達が安全な場所にまで下がるを見てから、
末来さんが模擬戦開始の合図を出す。
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それぞれが星霊石を輝かせ、本日の第二戦目が始まった。
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seisai_no_resonance/sce04_04_13_0.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)