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seisai_no_resonance:sce04_02_09_2
すべては白い光に包まれ、現実世界に戻ってくる。
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「………………」
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「カナちゃん……なんで泣いてるの?」
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「わからない……でも……なんとなく……
(BROKEN:8_20)
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「…………そうなんだ」
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「うん…………」
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「鼎、恵……ここは危ない……向こうの岩の影に細い通路がある
(BROKEN:8_20)
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「早くっ!」
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「カナちゃん……急ごう……」
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「でも、末来さんっ……」
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「ボクは大丈夫だから……大丈夫だから、先に行って」
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「でもっ……」
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「ダメっ……カナちゃん……崩れるよぉっ…………」
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「末来さーん」
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私と恵は細い岩の通路に逃げ込み、そこさえもすでに足場が
崩れかけており、私と恵は足を滑らせ、崩れる岩場と共に地面へ
滑り落ちた……。
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大きな音と水の飛沫の音が途切れる記憶の中で
鮮明に聞こえた気がした……。
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水の音が聴こえる……それと軟らかい……太もも……。
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太もも?
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私は瞳を開いた……。
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「カナちゃん……起きたんだ……よかった」
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「ここ……どこだろう…………」
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「わからないけど……島のどこかってだけは確かだよ……」
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「そうだね……」
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「それにしてもすごい月明かり……」
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「まるで私たちだけ写してるみたいだね……」
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「うん…………」
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「誰か……助け……くるかな?」
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「わからない……」
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そんなことを言っていると、どこか遠くから、
聞きなれた声が聴こえてくる。
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「おーい、カナカナ(BROKEN:8_20)
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「鼎っ、恵っ……返事してぇ!」
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「ね、みんなも……無事みたいだよ…………」
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「んふ……よかった…………」
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「もう少し……みんなが探してくれてる声……聞いていたいな」
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「私も…………」
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「ね、恵…………」
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「なに?(BROKEN:8_20)
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「キス……しよ…………」
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「もう……こんな時に…………でも、いいよ……」
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「ありがと……恵……大好き…………」
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「私も……」
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「って、カナカナ、メグとキスしてるぅー」
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「え、こ、こんなタイミングで見つかっちゃうのぉ!?」
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seisai_no_resonance/sce04_02_09_2.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)