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seisai_no_resonance:sce04_02_08_1
「やったよ……カナちゃん」
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「うん……すごいよ恵……」
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「強さは重要ですが……保科さんの戦い方は、穢らわしいですわ
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「でも…………」
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「姉様……少し言い過ぎじゃ……」
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「いいえ、私は保科さんの心配をして言っているのです。私の
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「恵は恵なり考えて……戦っているのに……」
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「カナちゃん……いいの……気にしなくて…………」
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「でもっ……」
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「穢れ落ちた巫女は穢れとなってしまうのよ……忘れないで」
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「さ、戻りますわよ……由布」
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「は、はい……姉様……」
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「ちょっと……ひどくない?」
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「でも……神住先輩の言っていること、
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「どういうこと?」
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「私ね、怖い時があるの……召喚獣を使っているときの私……
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「なんとなく……だけど……神住先輩が言ってる事、
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「恵……」
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「さ、私たちも、戻ろう……」
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「うん……」
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その後、まだ穢れに対して警戒を怠らないようにと、
一般生徒たちには夜に寮から出ないように指示が出された。
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「あ、鼎、私しばらく部屋に戻ってこないかも」
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「そ、そうなんだ……」
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「寂しいかもしれないけど、神住姉様のところ行くから……ね?」
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「わかった、いってらっしゃい……」
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「うん、じゃーね」
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由布がいなくなると、部屋にはシーンとした静けさが広がる。
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目覚まし時計の針音さえ聴こえてくる気がして、
寂しさを実感してしまう……。
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「カナちゃん……いる?」
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「カナちゃん……なに体育座りしてるの…………」
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「あ、なんとなく寂しさを紛らわしてた……」
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「その方が、寂しいと思うんだけど……」
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「言わないで……悲しくなるから…………」
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「カナちゃん……今日は部屋にいてあげる…………」
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「恵…………」
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「言っても私も部屋でひとりぼっち見たいなものだし……」
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「三輪さんがいるのに?」
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「三輪さん……とは会話も合わないし……その性格も……」
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「うふふ……確かに合わないかもね……」
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「でしょ……」
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「ね、カナちゃん……一緒に寝よ?」
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「えっ!?」
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「カナちゃん……その……変な意味で言ったんじゃ……」
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「…………そうじゃないの……」
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「どうしようかな……それはカナちゃん次第ということで……」
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「襲っちゃうかもよ?」
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「カナちゃんを信じてるから……」
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「むぅ…………」
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「冗談だよ……今日は巫女装束を纏ったし穢れとも戦ったから……
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「…………そうだね……」
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「ね、じゃぁ、すぐ寝ちゃってもいいように……ゴロゴロしよ?」
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「うん……」
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「なんだか……恥ずかしいね」
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「そうかな……でも、ここのベッドって広いよね……」
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「理由は昔、誰かに聞いたことがあるけど……忘れちゃった……」
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「二人で寝ても大丈夫なように……なんてことはないよね」
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「違うと思うよ……」
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「だよね」
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「ね、もしさ……私が本当に穢れてしまっていたら……
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「何を言ってんの……あたりまえじゃん……恵……」
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「んふふ……ありがとう……カナちゃん……」
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「私なら……恵を穢すようなことはさせない……」
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「ありがとう……」
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「……あれ……なんだか…………眠く……なってきちゃった……」
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「寝てもいいよ……私……ずっと傍にいてあげる……」
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「カナちゃん……」
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「手……握っていて、あげる……」
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「カナちゃん……嬉しい…………」
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「………………すぅ……」
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「おやすみ……恵……」
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seisai_no_resonance/sce04_02_08_1.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)