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seisai_no_resonance:sce04_01_27_0
朝、学園に向かう準備をしているとき、再び大きな地震が起こる。
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「鼎……また、地震…………」
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「大丈夫……」
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そう言って、由布を抱きしめる……正直なところ、私もちょっぴり
怖かったりするけれど、由布を守らないと……と思うと、
怖くない気がする。
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「長いね……」
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「た、建物の方が……心配だよね…………」
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「うん……」
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「……とりあえず、学園に向かった方がいいのかな?」
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「そうしよう、地震の後だし……急いだ方がいいかな……」
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「うん……」
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「カナちゃん、由布ちゃん……」
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「恵、大丈夫?」
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「うん……」
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「とりあえず、学園長室へ急ごう」
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「皆さん、大丈夫でしたか?」
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「ええ、みんな揃ってるという事は、そういうことですわ」
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「そう……ですね、情報によれば……まだ穢れが大量に
(BROKEN:8_20)
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「あら、片倉先輩がいらっしゃらないようですが……」
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「ええ、少し用があるようで今日は来ていないようです」
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「そうですか……では、行きましょうか」
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「ねぇ……鼎…………」
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「どうしたの?」
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「うん……なんだか、神住姉様の様子……おかしくなかった?」
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「そう?(BROKEN:8_20)
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「そう……かな…………」
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「って、いっても……由布ほどあの人のこと、見てないから……」
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「………………」
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「私も……ちゃんと様子伺っておくよ、ひとまず穢れ……ね?」
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「うん……」
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いつもは島の北側を捜索していたけれど、今日は南側に向かって
歩いていく。
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こちら側には基本的に穢れが来ないらしいけど、
それがどうしてかは教えて貰えなかった……。
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でも、今日の感じからいうと、確実に穢れがいる雰囲気があった。
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「これじゃ……島の人に被害が出るかもしれないわね」
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「それは……ダメだよね」
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「ええ……」
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「もっと、あっちの方かな……」
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「向こうに行くと病(BROKEN:8_20)
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「それはダメだよね……急ごう」
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「うん」
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しばらく南側に移動すると、穢れがいる時の森の雰囲気と同じく
冷たく重い空気が流れ出す……。
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「こんなところまで来てるなんて……」
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「由布……」
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由布に巫女装束を纏うことを促し、由布はコクりと頷く、
私は急いで巫女姿へとなり、そして、由布の星霊石に触れる。
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巫女の力は通常状態より様々な感覚が強くなる、
まるで世界が広がっていくような感覚と似ている。
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私はすぐに穢れの居所を見つける。
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穢れも巫女の力に寄せられるように、巫女姿の私たちの方に
寄ってくる……。
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「なんで、こんなに穢れが出てくるのよ……」
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「確かにそうだね……昨日の場所の方が多いけど……」
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「そうね……」
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「行くよ、由布!」
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「ええっ!」
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私は素早く、目の前の穢れを一刀両断しようとするけれど、
横からもう一体の穢れが現れ、攻撃を防がれる。
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さらにもう一体が木の上から出現し、攻撃を仕掛けてくる。
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しかし、由布の攻撃によって、穢れは大きく吹き飛び木にぶつかり
グッタリと地面に崩れ落ちる。
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それを見た穢れたちは後方に飛び去り、私たちとの距離を取る。
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「なんだか、この穢れ……賢くない?」
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「確かに……いままでより連携して動いてる……ような気がする」
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「なんなんだろうね……」
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「そんなことより、早く倒さないと……」
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「うん……そうだね……」
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「グルルル……」
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「距離を詰めれれば……」
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「私が撃ったら、鼎は一気に攻めて……」
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「わかった……」
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「行くわよっ!」
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「たぁぁぁぁぁ!」
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seisai_no_resonance/sce04_01_27_0.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)