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由布と学園の北側の森に入り、穢れを捜索していた……。 > 「……なんだか、いつもの森と違う感じがする…………」 > 「そうだね……私が島に来たとき……体験した (BROKEN:8_20) > 「………………」 > 「緊張してる?」 > 「…………うん」 > 「私も……してる………でも、怖くないよ」 > そういって、彼女の手を取る。 > 「鼎…………」 > 「だから、由布も怖がらなくても大丈夫、私が守るから……」 > 「鼎……わ、私だって……ちゃんと役に立つわ」 > 「うん、私の背中……守ってね」 > 「うん……」 > 森をしばらくうろついていると、何か……何かに見られている ような気配があり、足を止める。 > 「…………なんだろう、この感じ……」 > 「うん……でも、何か……いる気がする」 > 「…………」 > 「!?」 > 「!?」 > 「………………」 > 「マコ、どうしたの?」 > 「カナカナとユーか、マコ~、ちがうじゃん……」 > 「……す、すまない」 > 「んー、カナカナたちがいるってことは、移動しすぎたかな…… (BROKEN:8_20) > 「あ、ああ……」 > 「じゃーねー、カナカナっ」 > 「はい……」 > 「び、びっくりした……」 > 「うん……」 > 「にしても、中村さんって、八弥子先輩のいう事、 (BROKEN:8_20) > 「だね……なんだか不思議な感じだよね……にしても、 (BROKEN:8_20) > 「前は変な呼び方してたよね……」 > 「うん……」 > 「何かあったのかしら……」 > 「ね……」 > 「確実に何かの気配はあるのに……」 > 「見つからないなんて……」 > 「もっと、あっち方に行ってみる?」 > 「うん……あんまり遅くなってもダメだよね、昼に一度 (BROKEN:8_20) (BROKEN:8_20) > 「うん」 > 「さすがにここは結界とかもあるって話だし……いないよね」 > 由布が岩場をキョロキョロと見回していると、大きな岩の上から 黒い影が飛び降りてくる、私は急いで由布を庇うように剣で その影を弾き返す。 > 「グルルルゥ……」 > 「あ、ありがと、鼎……」 > 「う、うん……でも……」 > 「こいつだけじゃないみたい……」 > 「三体も……」 > 「でも……」 > 「うん、やるしか……ないよね…………」 >