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seisai_no_resonance:sce04_01_20_2
放課後になって、由布は遠山先輩に呼ばれて教室を出て行く。
いつもは由布から行くのに、先輩が呼びに来るなんて私が
ここにきて、初めてかもしれない……。
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遠山先輩が来たとき、教室のざわめきは凄かったけれど、
それ以上に私の心もザワザワとしたモノが渦を巻いていた。
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しばらくすると、由布が戻って来くる。
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「ちょっと親族に不幸があったって、私も一度家に帰らないと
(BROKEN:8_20)
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「え、あ、うん……わかったよ」
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「明日には戻ってくると思うから、今日は寂しいかもしれないけど
(BROKEN:8_20)
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「寂しくなんかないもんっ」
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「ふふっ……じゃ、行ってきます」
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「うん」
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そう言って、彼女は遠山先輩と一緒に教室を後にした……。
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親族って……まぁ、親戚だものね……。
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「由布ちゃん、どうしたの?」
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「ご親族に不幸があったんだって、遠山先輩と実家の方に
(BROKEN:8_20)
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「明日には戻ってくるって言ったけど……」
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「そう……なんだ、カナちゃん、今日は寂しいね」
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「もう、恵まで、そういうこという……」
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「ウフフ、冗談……だよぉ…………」
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「帰ろっか」
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「うん」
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食後、恵と別れて部屋に戻って来たけれど、由布がいないだけで、
こんなに寂しいとは思わなかった……。
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恵ともっとおしゃべりしておくんだったなぁ……。
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仕方ないから、ゴロゴロして過ごしちゃおうっと。
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seisai_no_resonance/sce04_01_20_2.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)