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seisai_no_resonance:sce04_01_20_0
朝、妙に寝苦しくて目が覚める。
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由布の目覚まし時計がなるにはまだ少し早い時間だ……。
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でも、起きようかな……。
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と、思った時、何か妙な違和感を感じる。
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とても、優しい香りが私の傍からすることに気がつき、
辺りを見回すと、ふと自分に触れる柔らかいモノがある。
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「ん………………」
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「由布!?」
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あれ、ここって私のベッドだよね……。
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と、一応、確認をする。
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間違ってないよね、ここは私のベッド、そして、なぜだか由布が
私のベッドにいる。
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昨日は何もしてないし、夜寝たときは、別々だったし……。
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「んっ……ん?(BROKEN:8_20)
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オロオロとする私に気がついたのか、由布は眠そうな目を
擦りながら起き上がる。
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「なんで、由布が私のベッドにいるのかなぁ……って」
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「ん~っ……まだ、眠い……」
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「……夜中におトイレ行くのに起きたんだけど、その時、
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「それで?」
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「な、なんとなく……と、いうか、鼎……可愛いなぁ……
(BROKEN:8_20)
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「………………」
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「な、なによ、なんでニヤケるのよ…………」
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「由布は可愛いなぁ……」
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「う、うっさいっ!」
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いつもより二人共少しだけ早起きしたので、ゆっくりと着替えて
朝の準備をしていると、由布がジッと私の方を見ていた。
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「今日はどうしたの……由布ってば…………」
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「タイ曲がってるわよ、っていつも結構適当な結び方してるの
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「そ、そうかな……」
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「直してあげる」
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そう言って、彼女は私の前に立ち、私のタイをといて
結びなおそうとする。
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「こうして……こうで…………」
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「由布のタイっていつもピシッてなってるの、
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「鼎、ちょっと黙ってて……」
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「う、うん……」
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「あれ?(BROKEN:8_20)
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「あ、あれー、どうしてこうなるの……」
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「いや、えっと……なんでかな…………」
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「由布?」
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「由布って……器用なのか不器用なのかわかんないね…………」
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「い、言わないで……なんで出来ないか自分でも分からない
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「自分のは出来て人には出来ないってのはある意味、才能かも
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「くぅ……ま、また挑戦……するわ……今度は絶対にちゃんと
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「あはは……」
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seisai_no_resonance/sce04_01_20_0.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)