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放課後、私は廊下を歩いていた、別に教室にいる事が嫌って ワケじゃなかった。 > 私は近頃、自身の気持ちがよく分からない。 > 廊下から外を眺めると神住姉様が誰かと話をしている。 > 見たところ、姉様のフ(BROKEN:8_20) > 姉様は誰にでも優しい、よっぽど無茶な事を言われない限りは 普通に対応するんだろうな……。 > 姉様はとても優しくて、誰にでも平等にできるように心がけてる。 > 本当にすごい人なのだと、思う。 > 神住姉様のようになりたい……これは私が小さいときからずっと、 ずっと思っていたこと……。 > 早くから巫女の資質に目覚めて、遠山家でも稀代の巫女候補 と呼ばれ、それに見合うだけの行動や知識……。 > どこをとっても、本当にすごい人だと思う。 > 憧れ……。 > そう、憧れの姉様、でも近頃、私は姉様以上に気になっている人が いる……。 > 姉様と比べたら、ダメダメで子供っぽくて、無茶苦茶で……。 > なんだか、傍にいないと心配になっちゃうんだから……。 > 「あいつってば……」 > と、つい呟いた時、一瞬、姉様がこちらを見たような気がする。 > でも、気のせいみたいで、姉様はフ(BROKEN:8_20) 校舎に入っていく。 > 姉様が私に気がついたとしても、わざわざ大きな声をだしてまで、 私を呼び止めることなどしない……。 > 姉様はそういう人なのだから……。 >