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seisai_no_resonance:sce04_01_09_3
いつもの食後の時間、今日は土曜日という事もあってか、
食堂で談笑を行っている人も多く、賑わっていた。
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私は食事の前から松籟会という存在が頭から離れずに
ずっとグルグルとまわって、モヤモヤを溜め込んでいた。
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「鼎、ちょっと、鼎、聞いてるの?」
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「え、うん、たぶん聞いてるよ」
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「たぶんってどういうことかしら?」
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「あ、えーっと、聞いてなかったです……」
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「明日は日曜日だけど、どうするの?」
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「どうするって、いっても……」
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寮生は基本、昼間に街側に行くには学園の許可が必要になっている
らしいけど、日曜日は門限までに戻ってくる事が条件で自由に学園
から出ることが出来るらしい。
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当然、実家が島にある人がほとんどで、家に帰る人も多い。
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私は当然、家は遠いし、簡単に帰ったりできない、それにわざわざ
街に出る用も……なかったと思う。
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どうしようかなぁ……。
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「そ、恵は家に帰るんだっけ?」
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「うん、午前中に家に帰って、午後には寮に戻ってくる予定だよ」
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「由布はどうするの?」
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「私は部屋にいるわよ、特にすることもないし」
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「家に帰らないの?」
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「帰ってもいいんだけど、明日は神住姉様にも会えなさそうだし、
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「ちなみに、由布ちゃんの家って神住先輩の家の目の前にあるの」
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「恵、余計なこと言わない、鼎がそれを知ったところで
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「確かに、そうだよね……」
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「あんたが言うな」
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「それも確かにそうだよね」
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「明日する事がないんだったら、授業の予習復習でもしたらどう?
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「な、なによそれ……」
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「御花会の巫女候補で追試を受けたことのある人って、実はほとん
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「えー、それはやだよ……」
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「だから、予習復習して、追いついて来なさいよ。
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「由布の意地悪……」
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そんなこんなで、明日は勉強会をすることになり、
一応、成績優秀な由布が私を指南してくれる事になった……。
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寝る前に、ふと、松籟会の事を考えていたことを思い出す……。
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でも、今日の疲れもあって、眠気が先に立ち、考えるより先に
意識が眠りへと引き込まれていった……。
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「勉強?」
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由布はあからさまに『なんで?』と言わんばかりに首をかしげた。
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そして、ポンと手をつき、今度は『なるほど』と、言わんばかりの
顔をする。
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「試験の結果、ボロボロだったものね」
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「それは言わない約束だよぉ……」
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「ま、追試じゃないだけマシよ、今月頑張って勉強しておけば、
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「そう思ったから、時間のあるときに勉強しておこうかなって」
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「私は明日、一応、家に帰るから、夕方には戻ると思うけど。
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「あたしは家に帰ってもする事ないし……そうだ、カナちゃん、
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「いいの?」
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「いいわよ、恵に教えてもらって損はないわよ、この子、
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「じゃぁ、遠慮なく……」
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「た、頼りにはならないと、思うから、そ、その、教えたりとか、
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「おっけー、こっちの部屋だよね?」
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「三輪さんは家に帰るって言ってたけど……
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「うん、いいよ。って、いいよね由布?」
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「私はいないけど気にしないでいいから……
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「大丈夫だよ」
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寝る前に、ふと、松籟会の事を考えていたことを思い出す……。
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でも、今日の疲れもあって、眠気が先に立ち、
考えるより先に意識が眠りへと引き込まれていった……。
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「そ、一応だけど、私は実家に帰るから、夕方には戻ってくるわ」
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「あ、あたしも、午前中の間に家に帰るつもり、出来るだけ早く
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「そっか、んーでも一人でも大丈夫だよ、それに勉強しておこう
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「こないだの試験のせいね、ま、仕方ない気もしなくないけど」
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「追試じゃないから、そんなに落ち込まないでね」
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目の前の二人は成績優秀で、恵に至っては学年トップの成績
らしいので、今週返ってきた私のテストの点数がとても惨めなもの
に思えた。
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「ま、7月の期末試験は頑張んなさい」
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「当然、私はこれでも……」
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「前のところでは優秀だったんでしょ、聞きあきたわよ」
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「ぐすん……」
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寝る前に、ふと、松籟会の事を考えていたことを思い出す……。
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でも、今日の疲れもあって、眠気が先に立ち、考えるより先に意識
が眠りへと引き込まれていった……。
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seisai_no_resonance/sce04_01_09_3.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)