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seisai_no_resonance:sce04_01_09_1
「そこまで、勝負ありましたわ……」
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「ぐっ……まさか、こんなヤツに負けるとは……」
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巫女装束から制服姿に戻った中村さんが悔しそうに
片膝をついた状態から立ち上がる。
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「意固地になるからだよ、ヤヤと協力することもさ」
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「う、うるさいっ、私はひとりでも戦える……」
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「ちょっと、マコマコっ……」
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フラリと歩き出す中村さんを八弥子さんが支えようと手を出すが、
彼女はそれを払いのけ、森の方に去っていく。
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八弥子さんは追いかけようとするけど、末来さんに止められる。
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「今はひとりにしてあげた方がいい……」
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「ミライっち……」
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「彼女はとても真面目で優しい子、でも人との距離感がよくわかっ
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「よくわかんないよ……」
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「もう少し、時間をかけてあげてもいいんじゃないかな」
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「ミライっちがそう言うなら、仕方ないか……」
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「それにしても、今回はカナカナもユウも今までと違う感じを
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「前回の模擬戦の時より……なんていうか違和感みたいなモノは
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「私も……なんだか、力が湧いてくるみたいな……」
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「巫女は二人で一人、それはわかっていると思うけれど、お互いが
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「たとえ、一人が強くてもダメなの、お互いが支えになるような、
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「簡単に出来るものではないわ、私も例外ではない……
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遠山先輩はそういいながら、チラリと恵の方を見る。
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その瞳にやや怯えたように恵は小さく跳ね、
その後、うつむき加減で返事をする。
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「は、はい……頑張ります……」
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「では、次の対戦を……」
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こうして、私たちは模擬戦というなの訓練を続けた。
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seisai_no_resonance/sce04_01_09_1.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)