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seisai_no_resonance:sce04_01_05_0
「ふぅ、食べた、食べた~」
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食後、食堂でお茶を飲みながら、由布、恵とくつろぐ事にした。
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食後は消灯時間までは寮内を自由にうろついても怒られる事は
無いので、寮生達の多くは、ロビーか食堂でくつろぐ事が多い。
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由布は今日の模擬戦の疲れかテーブルの上の紅茶を避けて
つっぷしていた。
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恵もやや疲れたという表情はしている。
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実際、私もかなりの疲労感があったけれど、目の前に出される食事
を楽しまずにはいられない性分と体力回復しないと、という意識で
食べている間は疲労感なんてどこかに飛んでいた。
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「カナちゃん、元気だよね」
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「ほんと、なんだろう、イメージ的に体力バカって感じ?」
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「バカじゃないもんっ!(BROKEN:8_20)
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「そんなこと言われてもわかるわけないでしょ?」
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「あ、そっか……」
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「でも、旅行者とかにも人気って雑誌とかでも紹介されてたね」
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「にしても、今日戦ったの?(BROKEN:8_20)
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「え、そんな事ないよ、すっごい疲れたんだから、
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「はぁ、それで太らないんだから、さらにムカついてきた……」
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「あはは、あんま気にしてなかった……」
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「確かに由布ちゃんはすっごい小食だよね」
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「だから……なの?」
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彼女はそんな事をいいながら、胸に手をあてる。
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でも、私と同じように食べてる八弥子さんとか……確かに、
いいモノを持ってますけど、私はそんな大きいわけじゃ……。
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「よくよく考えると恵だってそんなに食べる方じゃない見たいだし
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「た、確かにそうね、あんたの方が大きくないと
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そして、ふたりでチラリと恵の方を見る。
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「あ、でも、勝手に大きくなったモノだから、ね?(BROKEN:8_20)
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「べ、別にうらやましいとか、そんなんじゃなくって……
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「もみ応えはありそうだよね」
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何気なく、手をわきわきしながら、そう言うと、
恵も由布も黙ってしまう。
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「………………」
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「え?(BROKEN:8_20)
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「あんたはオッサンか!?」
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その後、共用の大浴場に三人で向かい、お風呂で疲れを取って、
部屋に戻ってくる頃には消灯時間近くになっていた。
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「なんだかんだで、もうすぐ消灯時間ね……」
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「そうだね、今日は疲れたから、ゆっくり眠れそう。
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「おやすみ、恵」
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「おやすみー」
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「さ、私達も部屋にもどろ」
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「うん」
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部屋に入って、私も由布もベッドに倒れこむ。
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心地よい疲労感が身体中を駆け巡り、すぐにでも眠れそうだった。
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「次は四日後の土曜日か……頑張って強くならないと」
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「強くなったとして巫女に選ばれるかわからないんだよね……」
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「まぁ、そうね……なんでかは解らないけど……」
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「強くある事と巫女になれるって事が違う……
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「分からないわ、でも強さも巫女を選ぶ一つの条件では
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「選ばれる巫女は基本的に戦闘能力も重要だけど、
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「だから、基本的には戦闘力が高いってことは重要なんだと思う」
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「私はもっと……強くなる……」
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「そうだね……」
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「頑張ろうね、由布」
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「…………うん」
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なんだか不思議と由布はあまり力強くない返事を返した。
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どうしたのか、聞こうかと思ったけど、眠気がそれを邪魔して、
私はそのまま意識が遠くなっていった。
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「もう、勝手に色々言って、勝手に寝て……私は…………」
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seisai_no_resonance/sce04_01_05_0.txt · Last modified: 2014/04/23 18:46 (external edit)