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sapphism_no_gensou:7255

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[Unknown] 杏里? 杏里……?

[Anri] う、うーん……。

[Anne Shirley] ああ、よかった、気がついたのね。

[Anri] アンシャーリー……。ボクは、寝ていたのかい?

[Anne Shirley] ええ、ホステスの前でグースカと。とんでもないことだけど、ホステスの方もグースカ寝ていたんだから、おあいこね。

[Anri] そっか……。

[Narration] 杏里はアンシャーリーの顔を見つめる。それは、紛れもなく、杏里がよく知っているアンシャーリーだった。

[Anne Shirley] どうしたの? あたしの顔をマジマジと見て。この美貌をほめても、おクスリしかでないわよ?

[Anri] ううん……。

[Anne Shirley] あら、なんだかハッキリしないのね、寝ぼけているのかしら。なにか、昼寝の最中によい夢でも見れたの?

[Anri] そう言えば、見たな。

[Anne Shirley] どんな夢? 占ってあげる。そして、ぴったりのおクスリを作ってあげるわ。

[Anri] キミの夢だよ、アンシャーリー。夢の中でキミと話をしていたんだ。

[Anne Shirley] まぁ……。

[Narration] アンシャーリーは杏里の顔をしばし見つめた後、ぶつぶつと考え込み始める。

[Narration] やがて。

[Anne Shirley] チーン! こんなんでました。杏里、あなたは月並みながら欲求不満です。今夜は大ハッスルしちゃいましょう。そんなあなたにピッタリのおクスリは……。

[Anri] ねぇ、アンシャーリー。

[Anne Shirley] なにかしら?

[Anri] よかったら、来年もラズベリーを摘みにきていいかな?

[Narration] そうたずねる杏里を、しばらく、アンシャーリーはじっと見つめていた。

[Narration] そして……。

[Anne Shirley] もちろん、いいわよ。

[Narration] アンシャーリーはそう答えた。

sapphism_no_gensou/7255.txt · Last modified: 2013/06/01 22:49 (external edit)