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sapphism_no_gensou:4811

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[Anri] ──ところで、ねぇかなえさん。

[Anri] ミキサーとジューサーと野菜カッター……って、どう違うの?

[Tenkyouin] うん、もちろん格が違うんだが……。

[Anri] いや、そういう話じゃなく。

[Tenkyouin] 大きな違いはカッターの角度や幅だな。

[Tenkyouin] 目的によって、対象をどの程度の細かさまで粉砕するか違うから、刃の質も変化させないといけない。

[Tenkyouin] 最近はカッターの交換だけでミキサーから野菜カッターまでこなす万能タイプもあるから、初心者はその辺が買いだろう。

[Tenkyouin] とりあえず、ジューサーとして使うなら刃は厚くてがっしりとしたものがいい。なぜなら、液体感覚まで粉砕するためには薄く鋭利な刃より、叩ききるような…

[Narration] しまった、失敗した……と杏里が思ったときは遅かった。

[Narration] すっかり解説モードに入った天京院は、延々とミキサーの説明を続ける。

[Narration] これはヘタをすれば深夜モードだぞ……と杏里が逃げ出す算段をはじめたところで──。

[Narration] ピタッ、と天京院の動きが止まった。

[Narration] ちょうど、彼女はコーヒーポットからカップに琥珀色の飲み物を注ぐところで固まったのであった。

[Anri] (──しまった、更なる危機だ!)

[Tenkyouin] うわあああぁぁぁぁぁ─────っ!!!こおひぃがあぁぁぁぁ─────っ!!!

[Narration] 暴れ始めた天京院を尻目に、杏里はこれ幸いと逃げ出した。

[Anri] ごめんよ、かなえさん。ボクも忙しいんだ!

[Tenkyouin] こおひぃがあぁぁぁぁ─────っ!!!

sapphism_no_gensou/4811.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)