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sapphism_no_gensou:2402

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[Narration] そろそろと準備室に忍び込み、後ろ手に鍵をかけると、彼女はすでに杏里を待ち受けていた。

[Narration] イライザは、普段の彼女からは想像できないような、媚びた視線を杏里に送った。

[Eliza] 杏里様……どうぞ。

[Narration] 誘われるまでもなく、杏里の身体はイライザの背後に滑り込む。

[Narration] 抱きしめながら、その身体を押し上げる。イライザはテーブルの上に押しやられる格好になった。

[Eliza] こんなところに……お行儀が悪いですよ、杏里様。

[Anri] せっかくのデザートだもの、ちゃんとテーブルにつかないと……。

[Narration] そう言いながら、互いのぬくもりを交換するように肌をすり寄せる。

[Anri] ……このごろボクも忙しかったし、こうするのは久しぶりだね、イライザ?

[Eliza] ふふ……そうですわね。

[Narration] 杏里の手がスカートの裾を割り、すべらかなお腹を撫でまわす。

[Narration] そのまま手を上にずらしていくと、布地が持ち上げられて、イライザの下半身があらわになった。

[Anri] どう……寂しかった?

[Eliza] ええ、杏里様にこうしていただくのを、夢にまで見ましたのよ。

[Narration] くすくすと、いたずらっぽく笑う。

[Narration] 杏里は不適な笑みを浮かべつつ、イライザの衣服の奥へ奥へと指を滑らせていった。

[Anri] じゃあ、寂しいときはひとりでどうしていたの?

[Eliza] まあ!

[Narration] イライザは笑みをたたえたまま、杏里を咎めた。

[Eliza] そんなはしたないことを……言えるわけがありませんわ。

[Anri] 聞きたいな、どうしても……。

[Narration] 杏里の人差し指が、さっと下着の上からイライザの胸の突起を撫で上げた。

[Eliza] ──あっ!

[Anri] こんなことをしていたんじゃない?

[Eliza] もう……意地悪ですよ、杏里様。

[Anri] そうさ、知らなかった?

[Narration] 杏里の愛撫は徐々に本格的になっていた。

[Narration] イライザの乳房をやさしく揉みあげ、耳元やうなじに吐息を吹きかけ、彼女自身のふくらみをイライザの腕に押しつける。

[Narration] イライザのため息はすっかり熱くなっていた。

[Anri] どうなの、イライザ?ひとりの時は、どうやって慰めていたんだろう?

[Eliza] それは……。

[Narration] イライザは睫をふるわせながら、ささやくようにしゃべりはじめた。

[Eliza] 杏里様に……かわいがっていただけない時は、こうして、自分で自分を慰めておりましたわ……。

[Narration] イライザの指先が、おずおずと股間に触れる。

[Eliza] 切なくなってしまったら……こうして、胸やここを……自分で……。

[Anri] 触るの?

[Eliza] はい……こすったり……どこかに押しつけたりして……。

[Anri] 自分の部屋で?

[Eliza] いえ……メイドは二人部屋ですから……お手洗いですとか、シャワー室で……。

[Narration] 口に出すうち、イライザの興奮も高まってきたらしく、彼女は自分の恥ずかしい告白にすっかり心を奪われているようだった。

[Eliza] 乳首を……ぎゅっと押しつぶしたり、割れ目に……こう、指を這わせて……。

[Narration] イライザの指が実際に上下する様子を杏里は妖しく見つめた。

[Eliza] ああ……っ、そうすると、ここが……ここが尖ってきて……固くなって……!

[Anri] そうしたら、どうするの?

[Eliza] ゆ、指で……指で挟んで、こすると……剥けて、感じやすい芯がさらされて……。

[Narration] イライザは実際に自分の秘芯がさらされたかのように、ビクッと身を震わせた。

[Eliza] そうすると……ああっ……もう、もう声が押さえられなくなって……あっ、あ、あ、……いや、切ないです、杏里様……。

[Narration] 頷いて、杏里はそっとイライザの耳元に囁いた。

[Anri] いいよ、イライザ。触ってごらん……。

[Eliza] うっ、あっ、ああっ、あ、うーーーっ!!

[Narration] イライザは自分の秘芯を摘むようにしてねじ上げた。乱暴にも見える行為に最後の後押しをされて、イライザの全身が痙攣する。

[Narration] ──ふっ、とイライザの力が抜けた。どうやら、軽くイッたらしい。

[Eliza] はあ……はあ、はあ、はあ……。

[Anri] 疲れた、イライザ?

[Narration] 杏里がつとめて優しく尋ねると、イライザはにっこりと首を振った。

[Eliza] いいえ……これだけでおしまいなんて……寂しいですもの。

[Narration] 杏里も優しく微笑むと、では……と更に目を輝かせる。

[Anri] じゃあ、もう少し苛めようかな……。ボクのことを想ってするのは、ひとりの時だけ?

[Eliza] まあ……そんなことまで言わせたいんですの?

[Narration] 呆れたように言って、イライザは艶やかに微笑んだ。

[Eliza] いくら私でも、いつも妙なことばかり考えているわけではありませんわ。

[Eliza] でも──その、ごくたまに、そうですね、お仕事中に切なくなってしまうことも……そうしたら……。

[Anri] そうしたら?

[Eliza] お客様に見えないように、そっと……。

[Anri] へえ……。

[Narration] 杏里は聞き役に徹し、イライザの告白を引き出すことに集中していた。

[Narration] むろん、その間も愛撫の手はゆるめない。

[Eliza] 鞄や……洗濯物でかくして、触ります。押しつけるだけでも、いい……。

[Eliza] いつもは、それだけ……。濡れてしまわないうちに、やめます。

[Anri] 本当かな?

[Narration] 杏里はイライザの胸を強く握った。

[Eliza] ──ああっ! 杏里様ぁ!

[Anri] 本当にやめてしまうの?イライザはこんなに感じやすいのに、本当にやめてしまえるのかな?

[Eliza] あ……あ、それは……っ!

[Narration] 激しくなった愛撫に身悶えながら、イライザは恍惚と言った。

[Eliza] は……はい……濡れてしまうこともあります。は、恥ずかしいぐらい、ぐっしょりと……。

[Anri] 悪い子だね、イライザ。

[Eliza] ああ……だって、だって……我慢できなくて……杏里様のことを考えたら……。

[Anri] ボクのことを考えて……それで、そんなにイヤらしくなってしまうの?

[Eliza] はい……はい、そうです。私、杏里様のことを考えると……本当に、イヤらしい子になってしまうんです。

[Eliza] いやだ……こんなになってしまって……。

[Narration] すっかりあふれて、下着が透けるほどに濡れてしまった自分のそこに目をやって、イライザは恥ずかしそうにつぶやいた。

[Anri] かわいいよ、イライザ……。

[Narration] めくれあがっていたスカートを完全に持ち上げて、杏里はイライザの恥ずかしい部分を灯りのもとにさらした。

[Eliza] あ……いやぁ……恥ずかしい。

[Anri] ねぇ、イライザ。いつもしてるように、してみせておくれよ。

[Eliza] ……え?

[Anri] いま、ここで。ボクを想って、いつもしているようにいじってみてくれないかな?

[Eliza] はい……。

[Narration] イライザはぼうっとしたまま頷いて、本格的に自分を慰め始めた。

[Narration] 胸への愛撫は完全に杏里にまかせ、濡れそぼった自分の秘裂をなぶりにかかる。

[Eliza] ああ……杏里様……杏里様ぁ!

[Narration] イライザの指の動きにあわせ、卑猥に変形するさまが見て取れるほど濡れて透けたそこを、じっと杏里が見つめる。

[Narration] その視線がまた、イライザの火照りを加速していく。

[Eliza] あっ、あ……杏里様……わ、私は……いけないメイドですわ……ご主人様の前で、こんな……淫らな……!

[Anri] いいよ、イライザ。好きなだけ乱れていいからね。

[Eliza] いいっ……ああ、いいっ、……杏里様ぁ!

[Narration] 杏里の許しが最後のたがを外したものか、イライザは無我夢中で快楽に浸りはじめた。

[Narration] 杏里は彼女の痴態を隠しそうになるスカートを持ち上げると、その裾をそっとイライザにくわえさせた。

[Eliza] んっ……ん、んんっ……ふっ、ふう……ふう……んんっ……!

[Narration] みずから恥部をさらすような格好で、ひたすら快楽をむさぼるイライザ。

[Eliza] んんっ、んっ、んっ、ん……!んっ……んんーーーっ!

[Anri] イライザ……ほら、イッていいよ。

[Narration] 杏里の指が、イライザの胸の尖りを摘み、挟み、押しつぶした。

[Eliza] ん──────っ!!!

[Narration] イライザの全身が突っ張るように硬直した。

[Narration] さんざんなぶられてぐっしょりと濡れた部分だけが、びくびくと痙攣するのがわかる。

[Narration] やがて、くたっとイライザが杏里に体重を預けてきた。

[Anri] ……かわいかったよ、イライザ。

[Eliza] 杏里様……。

[Narration] まだ余韻にひたりながら、イライザは妖艶に光る瞳で杏里を見つめた。

[Eliza] 愛してます……杏里様。

[Anri] ボクもだよ、イライザ。──愛してるよ、かわいい子猫ちゃん。

[Narration] ふたりは、そっと口づけをかわした。

[Eliza] ……あ、でも……。

[Anri] どうしたの?

[Eliza] 自分ばかり気持ちよくなってしまって……私、杏里様に、何も……。

[Anri] ああ、そういえば……。

[Narration] 杏里は自分でも初めて気がついたように言った。

[Eliza] あの……なんでしたら、まだお時間はありますし……私、お舐めしましょうか?

[Anri] うーん……。

[Narration] しばし唸り、杏里は首を振った。

[Anri] いや、いいや。なんだか精神的にすごく満足した気がしてて……今はこのままがいい。

[Eliza] そうですか?

[Narration] イライザはちょっと不服そうにも見えたが、それ以上は言わなかった。

[Eliza] それでは杏里様、私は仕事に戻ります。

[Narration] 先ほどまでの痴態など想像もさせないようなキビキビした動きで、イライザは杏里に会釈した。

[Narration] 濡れた下着は脱いでしまい、スカートの下はノーパンという有様だが、イライザの様子に普段と違う所はまったく感じない。

[Anri] うん、お疲れさま。

[Anri] ……けど、なあ……。

[Eliza] どうか、いたしましたか?

[Anri] いや、いつも、こうして愛し合ったあとに思うんだけど……ボクって、イライザの本当の姿って見てないよねぇ。

[Eliza] ──まあ。

[Narration] ちょっと驚いたように、イライザは目を丸くした。

[Eliza] どうして、そう思われますの?

[Anri] なんでだろ? ……自分でもよくわからないや。いつものイライザと、エッチしてる時のイライザが、すごく違うからかな。

[Narration] それは、杏里の本能的な直感による感想だったかもしれない。

[Narration] イライザはしばし感心したように杏里を見ていたが、やがて首を振った。

[Eliza] 私は杏里様にかわいがっていただくのが大好きな、ただのメイドですわ。

[Eliza] 杏里様のことを想って、仕事中でもイヤらしい気分になってしまう、エッチな女の子です。

[Eliza] それでいいじゃありませんか?

[Anri] うん……。

[Narration] 杏里は何か言いたそうにしたが、すぐ気分を切り替えた。

[Anri] まあ、いいか。

[Eliza] そうですわ、杏里様。

[Anri] そうだね、どうでもいいよね、こんな話。さて、もう行くよ。

[Eliza] はい、お気をつけて。早く犯人が見つかるよう、願っておりますわ。

[Anri] うん、イライザも仕事の方、頑張ってね。

[Narration] 軽く手をあげて、杏里は歩み去った。

[Narration] イライザはその背にそっと会釈し、見送った。

sapphism_no_gensou/2402.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)