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okujou_no_yurirei-san:2612

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あー、よーやくホシューも3日目かぁ……。まだ、あと半分以上もあると思うと、気が滅入る。

だけど、気が滅入るのは授業中だけ。昼休みと放課後には愛来と会える!

昨日、愛来との話でさすがに、オレもオモウトコロがあって、今日はちょっとだけ早起きしてみた。

……寝ぼけている時間が増えただけで、あまり変わらなかった。んー、まだまだだな。ジカンは手強い。

まぁ、とりあえず遅刻しなかっただけでいっか。遅刻したらモトモコモねーしな。

とりあえず、ちょっとは早くガッコー着いたんだし。教室行って、寝てよーかな。

……お、あれは。

古場陽香

よう、結奈じゃねぇか!

遠見結奈

あら、陽香。今から補習?

学食んとこから出てきたのは、結奈だった。こいつもクールな、オレの友達。そして、まだ未完成のラブロックの師匠!

今日、このタイミングで会えるなんて、まさにウンメーだな!

古場陽香

おう! 今日もこれから、お昼まで4時間分、バッチリだぜ!

遠見結奈

なんで補習受けてるのに、そんなに楽しそうなのよ……。

お、なにそのグモン。

古場陽香

え? だって、終われば好きな人と一緒にランチなんだぜ? ハッピーになれないわけねーだろ!

遠見結奈

ああ、そうだっけ。そんな不純な動機で補習受けてるの、きっと陽香だけね。

古場陽香

不純? そんなわけねぇだろ! オレは誰よりもジュンスイだぜ!

遠見結奈

はいはい……。

古場陽香

補習はクソつまんねーけど、終われば愛来と一緒に飯食って、話できるんだぜ! ああもう、こんなサイコーな夏休み、ありえねぇ!

遠見結奈

愛来って……、有遊さんも陽香って言ってたわね。よかったわね、仲良くなれて。

古場陽香

ん? おお! これも全部、結奈のおかげだぜ! サイッコーに感謝してる!

遠見結奈

え? 私?

古場陽香

おう! だって、結奈のアドバイスのおかげだぜ? なにしていいかわからなかったオレに、まずはトモダチになってみろって言ってくれたべ?

遠見結奈

え? あ、ああ……、確かに言ったけど……。

な! それ、すっげーうまくいったんだぜ!友達にもなれたし、愛来って呼べるようにもなった! これでもう、告白までなんの問題もねぇ!

肝心のロックがまだ完成してないこと以外は。だけど。

遠見結奈

でも、それって当たり前のことでしょ?

古場陽香

それがありがたかったんだってば! 当たり前のことも考えつかなかったくらいだったんだからさ。

古場陽香

それに、あの歌、あれもどんどん完成に近づいてるしな! これも結奈のアドバイスがなかったらできなかったぜ!

遠見結奈

あ、ああそう、あの歌詞も、ね……。

古場陽香

まだ、結奈にOKもらえてねぇけどさ! 今、どんどんインスピレーション、降りてきてるんだぜ! 補習の最中とかもう、ガンガンキテるんだ!

そう。昨日の夜もガンガンにキやがった。おかげで、早く寝ようと思ってたのに、また夜更かししちまったしな!

遠見結奈

いや、補習はまじめに受けないさいってば……。

古場陽香

だって、降りてくるのは止めらんねぇべ? もうすぐ、完成するぜ! そしたらまた、見てくれよな!

遠見結奈

あぁ……、やっぱり見なきゃダメ?

古場陽香

あったりまえだろ!? 結奈が見てくれなきゃ完成しないんだってば!

結奈からOKがもらえれば、もうなにも怖くねぇ! ぜってぇ成功するって信じられる!

古場陽香

あのラブロックが完成すれば、あとは学園祭のステージでカマしてやるだけだぜ! 愛来の目の前で、オレの魂の叫び、響かせてやるのさ!

遠見結奈

ああ、そう……。

遠見結奈

って、学園祭!?

古場陽香

おう!

遠見結奈

陽香、あなた、学園祭のステージであの歌、歌う気なの!?

古場陽香

もちろん! 最高だろ? 学園祭のステージで、たった一人のために歌うんだぜ? これ以上のロックなこと、ありえねぇだろ!

遠見結奈

ほ、本気なの?

古場陽香

いつだって、本気だぜ!

てか、なにをそんなに驚いてるんだ、結奈。

同じ学校にいる愛来に告白するんだぜ? 学園祭以外に最高のステージって他にあるか?

古場陽香

ほら! もう参加シンセーショだって書いてきたんだ!

オレ、部活やってないから、ステージとか無理だと思ってたけど。

調べてみたら、ユーシサンカってのもアリなんだってな! ソッコーでセンセから申請書もらって、書き上げた。ああ、なんかセンセもなんか不思議そうな顔してたっけ。

オレは結奈に得意気に、もうすでに記入済みの申請書を見せてみる。

あれ? 結奈、なんか変な顔してね?

遠見結奈

待ちなさい、陽香。なにこれ、内容、ロックって。

古場陽香

なにって……、ロックだろ? オレがやるんだから。

またグモンか? オレがステージでカマすんだから、ロックしかねーべ?

遠見結奈

バカ! こんなんじゃ、落とされちゃうでしょ! 誰でも申請が通るわけじゃないのよ!?

古場陽香

ええ!? マジ!?

それじゃ、ステージに立てねぇじゃん! それはマズイ。ケーカクが全部パーだ!

遠見結奈

当たり前でしょ! ほら、よく見せて! 少しでも不備があると、すぐに落とされるんだからね、こういうのって!

うわ、そりゃマジか。ひったくられるままに、オレは結奈に申請書を見てもらう。目を通した結奈からは、予想通りダメ出しの嵐で。

遠見結奈

内容は有志による音楽演奏とかにしておきなさい。希望理由とかは、日頃の練習成果の発表とかにしておくの。

古場陽香

お、おう……。

そんな難しいこと、書かなきゃダメか? こういうのって、シンプルにぶつけるもんじゃねーの?

遠見結奈

申請さえ通っちゃえば、あとは多少のことは気にしないはずだから。それらしいこと、書いておくの。

そ、そういうことか。オトナのシャカイってヤツだな。

古場陽香

はぁー、さすがだな、結奈。

遠見結奈

これくらい当たり前でしょ?

古場陽香

いや、そーかもしんねぇけどさ。オレにはそんなこと、思いつきもしなかったからさ。

古場陽香

うん、ほんと、結奈はすげぇ! クールに体制と付き合えるくせに、中身はロックじゃねぇか!

テイサイだけとりつくろって、心の中では中指立てる。そういうのもアリだよな! 心さえロックなら、スーツ着てヒールはいてるヤツでもオレはバカにしねぇ。

古場陽香

うん、結奈も絶対、オレのステージ見に来てくれよ! いや、結奈にも見届けてほしいんだ!

古場陽香

オレの愛のジョージュをさ!

遠見結奈

はいはい……。

古場陽香

また、シンセーショ、出す前に見せるからさ、チェックしてくれよ!

遠見結奈

わかったわよ。それより、時間いいの?

古場陽香

うわっ、ヤベ! 絶対遅刻できねぇんだよ!

あと5分あるか? 結奈と話してたら、いつの間にか時間がたっちまった。

せっかく、早めに来たのになぁ。いや、早めに来たから、結奈に会えたんだし、申請書も見てもらえたんだしな。

でも、遅刻だけは絶対にできねぇ。

古場陽香

補習まで遅刻したら、愛来と一緒に昼飯食えねぇんだ!

遠見結奈

急ぎなさい。そろそろ、チャイム鳴るわよ。

古場陽香

おう、行ってくる! またな、結奈!

遠見結奈

はいはい、またね。

そう言って見送ってくれる結奈に背中向けて、オレは教室までダッシュ。

さてと、今日の授業ではどんな詞がおりてきやがるかな。ああ、それもけっこう楽しみだ!

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okujou_no_yurirei-san/2612.txt · Last modified: 2013/06/01 22:49 (external edit)