User Tools

Site Tools


atelier_no_koibito_tachi:s006
;//S006「春休みになって……」
#savetitle 春休みになって……


;**璃紗の部屋
#bg bg01c
#wipe fade


;♂MP02
#bgm 0 bgm02


#mes on
#system on


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0408
【Risa】「はぁぁ〜、やっちゃったわ……」
思いっきり、自己嫌悪中の私。
美夜を探して、授業を受けさせるつもりだったのに……
#voice risa_0409
【Risa】「まさか自分も一緒に、サボっちゃうなんて」
昼休みの間、今までの自分についての告白をしたり。
美夜の過去話が聞けたことは、良かったんだけどね。
――あれは私たちには、何より大事なコトだった。


#cg 1 tri01f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0410
【Risa】「なんて言うのかな……絆が前よりも、深まったように感じるのよね」
お互いがお互いを求め、それが今やっと巡りあった、みたいな。
ちょっと運命の出会いっぽい。
#voice risa_0411
【Risa】「運命かぁ、ふふふっ……あっ、いけないわ。今は反省の時間なんだからっ」
恋はとっても大事。
美夜のことも、誰より大事だけど。


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0412
【Risa】「サボりは……やっぱり、いけないわよね」
美夜も言ってたけど、私ってすごく流されやすいのかもしれない。
『不良化』がますます、進んでいく感じだし。
#voice risa_0413
【Risa】「それに……授業中にあんなことするのも、本当はダメよね」
一年生会の七海さんや紗良さんも、パートナーと学園でエッチしたって話は、前に少しだけ聞いたことがあった。
それにたまたま、見てしまったことだってあったし……
#voice risa_0414
【Risa】「でも、いくら誰も来ないアトリエとはいえ、授業中にしてるのは……きっと、私たちくらいよね」
こんなことじゃ、ミカエル様に顔向けできそうにないわ。


#cg 1 tri08f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0415
【Risa】「要するに、流されなきゃいいのよね。自分の心を強く持つのよ」
それは、わかっているのだけれど……
美夜と一緒にいると、そんな決心なんてたやすく崩れさってしまう。


#cg 1 tri01f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0416
【Risa】「綺麗な美夜の瞳で見つめられると、ドキドキが止まらなくなっちゃう……」
クールに見えて、実はかなり情熱的な美夜。
だから私はその視線を受ける度に、胸をときめかせてしまう。
#voice risa_0417
【Risa】「それに……美夜の声を聞いたり、触れ合ったりしていると、他の事がどうでもよくなってきちゃうのよね」
これではまるで、病気みたいじゃないかしら。


#cg 1 tri05f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0418
【Risa】「はううっ、もしかして……私ったら完全に、美夜中毒になっているんじゃないかしら」
自分で言った『美夜中毒』という言葉に、思い当たるふしがいくつかあった。


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0419
【Risa】「そういえば最近は一日中、美夜のことを考えているわね……こうして目を閉じても、浮かぶのは美夜の顔ばかり」
綺麗な、美夜。
イジワルな、美夜。
優しい、美夜。
色々な表情を見せる美夜が、浮かんでは消えていく。
#voice risa_0420
【Risa】「それから勉強している時だって、気付いたらノートに美夜美夜美夜……って、名前を書いていたこともあったわね」
ノートが勿体ないから、ちゃんと後で消したけど。
あれって、無意識にやってしまうのよね。


#cg 1 tri06f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0421
【Risa】「もし、美夜がいなくなったらどうしよう……って、寝る前に急に考えちゃった夜なんて、想像だけでも泣けてきちゃったし」
想像で、これだけ悲しいってことは。


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0422
【Risa】「ありえないとは思うけど……もし美夜が転校でもしたら、きっと私もその後を追っていきそうだわ……」
やるわね、今の状態なら絶対、追いかけてしまうわ。


#cg 1 tri01f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0423
【Risa】「想像といえば、美夜そっくりに作られた、綺麗な人形があったりしたら、きっと可愛いんだろうなぁ」
先日、隣り街のドールショップを見に行った時、ついそんなことを考えてしまったのよね。
#voice risa_0424
【Risa】「美夜の写真を持っていって、オーダーメイドでそっくりに作ってもらったら、かなり高くなりそうよね……」
でも作ってもらったら、この部屋に置いて一緒にいられるのよね。
勉強で疲れた時に見つめたり、撫でて愛でたりしたら、素敵だろうなぁ。


#cg 1 tri02f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0425
【Risa】「最高に可愛いわ、美夜人形。あぁ〜、思いきって作っちゃおうかなぁ」
もちろん美夜人形には、ゴスっぽいコスチュームを着せてあげたい\001
#voice risa_0426
【Risa】「一緒にご飯食べたり、一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たり……」
想像というより、妄想に近い世界がどんどん広がっていく。
#voice risa_0427
【Risa】「きっ、キスとか……いっぱい、しちゃったりして。着替えさせてあげる時、服を脱がせたりしたら……ふふふっ\001」


#cg 1 tri05f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0428
【Risa】「そして、そして、そして……あぁぁっ、興奮しちゃうじゃないっ!!」
自分で自分に呆れまくった。
もう、私ったらなんてことを想像しているのよ……まったく。


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0429
【Risa】「これじゃ私、美夜中毒そのものよ」
美夜の変態がうつったのかと思うくらい、ダメ人間的なこと考えてしまったわ。
#voice risa_0430
【Risa】「自分で自分がイヤになってくるわ……いつからこんなキャラになっちゃったのかしら」
こんなことじゃ、いけないわ。
少し、頭を冷やさなきゃ……でも、どうすればいいのかしら。


#cg 1 tri08f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0431
【Risa】「……そうだわ、ちょうどもうすぐに春休みになるし、『美夜断ち』をすればいいのよ」
休みに入れば、美夜は家の仕事の手伝いで忙しくなるから、当分会えなくなるし。
その間に私は、強い心と精神を手に入れればいいのよ。


#cg 1 tri09f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0432
【Risa】「そして心身共に、真人間になるのよっ!」
私はそう、強く誓いを立てたのだった。


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;**璃紗の部屋
#bg bg01a
#wipe fade


#mes on
#system on


そんな決意と共に、始まった春休み。
最初に予想した通り、美夜は家の仕事が忙しくて、あまり会えなくなった。
そして私は勉強や家事をして、毎日を過ごすことになった。


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0433
【Risa】「とは言っても、ちゃんと計画は立てないといけないわよね」
春休みは案外、短いから。
その間に、いかに充実した日々を送るか……しっかりと決めておかないと。


#cg 1 tri01f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0434
【Risa】「まずは勉強よね。春休みは宿題は出ないけれど、ちゃんと1年の復習をしておかないと」
休み前に買っておいた問題集。
これは1日何ページ進めていけば良いのか、計算する。


#cg 1 tri02f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0435
【Risa】「うん……よし、これでいいわ。毎日進んだ分だけ、カレンダーでチェックすれば大丈夫ね」
これで勉強は、完璧……


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0436
【Risa】「でも待って。もしかしたら……予定外のことが起きるかもしれないわ」
勉強できない日も、何日かあるかもしれない。
#voice risa_0437
【Risa】「もうちょっと、調節のきく感じにした方がいいかしら……だってほら、いきなり一年生会の集まりがあるかもしれないし」


#cg 1 tri05f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0438
【Risa】「そ、それに……美夜とデートとか、するかもしれないじゃない」


#cg 1 tri01f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0439
【Risa】「多分、このあたりに誘われるかもしれないわ……ふふふっ、えーと、この日は勉強は休みにして」
#voice risa_0440
【Risa】「そうだわ、デートの前の日はお菓子も作りたいわね。美夜の好きそうなのを作って、持っていきたいもの」


#cg 1 tri02f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0441
【Risa】「だからこのあたりは、夕方からお菓子作りっと♪」


#cg 1 tri01f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0442
【Risa】「部屋デートも、何回かありえるわね……その場合、掃除もちゃんとしとかないとダメね」
#voice risa_0443
【Risa】「あとは……あっ、デート用に服も買いたいわ。買い物に行く日も決めないと」
その後も試行錯誤したうえで、春休みの計画がやっとでき上がった。


#cg 1 tri02f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0444
【Risa】「はぁ〜、やっとできたわ〜、完璧よ。これぞパーフェクトの計画よ♪」
これを決めるだけで、どれだけ時間を費やしたかしら。
#voice risa_0445
【Risa】「この通りに、春休みは過ごせば……ふふふっ」
一人笑いながら、もう一度その計画書に目を通す。


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0446
【Risa】「あっ……でもこれだと、問題集を一日20ページもやらないといけないわっ」
それにせっかく、美夜断ちすると決めたのに。
美夜のために空けてある予定が多すぎる。


#cg 1 tri08f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0447
【Risa】「も、もう……何やってるのよ、私。こんなのダメよっ」

;//SE:紙をビリビリやぶく音
;♀SE005
#se 0 SE005


春休みの計画書を私は自分の手で破棄した。


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0448
【Risa】「美夜、こんなところまで私を惑わすなんて……」
私はもう一度、あまり無理のない、勉強のみの計画書を作り直した。


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;**璃紗の部屋
#bg bg01a
#wipe fade


#cg 1 tri01f 400 0
#wipe fade



#mes on
#system on

 
#voice risa_0449
【Risa】「よ〜し、今日のノルマ終了」
ノートを閉じて、おもいっきり伸びをする。
勉強は予定通りに進んでいて、それはとても良いことなんだけど。
私は携帯を取り出し、ジッと眺める。


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0450
【Risa】「美夜……かなり、忙しいのかしら」
やっぱりどうしても、美夜のことが気になってしまう。
たまにメールを送ったりはしているけど、見るヒマがないのか、返事はだいぶ後になって送られてくる。
#voice risa_0451
【Risa】「少しは、お休みしたっていいのに……って、何言ってるのよ、私」
やっぱり、わがままよね。
美夜は将来、親の会社を継ぐ為に頑張っている。
だから今からお手伝いをして、色々勉強しているところなのよ。
自分の寂しさを、ぶつけたりしちゃだめよ。
#voice risa_0452
【Risa】「ダメ、なんだから……」
そう思えば思うほど、美夜のことが浮かんでしまう。
#voice risa_0453
【Risa】「こんな私をみたら、美夜……なんて言うかしら」


#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade


;//SE:携帯の音
;♀SE006
#se 0 SE006


#bg bg01a
#cg 1 tri04f 400 0
#wipe flash


#mes on
#system on


#voice risa_0454
【Risa】「ふぇぇっ!? な、なんだ……メールかぁ」
タイミング悪くて、びっくりしたわ。
長い夢から覚めたように、私は現実に戻ってきた。


#cg 1 tri09f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0455
【Risa】「……って、私ったらなんて妄想しているのよっ!」
100回、可愛がってもらうって、一体何なのよっ。
美夜色に染まるとか、意味不明よっ。


#cg 1 tri05f 400 0
#wipe fade



思い返すと、自分でも恥ずかしくなってきちゃう。
でも美夜と最近エッチしたのって、春休みになる前だから……
あれから結構、経っているのよね。


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0456
【Risa】「……だから、そういうことは考えちゃ……ダメよ」
美夜としたエッチが、心のスクリーンに鮮やかに甦ってくる。
その途端、身体が熱くなってきた。


#cg 1 tri05f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0457
【Risa】「あっ……ダメなのに、考えちゃダメなのに……ぁぁ」
どくんどくんと、胸が高鳴って。
大好きな美夜の唇の感触や指、そして甘い声が思い出されて、私を包みこんでくる。
何だか、すごく切ない。
私は我慢ができなくなって、手が自然にスカートの中へと入ってしまった。
#voice risa_0458
【Risa】「んんっ……あぁ、美夜……」
美夜の愛撫を思い出しながら、ショーツの上から割れ目にそって指を動かす。
#voice risa_0459
【Risa】「ああっ……美夜……はぁ、はぁ……そこ……ぁん、恥ずかしいの」
美夜に愛されている、そう想像するだけで、私のあそこはぐっしょりと濡れていた。
会いたいと思う気持ちだけじゃなくて、体までもが美夜を激しく求めている。
#voice risa_0460
【Risa】「本当に……私、どれだけエッチになってしまったのかしら……んっ、あぁ\001」
いけないと思いつつも、指を動かし続ける。
#voice risa_0461
【Risa】「美夜……ああっ、そう……美夜はここを、こんな風に触ってくれるのよ……はぁ、あぁっ」
美夜がするように、私の感じるところを探りながら、ぐいぐいと指を動かしていく。
#voice risa_0462
【Risa】「はぁん……そこ、らめぇ……感じちゃうの、美夜……はぁ、はぁぁ」
美夜を想像しながらも、私は途中で手を止めた。
やっぱり、ダメ……こんなのダメだわ。
私、やっぱり美夜に……
#voice risa_0463
【Risa】「はぁ、はぁはぁ……美夜、貴女に会いたい……すごく会いたいよ」
美夜断ちなんて、私にはできそうもない。
美夜に会いたい、会いたくてたまらない。
美夜のことを考えるだけで、もう……

;//SE:携帯の音
;♀SE004
#se 0 SE004


#cg 1 tri03f 400 0
#wipe fade



#voice risa_0464
【Risa】「……また……メール? ううん、違うわ。この着信音は……」
私は慌てて、携帯に飛びついた。
#voice risa_0465
【Risa】「も、もしもし……美夜」


#cg 1 tmi01p 200 0
#cg 2 tri03f 600 0
#wipe fade



#voice miya_0350
【Miya】『どうしたの、慌てた声なんて出して。そんなにわたくしの電話、待ちわびていたのかしら?』
ああ、美夜だわ、本物の美夜の声。
こんなタイミングで声が聞けるなんて、私は嬉しくて、身体が震えてしまった。


#cg 2 tri05f 600 0
#wipe fade



#voice risa_0466
【Risa】「美夜を、待っていたの……」


#cg 1 tmi03p 200 0
#wipe fade



#voice miya_0351
【Miya】『……えっ?』
私の素直な反応に、受話器の向こうの美夜は困惑している様子だった。
だって今の私は、めちゃくちゃ美夜不足だったから。
美夜を思って、自分ででしちゃうくらい、美夜を求めていたから。
そして……
#voice risa_0467
【Risa】「美夜に会いたいの……今すぐ、ウチに来てっ」


#cg 1 tmi01p 200 0
#wipe fade



#voice miya_0352
【Miya】『璃紗、貴女……』
思わずそんなことまで、言ってしまった。
それほどまでに、私は美夜を欲していたの……


;**暗転
#mes off
#mes clear
#system off
#bg black
#cg all clear
#wipe fade



;♂MS
#bgm 0 stop 1000


;//END
#next2 S007

atelier_no_koibito_tachi/s006.txt · Last modified: 2018/05/22 17:15 (external edit)